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文字で見える化トークショー開催! パン職人の地域活動で実現したい共生社会への想い [2022年05月17日(Tue)]
こんにちは。
スタッフの川口です。

今日は5月15日(日)に文化センターで開催された「春の回廊アート2022 多賀城の桜パントークショー」をレポートします。

ゲストの羽生裕二さんは塩竈市の浦戸諸島を舞台に島の資源を使っての島おこしをしている「浦戸花物語プロジェクト」の発起人であり、パン職人でもあります。先天性の聴覚障害で、筆談などの文字言語が第一コミュニケーション手段です。

そんな羽生さんに、多賀城の桜を使用した桜酵母の制作秘話や地域への想いについてのトークショーでした。

主催は多賀城市文化センターでしたが、多賀城市の市民文化創造課や文化財課、多賀城市市民活動サポートセンターが協力タッグで開催しました!

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こちらは始まる前に進行を確認中。モニター2台で文字を映し出します。
何度も打ち合わせを行い、今日を迎えました

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文化センターの中関施設長のあいさつでスタートしました!聞き手は市民文化創造課です。すべて文字情報での見える化されています!

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羽生さんの資料を映し出し、手話も勉強中のたがさぽスタッフが音声サポート。
だれもが普通に参加できるための合理的配慮は大切です。


羽生さんは2014年に浦戸諸島を訪れた時、大震災の津波被害や高齢化による過疎化問題の深刻さを知り、何かできることはないかを模索したそうです。

お花やハーブの生産活動を行っている団体がいくつかあり、パン職人の自分ができることは、新たな活用方法を模索することだと感じたそうです。

独学で自家製酵母の勉強をした後、技能を習得し、2018年にクラウドファンディングで開業資金の一部を募り、塩竈に喫茶店を開業。活動を正式にスタートしました。

喫茶店を経営する中で、いろいろな相談をされることが多かったそうです。
そこで生きづらさを抱えているのは、障害者、LGBTなどのマイノリティだけとは限らないことに気づいたそうです。

羽生さんの信念は“生まれ持った体の不自由と育った環境は、人生を制限する理由にならないと社会的に証明する”こと。

そのために、何らかの障害の持つ人の社会的事例を増やし、共生思想を広めるため垣根を越えて活躍することを目指しているそうです。

羽生さんが目指すのは、「誰もが面白くて暮らしやすい地域を創る」こと。積極的に関わることで、耳の聞こえない人との実体験で知ってもらえるよう意識して行動しているそうです。

面白い地域にするためには、相互理解を促し、情報発信の偏りをなくすことが不可欠です。そのために、どのような境遇でも理解しやすい意思伝達や情報発信であることが大前提となります。
今回もそこを意識しつつ、確認しつつ進めてきたトークショーとなりました。

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会場からの質問も参加者にフリップボードに書いていただき、見える化をしました。たくさんの質問やコメントをいただきました。お時間の関係で回答できないものもありましたが、すべて羽生さんに見ていただきました!


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このほかまだまだたくさん質問やメッセージをいただきました!参加者の質問にモニターに文字化した答えを映し出す方法で羽生さんが答えていきました


■参加者からのコメントより
「“社会的弱者に配慮や支援を“という心持でいると、本当の生きづらさを抱えている存在に気づかない”この言葉にハッ!とさせられました。多くの気づきをいただきました」

「これまでの経験やまちづくりに関わる際のポイント等、とても勉強になりました」

「地域の特産を使ったパンにとても興味があります。どこで手に入るのか知りたい」

などなどたくさんコメントいただきました。

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回答しきれなかった質問にも羽生さんから後ほどコメントいただきました

■文字言語が第1コミュニケーション手段とありましたが、手話を広める活動はしない?
羽生「手話も一応できますが、文字言語のほうが慣れています。手話は自分と同じ聴覚障害者とのコミュニケーションのために習得したので、聴こえる人との会話は筆談のほうが助かります。教えるのも慣れていなく、それは手話サークルに任せます」


■桜パンの出来栄えはどうでしたか?
羽生「今年が二回目で、四年ぶりだったこともあって、まずまずな仕上がりでした。今回で勘を掴めたので、次はもっと仕上がりがよくなります。来年はもう少し採集して、やりたいと考えています」

なお、羽生さんは7月16日(土)に文化センターで開催される「サークルフェア2022」に出店します!10:00スタートです。
この機会にぜひ多賀城羽生さんに会って、多賀城の天然酵母のパンを食べてみてください!

社会起業家としての羽生さんの活躍、これからも楽しみですね。


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