こんにちは。スタッフのカツイです。 本日はNPO法人ハンズオン埼玉発行の、「オンラインのあたたかい場づくり自主研究ノート」をご紹介いたします。 一時期「オンライン飲み会」などという言葉が流行りましたが、みなさんもオンラインツールを利用して人とコミュニケーションを取る機会がコロナ禍でぐんと増えたと思います。遠くに住む人と会える良さがある反面、あわない目線、読めない空気、見えない反応にオンラインの難しさを感じることがあったのではないでしょうか。 「オンラインのあたたかい場づくり自主研究ノート」はそんなオンラインツールであたたかい場(本書でいう『あたたかい場』とは、その集まりが終わったときに参加者が「今日、参加してよかった」「集まってよかった」「また集まりたい」と思える空間)を作るにはどうしたらよいかを可愛いイラストと共にわかりやすく説明しています。 オンラインの場づくりは、多くの人の協力が必要になります。参加者全員がカメラをオフにして真っ暗な画面の中で話を続けないといけないとしたら、聞いている人の反応も知れず不安ですよね。 本書では、「誰かの『応え(リアクション)』が、『安心』を生む」とあります。「安心」があればひとは表現を始めたいと思うようになり、おのずとあたたかい場へ繋がっていくのです。 あたたかい場づくりのために参加者が出来ることは @うなずく A質問する Bチャットに書く C映像・音声を常時オンに D意見を出すときは受け止めてから ちょっとした心配りで、慣れないオンラインでも安心できる場へ変わります。 それでも「どうしても緊張してしまう…」という場合は、アイスブレイクをしてみるのはいかがでしょうか。 本書ではオンラインで出来るアイスブレイクが28種類紹介されています。「所要時間」、「参加人数」、「準備」、「進め方」まで丁寧に書いてあり、緊張がほぐれるどころか盛り上がること間違いなしです。 「ズームでやる気チェック」は、講座や会議のスタートで参加者のその時点のやる気や思いをカメラとの距離で表現してもらいます。オンラインならではのアイスブレイクですよね。本書では「やる気」とありますが、違った問いかけでも出来そうですね。 サークルや町内会、仲間内の場だけでなく、オンライン会議で活発な意見交換ができない、どうも緊張してギクシャクしてしまう…などと悩んでいる方にも読んでいただきたい内容です。 こちらの本は 詳細についてはこちら |