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まめまめ保育園・防災士の郵便局局長さんと おさんぽ防災訓練してきました! [2022年01月18日(Tue)]
こんにちは。
スタッフの川口です。

先日の夜中の津波注意報発令、びっくりしましたね。
みなさんは、どのようにお過ごしだったでしょうか。
いつ起こるかわからない災害にどう対応できるか、日頃から考えることが大切ですね。

さて、今日は12月20日(月)にアイリンブループロジェクトと防災士の資格をもつ郵便局長さん、桜木北区にあるまめまめ保育園のみなさんで行った「こども防災の日をつくる会」の防災訓練フィールドワークをレポートします。

この訓練には、多賀城市の交通防災課の方や多賀城市社会福祉協議会、こどもの防災に興味のある活動団体の方なども参加しました。

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この日の訓練は、まめまめ保育園の園児のみなさんと先生たちがいつも散歩に行くコースで地震が起こった時を想定して訓練は行われました。
0〜2歳児を預かるこの保育園ですが、散歩コースはたくさんあり、なんと約1.2km先もお散歩が当たり前のようです。

ですが、その散歩先でもし地震にあったらどこへ逃げたらよいのでしょうか。
だれも知っている人がいない場合も想定されます。

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今回は大代地区にあるモウちゃん公園までいつも通りお散歩に行き、そこで地震に合うという想定で訓練はおこなわれました。

保育園をいつも通り出発し、砂押川沿いの土手を歩いて散歩します。
柵はありますが、途中切れているところがないので、どちらに逃げたらよいか心配です。

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保育園の先生方の不安な点と防災士の視点で確認しながら歩きました


まめまめ保育園のある桜木北区は浸水被害も甚大で、近くで河川の決壊がおこっている地域でもあります。
多賀城は高い場所が少ないため、ビルや建物への垂直避難を中心に避難経路を考えました。

避難経路ははじめ保育園の行っている散歩コースをもとに保育園で計画し、そこから郵便局長やアイリンブループロジェクトのみなさん、多賀城市の交通防災課のみなさんと集まり、いろいろ意見交換し避難経路を決めていきました。

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今回はもうちゃん公園(大代地区)で地震が起きた想定でした

もうちゃん公園からの避難先の一つは、東日本大震災の時も住民の避難先となった小野屋ホテル。もちろん子どもたちが中に入るのは初めての経験です!


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避難場所の小野屋ホテルさん。はじめてお邪魔します!

ホテルの中ではお散歩用の移動車から子どもたちを先生が背負い、階段を避難していきます。

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津波を想定し、標高10mを目安に避難。ホテルの3Fくらいまで避難します。

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みな揃って一安心。確認も真剣です

次の避難先は共和電業さん。なかなか普段は訪れることはありません。
和やかに出迎えてくださいました!

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みなさんで記念写真も。顔見知りの関係が大切ですね


地域の一時避難所になっているビルを見せていただき、避難場所を確認させていただきました!地域の人と顔の見える関係ができるととても安心ですね。

大代地区にある小野屋ホテルさんと共和電業さんを繋いでくれたのが、地域の郵便局の局長さんでした!大代地区郵便局の局長さんが会議の後、声がけくださり顔のみえる避難先をつくることができました。

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今回、このフィールドワークには防災士の資格をもつ多賀城の局長さん、利府の局長さんにご参加いただき、防災士としての視点での保育園の防災訓練をお手伝いいただきました。

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大代地区の細い道も気を付けます

防災訓練は自分たちだけでやっていると慣れてしまったり、気づかなくなってしまうこともあるので、防災の視点を持つ人たちにお手伝いいただくことで、これまで気づかない危険に気がついたり、いろいろなメリットがあるかと思います。

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ブロック塀が崩れる危険も確認しました!ブロック塀の側は歩きません!

多賀城にはたくさんの保育園・幼稚園があります。
計画を実践してみることで、地域を巻き込み、周囲の人も子どもたちを守りたいという防災意識を持つのかもしれません。ぜひ、この取り組みが広がっていけばと思います!

たがさぽもだれも取り残さない地域の防災の取り組みを応援します!



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