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【レポート】Tagajo Sustainable RelationshipB 「多賀城みんなの防災ワークショップ」開催しました! [2021年12月13日(Mon)]

こんにちは。スタッフ川口です。

12月も半ばになり、まちはクリスマス一色ですね。


今日は11月6日に行われたTagajo Sustainable RelationshipTSR2021 多賀城から持続可能な関係性を考える会議の3回目の「多賀城 防災みんなのワークショップ」を報告します。


今年度の第1TSR会議2021〜多賀城から持続可能な関係性を考える〜では「防災とインクルーシブなまち」についてゲストや参加者のみなさんと考えることで新たな気づきや視点を持つことができたと思います。

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3055


 第2回は「水辺の防災SUP体験&ミニ防災まちあるき」を行いました。砂押川周辺を防災視点でまちあるきをし、砂押川でSUP体験をしながら水辺の防災についての理解を深めました。

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/3084



そして第3回の「多賀城みんなの防災ワークショップ」は、第2回の水辺の防災でも登場のNPO法人海族DMCの太見洋介さんをお迎えし、防災に関心のある参加者20名のみなさんとともに防災のワークショップを行いました。


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はじめは自分の「取り残したくない人」を見える化するところからはじめました。

その名も「取り残したくないゼッケン

これをもとに自分の経験と想いをお話しいただきました。


身近な人を思い浮かべた人もいれば…


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地域の子どもたちを心配している人も。

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自分の活動に関わる人たちのことも心配です

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耳が聞こえない、日本語がわからない、判断能力がないなど、警報の認知が難しい方が心配だったり、地域とつながりが弱い、つながりが無い方が心配という意見も。



今回、ワークショップに参加したみなさんは、ほとんどの方が東日本大震災を経験しており、その時の活動や想い、経験をもって参加いただきました。


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グループで自分の想いや経験からどうして取り残したくないと思ったのかを話しながら、グループでひとつテーマを決めました。

震災から10年以上経ちますが、はじめて震災の経験を話しましたという方もいました。


次に、別のグループにあがったテーマの取り残されてしまう要因として考えられること、聞いた声、みなさんの経験や知識をもとに話し合っていきました。


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自治会・町内会で実際の行った取り組みを紹介したり、経験からのお話もたくさんありました。

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留学生の課題は転入者との課題とも一緒という気づきもありました。


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1人暮らしの高齢者を心配しているが、なかなか地域の場に出てこないという話もあがってました。この課題からどんなアイデアが必要でしょうか。


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自力で避難行動できない未就学児はいつでも家族と一緒でありません。家庭と預けている先での両方の訓練も大切です。



そして、ここからアイデア出しです!


自治会・町内会の取り組みを知ったり、また参加者の想いや困っている人のことを想像しながらアイデアを編んでいきます。


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その後、グループごとに発表共有いただきました。

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グループでの話し合いからのアイデアだしまで、駆け足のワークショップだったのですが、コロナ禍で久しぶりの対面での場となり、お互いの話を顔を突き合わせて話すことで、とても熱いトークが各グループで繰り広げられました。


今回あがった気づきやアイデアが、ほかの町内会や団体の活動にも広がっていけばと思います。みなさんのご意見やアイデアはたがさぽからも発信させていただきます!

最後に太見さんが話していた「声を上げること」そして「見える化すること」ってとても大切なんですね。みなさん、ご参加ありがとうございました!


■参加者のみなさんの声を紹介します


「防災の課題=地域コミュニティの課題だと、つくづく思いました…。」

「取り残さないゼッケンで「高齢者」「子ども」に関し情報がそもそも足りない」

「日常のコミュニケーションの大切さ!見える化の大切さ」

「個人情報の壁があって進みにくいことが多いのだなと気づかされました」

「情報収集の格差が広がっている中で、どう周知していくか、見出していかないとと感じました」

「町内会として準備すべきことに気づきました」

「いろいろな情報を共有すれば暮らしが良くなると思いました」

「住むところ、体験などで大きく考え方が違うこと」

「地域の人とのつながりをどうつくっていくか難しい問題です」

「町内会の結びつきがとても大切であると思いました」

「普段の町内会等でのコミュニケーションの必要性を感じますが、災害でもなると難しいかと思います」

「地域のみなさんの防災についての実際の取り組みを「生の声」できけたことが有意義でした」

「地震のこと、多少時間のある津波、水害のことを分けて考える必要があると思う」

「防災関係のシンポジウムは継続的に行ってほしい」


このワークショップ後の取り組みも後日紹介しますので、ぜひチェックしてください!


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 多賀城の深谷市長も飛び入り参加で防災についてコメントいただきました!

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