こんにちは。スタッフの金子です。 9月25日(土)にTagajo Sustainable Relationship(TSR)2021〜多賀城から持続可能な関係性を探る会議〜をオンラインで開催しました。 今年で4年目となるTSR会議ですが、今年度は「防災とインクルーシブなまち」をテーマに多賀城で活動するゲストをお招きして、参加者のみなさんと共に、世間でマイノリティと呼ばれる人たちってどんな人?すべての人がそれぞれに住みやすいまちとは?などを「防災とインクルーシブなまち」から深掘りして考える時間となりました。 今年度は多賀城高等学校災害科学科の生徒がサポーターとして参加し、ゲストのみなさんのお話を一緒に聞いて、感想や質問をする時間も設けました。生徒のみなさんは普段「災害科学」について学んでいますが、まちの声をどのように受け止めたのでしょうか。 さて、今年のプログラムをご紹介します。本日のブログでは概要のみを紹介させていただき、各プログラムの詳細は後日あらためて紹介させていただきたいと思います。 また本編のプログラムと並行して、チャット欄もみなさんの書き込みで盛り上がりました。多様なセクターのみなさんが同じ場に集うと、他の人の意見を聞いて、新たに生まれるアイデアなどわくわくしますね。 ○TSR2021会議のプログラム 1.データで見る多賀城市 江口豊さん(多賀城市総務部地域コミュニティ課) 様々なデータから多賀城市にはどのような人たちが住んでいるのか。また今回のテーマの防災の避難所も紹介していただきました。 2.基調講演「転勤族はマイノリティか」 J.F.モリスさん(東北大学災害科学国際研究所特任教授・宮城学院女子大学名誉教授) みなさんは転勤族をマイノリティとして考えたことはありますか。マイノリティとマジョリティの境目とは。 内容の詳細は後日紹介します。 3.まちのテーブルトーク この場を一つのまちに見立てて、8人のゲストの方と多賀城高校災害科学科の生徒と共にそれぞれの災害時の困りごとや防災に関して考えていること、などの話を展開しました。 ゲスト・神桂子さん(言語聴覚士・のび塾主宰) ・トーザーリンさん、キンチョーユインさん、サーチーソーさん (ユニベール株式会社ソーイング事業部仙台工場 ミャンマー人技能実習生) ・佐藤美奈子さん(NPO法人筋強直性ジストロフィー患者会) ・藤本菜月さん、真部さとみさん(一般社団法人tenten) ・佐藤夏色さん(てんでん宮城) 4.アイデア出しグループセッション まちのテーブルトークの話を受けて、3つのグループに分かれて、防災に関するアイデア出しを行いました。 A)障がい者(ことば)×外国人 神桂子さん×トーザーリンさん、キンチョーユインさん、サーチーソーさん B)LGBT×外国人 佐藤夏色さん×J.F.モリスさん C)転勤族×障がい者(車いす) 藤本菜月さん、真部さとみさん×佐藤美奈子さん 5.多賀城市から 山路恵美子さん(多賀城市総務部地域コミュニティ課) 2〜5は後日紹介します!おたのしみに! 今回は3回シリーズで防災を考えていきます。今回のこのシンポジウムは第1回です。第2回は水辺の防災を考える実践編といたしまして10月16日(土)に砂押川周辺で「水辺の防災SUP体験&ミニ防災まちあるき」を行います。SUP体験のゲストはNPO法人海族の太見洋介さん、ミニ防災まちあるきの案内人は多賀城高等学校災害科学科の生徒のみなさんです。ご興味のあるみなさんのご参加お待ちしております。 ★「水辺の防災SUP体験&ミニ防災まちあるき」 日 時:2021年10月16日(土)9:00〜12:00 場 所:砂押川周辺 定 員:10名(小学生以上参加可能。小学生は保護者同伴) 服 装:濡れてもいい動きやすい格好 かかとがしっかりと固定できる運動靴やマリンシューズ (クロックスのようなサンダルも可) ※ビーチサンダルやすぐ脱げてしまう靴はご遠慮ください 持ち物:着替え・タオル・水分補給の飲み物 申 込:電話・窓口もしくは申込フォーム(https://forms.gle/wPeiy5Q8SrJ2k7gq5) ※新型コロナウイルスの感染状況や雨天時により、延期・中止となることもあります。あらかじめご了承ください。 |