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【レポート】発達障害を考える Tagajo Sustainable Relationship 会議2020D [2021年03月28日(Sun)]

こんにちは。スタッフの川口です。


 今日は2021年1月22日に開催したTagajo Sustainable Relationship 会議2020(多賀城から、持続可能な可能性を探る会議)についてリポートします。


多賀城の課題を、当事者、活動者の声をみなさんと共有し地域課題を考えていきました。今日は、3つの目のテーマ「発達障害」について、ご紹介します。



 お話を伺ったのは、発達障害児と家族のあったらいいなを支援している

ハッピーピース本郷佳江さんです。


2021-02-07 (22).png



―発達障害とは? どんな活動をしていますか?


本郷「発達障害とはコミュニケーションが苦手とか、いろいろなイメージがあると思います。発達障害の困り感って脳の機能の問題なので、イメージがわかない人が多いです。10人いれば10通りの困り感があるんです。聴覚よりも視覚情報が得意なのも特徴です。目で見て情報を理解することが多いのですが、日常のコミュニケーションは言葉が多いのでずれてきます。しつけややる気の問題と誤解されやすいので、その誤解が取り除かれたらよいと思います。発達障害の人との接し方がわからない人も多いので支援者向けの勉強会も開催しています」



―困りごとは人それぞれ違うし、理解されず誤解されることも多いのですね。


本郷「周りをみて判断して動けと教えられますが、発達の子どもは細部にこだわるので判断できません。時間と空間の組み立てができない、子どもの問題とみられるが脳の機能障害なんです。そういうポイントやコツを知れば、子育てしやすくなるので、そこを伝えていければいいなと思っています」



―発達障害の人に合わせて誰かが我慢するのも違うと本郷さんおっしゃってましたね


本郷「そうですね。発達障害の人に配慮するのに、誰かが我慢することがないようにと思います。発達障害の人にわかりやすい環境を作ることは、私たちにとっても使いやすくなる環境になると思います。少数の人が困っている点は、より使いやすくなるヒントがある。脳の認知がわかりやすい多数派の健常者が我慢するのではなく、より分かりやすいものになっていければと思っています」


筧 「日本の画一的な教育の状況で生きづらいと感じている。発達障害を含めて、人の個性や多様性を認めにくい社会で、その原点は学校にあるのだと思う。コロナ禍の状況でこれまでの決まった方法が役に立たなくなってきている。そしてこれからも変わっていくと思う。いろんな視点を持った人が必要になってきます。原点の教育、子どもたちを受け入れることが必要だと思っています」


本郷「発達障害の困り感って大なり小なりあります。知ってもらうことが大切だと思っています」




○分科会ではこのような意見がありました


  「大人でもこの人は?って違和感を感じることがありました。その違和感を払拭したいと思い参加しました」



 「「困っていることを発信できない」人が多いということを感じた。発達障害だけでなくいろんな問題がどこから手を付けていけば…。課題はすべてがつながっているというのを感じた」



 「周りが普通に当事者とのつながりを作り出していけるような状況にしたい」



 「保護者の立場で参加しました。いろいろな話を聞いて、障害で当事者が困っていることをみんな知らない。いろんな立場の人があつまって啓発活動につながっていくといい」



 「災害時、生活が激変する中で助けを求める中でどんなことを注意していけばいいか。助けを求めるにはどんなふうに助けを求めていけばいいのか? 今後大事なことになっていくと思う」



 「みんなで暮らしやすい世界にしていけたらなと思った」



 「学校が画一的。画一に合わせるのがむつかしい。学校の先生が発達障害について理解を深めていただいて、対応していただくと発達を持っている子供たちが過ごしやすいと思います。理解してもらうきっかけになると思いました」



 「発達障害は一人ひとり違くて、こだわりや個性が違くて、一人一人が違うということを発信していきたい」



  「「学校」「メディア」「行政」多くの人と関わる人たちがわかってもらわないと、個人の努力だけでは難しいと思う」



  「保護者一人が頑張ってもしんどい。あなたの子供だけ特別扱いができないといわれる。みんなを特別扱いしてほしい。より良くしていくという考えが必要」



    「日本の「察しなさい」という文化、「言わなくてもわかるでしょ」という暗黙ルールを具体的にわかりやすく提示してくれたら発達障害の人たちも暮らしやすくなると思います」



○アンケートより


  ・とにかく、多種多様な人との関わりが大切だと思いました。 自分を知ってもらうことと、相手を知ろうとすることはセットで考えようと思いました。



    ・チャット「当事者や家族、支援者だけがその分野に詳しくて、そうでない方がその分野について知る機会がない、興味がない」という書き込みにハッとさせられました。 知ってもらうことの必要性、重要性を感じました。ハッピーピースの活動を通じて、自閉症の啓発活動をもっとがんばります!




    ・障害分野で事業所の立ち上げにかかわっているが、包括的な視点、横のつながりをより意識していきたいと思った。



   ・地域の課題に今まで興味がなかった人たちにも、今回のワークショップのように対策案を考える機会を与える事で、誰しもが生活しやすい地域になっていくと思いました。




   ・子どもがいたり、コロナ禍で外出が難しい場合でも、気軽に参加できるので大変貴重な学びの場になりました。通常でもZoom参加がでいる講座や勉強会が増えるといいなと思いました。




   ・発達障害関して、自分の子が発達障害かもと思っても、どこに支援を求めていいか分からない。行政に頼るのも1つの方法ですが、それでは行政がパンクしてしまいそう。幼稚園や学校が窓口になったり、発達障害の子供への接し方など、実際にクラスや学校の中で生活しながら先生や子供たちが共に考え学んでいく環境があると良いと思いました。




■こちらのレポートもご覧ください

@TSR会議 多賀城のデータ 

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2904


ATSR会議 ゲストトーク「持続可能な地域のつくり方」

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2907


BTSR会議 ユニバーサルなまち

https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2917


⓸TSR会議 貧困・孤立・フードロス
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