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多賀城の多文化共生を考える 日本語サポーター講座! [2020年10月23日(Fri)]

みなさんこんにちは。

スタッフの川口です。


今日は、926日(土)、103日(土)に行われた多文化共生事業「外国人技能実習生との交流サポーター育成講座」についての取り組みについてご紹介します。


 この事業は、宮城県国際化協会主催で、多賀城市の大代地区公民館で開催されました。多賀城市にも技能実習生は年々増加していて、特に大代地区に住んでいる技能実習生が多くなっています。

 今回の講座は、大代地区で外国人技能実習生と地域の住民と継続的に交流を重ね、地域住民としての関係性づくりをすすめて技能実習生を交えた形での多文化共生の地域づくりをすることが目的になっています。


 926日(土)の1回目は、宮城県国際化協会(MIA)から、地域の国際化の現状や技能実習制度を知るためのお話と、技能実習生を受け入れている企業の担当者のお話、在仙台ベトナム人協会のトゥアンさんからはベトナムの生活習慣と言葉ついてのお話を聞きました。


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 はじめに、地域の国際化の状況を学びました。宮城県の場合は留学生や永住をしている人、技能実習生が多いです。在留外国人は、国別で言うとベトナムが多くなり、中国に次ぎ2番目になりました。震災の前の数は150人ぐらいしかいませんでした、今は4,600人と30倍に増えています。多賀城市は技能実習生もベトナム人が多く、1/3が大代地区に住んでいます。


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 ミャンマーから技能実習生を受け入れているユニベール(株)ソーイング事業部 仙台工場の毛利さんから、多賀城での生活についてお話をお聞きしました。技能実習生は3年、最長で5年滞在します。毛利さんは「地域に協力できることがあればやっていきたいし、地域の人たちに受け入れて頂きたい」と話していました。


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 在仙台ベトナム人協会会長のトゥアンさんからは、ベトナム語でのあいさつや生活習慣について学びました。トゥアンさんは、コロナ禍で困っている外国人の支援を自ら行っています。



103日に開催した2回目の講座では、MIA地域日本語教育アドバイザーの鈴木英子先生から外国人技能実習生と接するためのツールとしての「やさしい日本語」と(特活)宮城ミャンマー友好協会理事のミョータンさんからミャンマーの生活習慣と言葉について学びました。


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 技能実習生は3〜4か月間日本語を学んできていますが、初級前半の人が多く、話すことは難しいです。阪神大震災の際、言葉がわからないことで被害を被った外国人に情報を伝えようと研究されたのが「やさしい日本語」です。相手が日本語初級者のときに大切であり、思いやりとやさしさを込めたものです。外国人だけでなく、耳が聞こえにくい人にもやさしい伝え方です。


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 やさしい日本語のポイントは、話すスピードをゆっくりにし、「あー」「えー」などの言葉を入れません。「休日」ではなく「休み」などの訓読みの単語を使います。5W1Hを省略しない、敬語・丁寧語を入れないなど。また、間をおそれずに相手の返しを待つことも大切。

 技能実習生は第2外国語が日本語でないだけで、立派な大人であることを忘れずに、尊敬の気持ちを持って接します。私たちの知らないことをたくさん知っています。日本語交流サポーターのみなさんは、教える人ではなく外国人支援者です。そして、支援という言葉は、一方通行ではなく、支え合うということです。


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 技能実習生は同じ地域に暮らす市民同士であることを忘れずに。今後は、交流することでお互い新しい発見をして、想いを共有することを目指していくことを確認しました。



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 多賀城市立図書館にもご協力いただき、アジア圏の言葉の本ややさしい日本語を学ぶ本、外国人にも日本人にも難しい擬音語擬態語を学ぶ本など、多文化共生に関する本をセレクトし紹介していただきました。

こちらの本は図書館でも大代地区の分室でも借りることができます。


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宮城ミャンマー友好協会理事のミョータンさんからミャンマーの生活習慣と言葉について学びました。なかなか知ることができない国の話に参加者も真剣に聞いています。


 次回は11月8日(日)に大代地区公民館で日本語交流サポーターのみなさんと大代地区にお住いの技能実習生のみなさん、大代地区町内会や防災担当の方などで防災訓練を行います。防災には「やさしい日本語」がとても有効な手段になってきます。


 実は、多賀城市の出前講座にも「やさしい日本語」のプログラムがあるんです!

「外国人にも伝わる「やさしい日本語」…日本語に不慣れな外国人と接するときに、英語が話せなくても大丈夫!便利な「やさしい日本語」を紹介します。

詳しくは⇒ http://www.city.tagajo.miyagi.jp/koho/shise/koho/demae.html

お問い合わせは多賀城市地域コミュニティ課まで TEL:022-368-1141


大代地区での取り組み注目ですね。

そして、みなさんの地域にも情報が行き届いていない人がいないか、ぜひ考えてみてください。だれにもやさしい地域を目指していきたいですね。



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