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【ブックレビュー】 転校生はかがくぶっしつかびんしょう [2020年09月19日(Sat)]

こんにちは。スタッフの浅野です。
毎週土曜日は市民活動のお役立ち情報をお届けします。本日はスタッフによるブックレビューです。





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『転校生は    

    かがくぶっしつかびんしょう』


さく:武濤 洋
え :吉野あすも
発行所:株式会社ジャパンマシニスト社

発 行:2019425日 






―いま、教室に入れないと訴える子どもたちがいます―





人工的な香料を加えた柔軟剤や消臭剤が増えるのに伴い、その香りに悩まされ、公共施設や乗り物、イベントにも足を踏み入れられない人がいます。




それは、香りに含まれる化学物質で全身にだるさや痛みなどの症状を引き起こすケースがあることから、公害になぞらえて「香害」と呼ばれています。




今回ご紹介するこの絵本は、化学物質過敏症「まつおかさん」がある日小学校に転校してくるところから始まります。






 bg_school[1].jpg







クラスに新しい仲間がやってきた!でも…帽子にめがね、マスクをつけた長袖長ズボン姿の「まつおかさん」を見て教室は騒然とします。





「へんなかっこーう」




「おやおや?あの子どうしたの?」




「びょうき?かがくぶっしつって何?」





マスクやゴーグルをつけたまま授業を受ける「まつおかさん」は、いろいろな化学物質で具合が悪くなるので、みんなと一緒に図工の絵を描いたり、サッカーしたりすることができません。





そこで、クラスメイトたちは仲良くするためにさまざまな方法を考えます。





「カオリのついていない石けんでせんたくするよ」




「シャンプーもカオリのないものを見つけたよ」




「教室のまどを開けておけば風が入ってくるよ」






最後は、「まつおかさん」の具合を悪くさせてしまうものはたくさんあるけれど、少しずつ減らしていけば、一緒に勉強したり、遊べるようになるということをみんなで分かち合います。



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現在、多くの研究者が「化学物質過敏症」の原因や治療法を探っていますが、その答えが出るのは5年か10年先かもっと時間がかかるかもしれません。


この病気はまだ認知度が低く、外見上の特徴もありません。


まずはその存在を知り、何ができるのかを一人ひとり考えることから始めてみませんか?




こちらの絵本は化学物質過敏症の子どもたちにも手に取ってもらえるよう、印刷をノンVOCインク、製本を針金止めにしています。


「たがさぽ文庫」にも入っていますのでぜひお手に取ってご覧ください。




※石油系溶剤がゼロで植物油100%のもの






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