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NPOも動画で広報 事例から3つのポイントを解説 [2020年06月27日(Sat)]
こんにちは。スタッフの櫛田です。


土曜日は市民活動に役立つ情報をお届けしています。


みなさんはYouTubeなどの動画共有サイトをご覧になりますか?ユーチューバー、タレント、あるいはさまざまな専門家だったりが趣向を凝らして面白い動画、役に立つ動画をつくっていますね。

また、放送局でなくとも機器さえあれば映像を世界に発信できるのも動画共有サイトの特徴ですね。


総務省情報通信政策研究所「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によるとYouTubeやニコニコ動画といった動画共有サイトの利用率は71.8%だそうです。特に10代は87.9%、20代は90.9%、30代は84.4%と若い世代の利用率が高いようです。



さて、そんな動画共有サイトですが、NPOにとっても広報ツールとして活用できるのではないでしょうか。実際に活用している事例があります。






こちらは、こども食堂の立ち上げ支援、運営者同士のネットワークづくり、企業・行政・団体の連携促進などを行っているNPO法人全国こども食堂支援センター むすびえさんの動画です。


動画の特徴として以下のポイントが挙げられます。


@動画のターゲットが明確
タイトルに「企業連携事業」と書いている通り、この動画のメインターゲットは企業の方ですね。動画に限った話ではないのですが情報発信する際には誰に届けたいのかを明確にする必要があります。ターゲットを決めておけば、企業の人に情報を届けたり、共感してもらうにはどんな発信方法があるんだろう、どんな動画内容にすれば良いんだろうと具体的に考えやすくなります。


Aこども食堂でのこどもたちの様子を見せる
画像や文章での発信と比べ、映像を使うことでより生の姿・声を届けることができます。団体が寄付や支援を求める時、その先に誰がいるのかをしっかり見せることで応援したいという気持ちが高まりますね。


B一連のストーリーで発信する
動画で情報発信する際には「編集」が大事です。この編集とは、技術的な意味ではありません。どんな意図を持って、どんな流れで映像を見せるかということです。この動画では、「こども食堂とはどういうものか」→「その中で団体が考える問題点」→「問題解決のために団体が取り組むこと」→「企業との連携事例・協力のお願い」という流れで編集されていますね。3分の動画で分かりやすく構成されています。



今回はNPO法人全国こども食堂支援センター むすびえさんの動画を例としてご紹介しましたが、必ず動画を使って情報発信しなければならないというわけではもちろんありません。動画、チラシ、SNS,口コミなどさまざまな媒体がある中で、みなさんが「誰に」「何を」届けたいかによって使い分けるのが良いかと思います。


ポイントの@でも書きましたが、まずはターゲット設定をしてみて、ターゲットに合った内容や方法で発信するのが良いかと思います。その上で「動画での発信が必要!」と思った方はぜひチャレンジしてみてください。



参考
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