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こんにちは。スタッフの浅野です。朝夕の空気に秋の気配を感じるこの頃ですね。 団体の名刺やパンフレット等に入れるキャッチコピーを考える時 「伝えたいことがたくさんあって絞りきれない・・」 「何をやっている団体かわからない、とよく言われる・・」という悩みに直面したことはありませんか。 本日は、8月24日(土)に仙台市市民活動サポートセンターで開催され私も参加した「団体の魅力が伝わるキャッチコピーづくり講座」から、誰でもつくれる3つのステップと100団体の事例を分析してわかった5つの型をご紹介します。 【3つのステップ】 講師の林田全弘さんは大阪市在住で、NPOの広報物を専門につくっているデザイナーです。団体キャッチコピーの役割は、本来もっている「いいところ」を伝わりやすくすることであり、@目的→A発掘→B発想の3つの過程を踏まえて考えていくことが大切なのだそうです。 @ 目的:外部向けか内部向けかを決める A 発掘:自分の団体・活動の「いいところ」を言葉にする B 発想:「いいところ」を使ってキャッチコピーをつくる 【5つの型】 @ ビジョン型:目指すビジョンを語る A 理念型:大切にしている考え、価値観を盛り込む B 説明型:活動をわかりやすく説明する C 魅力型:活動をより魅力的に説明する D Let’s型:参加を呼びかける 伝えたい対象が既に関係構築のできている人なのか、全く知られてない層にアプローチしたいのかによって使い分けが必要です。 その他には、専門用語を使わずに日常で使うような平易な文字を使う、団体名と同じことを言わない(活動内容がわかる団体名なら、かぶらない表現を)等のポイントを意識すると伝わりやすくなります。 【キャッチコピーの例】 NPO法人 ぽっぷす ⇓ 安心して子育てできるまちづくり NPO法人 ぽっぷす (※架空の団体です) 団体名を見ただけでは、どのような活動をしているのかわかりづらい場合でもビジョン型のキャッチコピーを入れることで、団体が目指していることや活動を通じて社会がどうハッピーになるのか伝わりやすくなります。 団体を新しく立ち上げる際は、まずキャッチコピーを決めると内部の意思統一ができたり、外部に未来の展望を示したり道筋を立てていくのに役立ちます。 ☆たがさぽでは、文章やチラシデザインについてまとめた 「市民の発信力強化シート」を配布しています。スタッフまでお声がけください。 ☆たがさぽ文庫に入荷予定(林田さんおすすめの本) |




