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ユニバーサルまちあるきツアーズ報告@ 外国人の方と一緒に多賀城を感じるまち歩きしました! [2019年09月03日(Tue)]
 みなさん、こんにちは。スタッフの川口です。

今日は遅くなりましたが6月に開催した

「みんなにやさしいユニバーサルまちあるきツアーズ」

について報告します。


 この企画は、地域を企業や市民、NPO・市民活動団体などが課題にむけて、みんながつながり一緒に取り組んでいけたらという想いからはじまっています。

 1年目は多賀城の企業が行っている地域貢献活動を調査し、企業の地域貢献活動を市民に知ってもらうためのTagajo Sustainable Relationship会議を行いました。


翌年はTSCで活動より課題に近づき、「だれも取り残さない社会」を目指して、障がい者雇用にスポットをあてての2回目となるTSR会議を開催。

企業の取り込みの現状や当事者の話を、障がい者にかかわる多様な主体が参加し、みんなで考えました。


そして、今年は2つのユニバーサルまちあるきツアーを企画しました。

「外国人とあやめまつりへ行くツアー」と「車いすユーザーと菖蒲田浜へ行くツアー」を企画です。残念ながら梅雨時期ということもあり、あやめまつりへ行くツアーは多賀城駅周辺の施設を巡るツアーに、菖蒲田浜へ行くツアーは雨で中止となってしまいました。


SKM_C45819062009350.jpg


しかし、たくさんの方にお申込みいただいたこと、また様々な団体や企業、行政がそれぞれの立場でユニバーサルなまちについて考えていただけたことが大きな成果だと感じています。


 こちらのツアーは913日(金)に再度行います!興味のある方はこちらをご覧ください。→https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/2575

 あらためまして、今回は616日に開催した1回目の「外国人とあやめまつりへ行くツアー」についてご報告します。

  今回、参加いただいたのが多賀城市や塩竈市で働く技能実習生の方や、留学生の方、英語を学んでいるサークルの方など34人にご参加いただきました。国はミャンマー、ベトナム、インドネシア、中国、日本の5カ国で、多国籍でした。

 あやめまつりのかわりに多賀城市立図書館にご協力をいただきまして、見学ツアーに参加しました。中島館長からは、それぞれの国について本や図書館の活用法について、一般来館では入ることができない場所も紹介していただき、特別に許可された場所での記念撮影!とても楽しそうでした。

図書館案内.JPG

図書館1.JPG


「ぜひ、図書カードを作って利用してください」というお話しに、なにを持って来たら図書カードが作れるかなどの質問もありました。


途中、文化センターの中庭を見学しながら、次に史遊館での勾玉つくり体験です。

文化センター中庭補正.jpg


はじめての勾玉作りですが、史遊館のボランティアのみなさんがていねいに教えてくれます。

史.JPG


はじめは言葉の壁もあり互いに緊張していましたが、作りはじめると「勾玉みたいなお守りが自国にもあるよ」「緑色はマーブル模様で磨くときれいよ」とか「どんな仕事してるの?」など、質問からの交流が生まれていました。


史A.JPG

そして、万葉まつり実行委員会衣装部のみなさんも来てくれて、万葉衣装を希望者に着付けしてくれました。ミャンマーからの技能実習生のみなさんには、あやめまつりで披露を予定していたうたを自国の衣装で歌っていただきました。


ミャンマー踊り 補正).jpg

史遊館ボランティアのみなさんも駆けつけていただき、多賀城市国際交流協会、万葉まつり実行委員会衣装部の方、やかもち鍋をふるまっていただいた生涯学習100年構想実践委員会のみなさん、参加していただいた多賀城イングリッシュ・サポーターズ、レインボーサークルチャットのみなさん、大学生、技能実習生を受け入れている企業の担当のみなさん、宮城県国際化協会の方、地域の公民館の方、マスコミのみなさんなど、さまざまな方が集い交流し情報交換を行いました。


じゃんけん (2).JPG


また、外国人のみなさんがどこで困りごとを感じているかなどをグループごとに出し合い、共有する時間となりました。


意見だし補正 (2).jpg

このツアーの目的は、地域の人が住んでいる外国人のことを知っていただくこと。そして、地域の一員として迎えてくれること。入管法も改正され、これからますます自分たちの地域で働く外国人も増えていきます。

お互いのことを知り、お互いを認め合う。そこからはじまればいいなと感じる時間となりました。


衣装集合 (2).JPG

 地域で一緒に暮らす仲間として、ぜひ一緒に考えていただければと思います。

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