こんにちは。スタッフの浅野です。海開き、山開きの時期を迎えいよいよ本格的な夏の到来となりましたね! 地域のため、社会のため、自分自身のために「何かしたい」方が集まり、一歩を踏み出すキッカケを仲間と一緒に見つけ出すTAGAJO Future Labo。 今年度の開幕を記念して、7月7日(日)に谷津智里さん(Bottoms House管理人)と津川登昭さん(一般社団法人チガノウラカゼコミュニティ代表理事)をゲストにお招きしての公開トークイベントを開催しました。 【1.トークタイム】 ●谷津さんは、生まれ育った東京から2008年にご主人の故郷である白石市に移住しました。引っ越した当初は家族以外に知り合いもなく「まっさらな状態になった」と感じることもあったそうです。 しかし、地域のミニコミ紙発行や被災地支援事業に関わったことをきっかけに「自分の住む場所で、自分たちの暮らしを良くしていく仲間をつくろう」との想いが芽生えてきます。まちの魅力を発見し、地域の人が好きなこと・得意なことを活かせる場をつくろうと今春、自宅の隣に交流スペースBottoms Houseをオープンしました。 (津川登昭さん) ●津川さんは、地元特産品のプロモーションに携わりながら、多種多様なまちづくりの事業を展開しています。いろいろなテーマの事業を進めていく中で、点と点がつながり、ひとつの線になっていくような活動の成果を実感できるようになったそうです。 「さまざまな人との出会いが今の仕事へとつながっている。地域の誇りを経済へ活かしていきたい」と力強くお話しいただきました。 (たがさぽスタッフ渡辺剛) ●たがさぽスタッフの渡辺からは、自分の好きなこと・得意なことを広げていきたいと考えたことがきっかけで活動を始めた高校生の事例を紹介しながら 「想いは小さくても大丈夫。何かを始めたいと考え、言葉にして話すことが次の展開へとつながっていく」ということを会場のみなさまに伝えました。 TAGAJO Future Laboの根底には常に「より暮らしやすいまちをつくる」との想いがあります。 何人が新しい活動を始めた等の実績ではなく、何年先でも何かが生まれ、住みよいまちにしていきたいとの気持ちで、私たちスタッフもみなさまのチャレンジをサポートしていく所存です。 【2.質問タイム】 参加者から付箋に質問を記入していただき、谷津さん、津川さん、スタッフ渡辺で答えていく質問タイムの時間を設けました。 ・子育てのとの両立はどのようにしていましたか ・何か始めるときのPRの方法はありますか ・活動資金の調達方法を教えてください たくさんの質問を寄せていただき、ゲストのお二人からは自身の経験を交えながら、ひとつひとつ丁寧にご返答いただきました。 【3.交流タイム】 上記の質問タイムで聞けなかったことを直接ゲストのお二人と話したり、参加者同士でお話しできるフリータイムです。 ・地域のことを考えている方がたくさんいることが素晴らしい、想いを共有する場から次の何かが生まれる可能性を感じた ・小さな漠然とした想いでも、大きな柱が定まっていて、そこに向かっていく過程で自分のやりたいことが見えてくる気がした ・ひとりでは何もできないと考えていたが、仲間との出会いを通して活動していきたい 参加者からさまざまな感想をいただき、今年度TAGAJO Future Laboの受講生には 10人の方からお申し込みをいただきました。 今後、エクスカーション(体験型見学)やワークショップを通して自分の想いをより 具体化していき、来年1月の発表会を目指して共に歩んで行きましょう! ご参加、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。 |