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TSR(Tagajo Sustainable Relationship)会議報告@ ローカル版CSRで考える「障害者×企業×地域」 [2019年02月08日(Fri)]

みなさんこんにちは。スタッフの川口です。




お待たせしました!

今日は122日に開催しましたTagajo Sustainable Relationship vol.2「 障害者×企業×地域」について、報告します。


zenntai3.JPG

      今回もPublic House 多賀城で開催させていただいました




 たくさんお伝えしたいことがありますので、何度かにわけて報告できればと思います。今日は会議の概要についてご報告いたします。


当日いらっしゃれなかった方にも届くように議事録など制作中です。そちらもお楽しみに!


 当日は、企業の方から市民活動団体、障害者支援施設の方、市民の方など定員を超える51人の方にご参加頂きました。


はじめに就労支援事業を行っている株式会社LITALICO東北グループマネージャーの林田さんより、「障害者雇用の基礎知識について」のお話があり、障害のある人が働く現状について会場のみなさんと共有しました。


つづいて、東京都渋谷区のNPO法人ピープルデザイン研究所の田中真宏さんより、「多様性をみとめるまちづくり」と題したゲストトークがありました。渋谷区や神奈川県川崎市の賑わいのあるダイバーシティのまちづくりについて、行政と連携したまちづくりなどの事例や、Jリーグとの連携しながらの就労経験イベントについてなどのお話でした。


toudannsha1.JPG


          (右前)NPO法人ピープルデザイン研究所田中さん 


 ここでちょっと休憩をはさんで、障害者雇用に関わっている企業の発表をまじえたシンポジウム。登壇したのは多賀城市に工場のあるユニベール株式会社ソーイング事業部の毛利誠さん、株式会社ウジエスーパー/株式会社ウジエクリーンサービスの常務取締役吉田芳弘さん、ウジエクリーンサービスのジョブコーチ菅原亜希子さん、株式会社協和エクシオ東北支店の槻田栄治さん。槻田さんは、2015年に指定難病を発症し、2018年に社会復帰を果たした重度障害をもつ障害当事者でもあります。


シンポジウムではコーディネーターの(一社)チガノウラカゼコミュニティの津川さんを交え、障害のある人を雇う企業の視点と地域での関わり方のヒントや目指していく社会を、参加したみんなが自分ゴトとして考えていくように進んでいきました。


 kaigi.JPG


(右から)潟Eジエクリーンサービス吉田さん、潟ニベール毛利さん、協和エクシオ樺ホ田さん (左奥)LITALICO林田さん



参加したみなさんから頂いた感想をご紹介いたします。

「このような会はとても少ないので良い機会になった。ダイバーシティや多様性が求められる社会、自分が出来ることを考えるきっかけになりました」(個人)



「障害者雇用について理解する機会がなさすぎると思った」(団体)


「健常者、障害者ではなく、それぞれの“個”オリジナルだと思っています。そのボーダーを越えて、向き合っていきたいと思います」(企業)

障害当事者として、社会に自分から進んでいく気持ちが生まれました」(個人)



「一緒に働くとこで気づきが生まれ、ソリューションができる。多様な人材が企業に与える影響は大きいと考える」(企業)




仕事の委託、就労体験や販路の提供なども視野にいれたい」(企業)



「企業の取り組みと、地域の「つながり」「目の前のこと」やれることを住民として考える時期に来ていること、助け合うことを強く感じられる会でした。違いがあることを認めていきたい」(個人)



「精神障害、知的障害の採用枠が少ないという話を伺い、一人一人に個性があるように、障害の程度もさまざまなので一概に決めつけてはいけないと反省した。今後は違うテーマで取り組みたいと思う」(企業)




このように、企業から市民の方まで、特に障害者のある方との接点もない方まで一堂に集い障害者と地域、誰も取り残さない共生社会へ向けて考える機会をもつことが出来ました。


次回はご登壇いただきました企業のお話を報告させていただきます。お楽しみに!




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