【1.ゲストトーク】

（ゲストのSEVEN BEACH PROJECT実行委員長 久保田靖(やす)朗(あき)さん）

●久保田さんは、学生時代より国際NGO活動や音楽活動を始め、青年海外協力隊としてモザンビーク共和国で活動中3.11を迎えます。

帰国後、企業の経営をサポートするため仙台に派遣された後、単身七ヶ浜町に移り住みビーチを何とかしようとSEVEN BEACHPROJECTを立ち上げました。

●七ヶ浜町は海に囲まれた景観の美しい町で、東北の海水浴発祥の地です。地域を活性化すると共にビーチを復活させるため、音楽とビーチスポーツイベント『SEVEN BEACH FESTIVAL』を毎年開催しています。

海開きに合わせてビーチクリーンも実施していて参加者は年々増加しています。最初は10人前後だったボランティアも今では1,000人を超え、町の公式イベントとして『1000人ビーチクリーン』を開催するまでになりました。

●講座の参加者からは「音楽とごみ拾いをしようとしたきっかけは？」「主催側の思いとボランティアの思いを近づけためには？」などたくさんの質問が出ましたが、そのひとつひとつに、ご自身の体験を交えながら丁寧に答えていただきました。

「なぜ七ヶ浜町を選んだのですか？」という最後の質問に

「震災後、東北には世界中から知識や資金、人が集まってきている。その町でイノベーションが起こらないはずがない。種（発信テーマ）を長いスパンで育て、実現させていく。」と語っていた姿が印象的でした。

【2.ワーク】

●3グループに分かれて、もっと魅力的な地域をつくるためのアイディアを話し合いました。

地域がきれいになり、住みよい自慢できるまちにするには・・・？

魅力的なまちづくりにつながるたくさんの意見が出ました。

ごみひろいは老若男女誰でも始められて、人が集まりやすく、参加者の満足感も得られやすいボランティアです。同じ目的・ビジョンでひとつのことに取り組めば、社会が良くなり、私達も気持ちの良い生活を送っていけそうですね。