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海の文化を再発見!地域や記憶から物語を引き出していく「つながる湾プロジェクト」 [2017年08月10日(Thu)]
こんにちは、スタッフの川口です。
毎週木曜日は市内外の団体や取り組みをご紹介しています。

みなさん、「つながる湾プロジェクト」を知っていますか?
「海」「地域」「アート」など、船ができたり、漁網でアート作品ができたり、昔の漁法でハゼ釣りをして、そのハゼでお雑煮を作ったり、いつも興味深い活動をしていて私も注目していました。

「つながる湾プロジェクト」は、自分たちのルーツをもう一度探ってみようと、私たちを育んできた海の文化を知り、味わい、共有し、表現するための活動です。海からの視点は、陸での発想とは異なる新しい連携を生み出し、地域力を高めます。この湾に生きるかっこよさを、海に囲まれた日本に生きるかっこよさを、きっと発見できるのではないかと思っています。

古来続く海辺の営みとそれに伴って育まれてきた地域文化を学び続け、誇りを持ち、内外へ向けて発信していくプラットフォームが継続的に築かれることを目指します。 
(「つながる湾プロジェクト」HPより)


海の視点、陸の視点。そんなこと考えたことがなかったのですが、私たちの近くにはいつも海があり、震災後の津波で恐ろしさも知りつつも、共に生きていく、そんな存在だと思います。「海の視点」は私の中にも存在していると感じます。

さて、このプロジェクトでは、学校では教えてくれない湾の歴史や文化を再発見する勉強会を不定期で開催しています。7月18日の勉強会は、『古代における松島湾の塩づくりと多賀城のくらし』。多賀城と塩の話となれば、ぜひと思ったのですが参加できず残念でしたが、スタッフの武内が参加したので、みなさんにも内容をご紹介します!

本日の勉強会は、『古代における松島湾の塩づくりと多賀城のくらし』ということで、奈良・平安時代に湾内で作られていた“塩”について、同時期に大和朝廷の東北地方における政治・軍事の一大拠点だった多賀城とどのようなつながりがあったかを楽しく学ぶ内容でした。

まずは、国府(行政の中心地)であり建設当初は鎮守府(軍事の中心)でもあった『多賀城』の設立と、その後どの様にして多賀城の作り直し(強化)と城外の整備、そして都市が作られていったかの説明です。
・現在の多賀城碑のすぐ近くに築かれていた外郭施設(塀)と平行に作られた東西大路
・物資を運ぶために河川を利用した運河
・その大路と運河を上手に結びつけ物資の大量運送を可能とし、大路を基軸にした都市の構築。

こうしたお話しから、そこで生きる人々のために欠かせないものとして、塩が登場します。

・湾では奈良時代から塩づくりがはじまり、平安時代に作られた製塩土器の出土が急増する。
・製塩土器が出土する場所では貝塚や漁労具なども出土している。
・多賀城では大路の交差点付近で製塩土器の出土が集中する傾向である。

また、当時(奈良・平安時代)の文献で塩に関連する内容のお話もありました。
・兵士が自分で食べる分の塩は、自らでお金を出して用意していた。
・厨(くりや)という役職に関する文献から、塩づくりの燃料として使う木を運ばせていた。
・厨(くりや)が塩づくりにも関係していた?
 ※厨:海産物の調達を担っていた役職

古代の多賀城が重要な拠点であり、都市を形成していたことを“湾と塩”という視点で見ていく面白いアプローチでした。改めて地域の歴史や『多賀城』の事を知る機会をいただきました。
 

とても勉強になりますね。今後もいろいろな勉強会や講座があるので、気になった方はHPをチェックしてみてください。

つながる湾プロジェクト
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