小さな図書館を増やそう「冒険図書館プロジェクト」 [2016年02月15日(Mon)]
こんにちは、スタッフの櫛田です。 多賀城駅前では新しい図書館が着々と出来上がってきました。3月21日のオープンまでもう少しです。 さて、図書館というとこうした行政施設としての図書館や大学図書館などを思い浮かべる方も多いと思いますが、実は図書館にもいろいろな形があります。 「マイクロライブラリー」という言葉を聞いたことがありますか?「マイクロライブラリー」というのは、個人や小さな団体が、自分たちの蔵書や地域から集めた本を広く公開する私設図書館です。自宅だったり、カフェだったり、事務所の一部を小さな図書館として開放し、誰もが本を読んだり、借りたりできます。 宮城でも、本を通して地域づくりをしたいと考える有志が、マイクロライブラリーを広げていくプロジェクト「冒険図書館プロジェクト」をはじめました。たがさぽもこのプロジェクトに加盟しています。 たがさぽには、NPOや町内会の活動に役立つ本、これから何か始めたいと思っている人に役立つ本をそろえた貸出図書コーナー「たがさぽ文庫」があります。今回は、もっとたくさんの人にたがさぽやたがさぽ文庫のことを知ってほしいと思い、このプロジェクトに加盟しました。 自動ドア横に案内表示をしています。左上の丸いマークは冒険図書館プロジェクトのロゴ。 「たがさぽ文庫」は受付のある情報サロンの中にあります。約900冊の本がそろっています。 マイクロライブラリーは、自分の蔵書を広く公開することで地域の人たちがつながったり、本を通してそこが誰かの居場所(たとえば絵本を集めた子どもたちの放課後の居場所など)となったりします。 また、たがさぽ文庫のように、ある特定の分野に特化した図書館をつくれるのも魅力かもしれません。 みなさんも、自分だけの小さな図書館、つくってみませんか? 参加している図書館を巡ってみるのも楽しそうです。多賀城市内では、たがさぽの他にコトリコーヒーが加盟しています。 |