ランチで地域のつながりづくり「ランチボックスカフェ」 [2016年01月21日(Thu)]
こんにちは。スタッフの阿部です。
毎週木曜日は、市内外の取り組みや団体をご紹介しています。 今週は全国的に雪が降りました。 高齢者のお宅などで、地域の方が雪かきをする様子をニュースでご覧になった方も多いのではないでしょうか。 今回は、ご近所同士が助けあって地域を守る共助活動を築く取り組みとして、愛知県名古屋市で行なわれている ランチボックスカフェ のご紹介です。 ランチボックスカフェは、年会費1,000円で、月に一度バイキング形式の手作りの料理を食べたり、料理をお弁当箱に詰めて持ち帰れるイベントです。共助社会と支え合う関係づくりと関わり方を考える、NPO法人ナイチンゲールが主催しています。 NPO法人ナイチンゲールでは、家族の有無で高齢者の方を区別するのではなく、困ったときに「助けて」と言える社会を目指しています。 地域の縁日に合わせて毎月開催をしていることや、家の近所でおいしい手料理が食べられるということもあり、会員は開催から半年で約100名になったとのことです。ランチを一緒に食べながらおしゃべりをすることで、気軽に地域の方同士のつながりが生まれています。地域の方同士のつながりだけでなく、ナイチンゲールのスタッフが健康の相談などにも応じているとのことで、スタッフのみなさんも、参加者の方にとって困った時に気軽に頼れる心強い存在になっている様子が伺えます。うれしいこと・助かることが満載のランチボックスカフェの開催を、毎月楽しみにされている方も多いようです。 イベント中スタッフが大変な時に、すでに会員になっている方がはじめて参加された方に団体の説明をしてくれたりと、活動の中でも支え合いが自然と生まれているようです。高齢者の方を地域で支える取り組みとして、みなさんの地域でも参考にしてみてはいかがでしょうか? ちなみに多賀城市東田中南でも、「サタデーモーニングカフェ」という、自宅にこもりがちな住民のつながりづくりを行なう活動が行なわれています。 ブログ記事:土曜の朝は、「サタデーモーニングカフェ」! https://blog.canpan.info/tagasapo/archive/1614 また、2月27日(土)には、「サタデーモーニングカフェ」を主催する東田中南自治会の加覧逸雄さん、家庭文庫「ちいさいおうち」の佐々木優美さんをお招きし、人と人とのつながりづくりを始めたい方向けの講座を開催します!詳しくは近日中にブログ・ホームページでお知らせいたします。 |