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タグクラウド
ネットを通じて集める寄付の方法 [2015年09月15日(Tue)]
こんにちは、スタッフの近藤です。

今週の火曜ブログは「市民活動に役立つ情報」をご紹介します。

今回ご紹介するのは、クラウドファンディングです。

数年前にも少しご紹介しましたが、今回はさらに詳しくご紹介していきます。

クラウドファンディングとは、群衆(crowd)と資金調達(fundhing)を組み合わせた造語で、NPO、クリエイター、企業家などの企画者が、社会の課題を解決するための活動費や、製品・サービスの開発、もしくはアイデアの実現など「ある目的」のために、インターネットを通じて不特定多数の支援者から資金の出資や協力を募ることをいいます。

まず、企画者はプロジェクトで必要とする支援目標金額、募集期間を設定します。
クラウドファンディングは、目標金額に到達しなければ支援を得ることができない「All or Nothing型」と、目標金額に達成しない場合でも、調達した資金を手にすることができる「実行確約型」という資金配分方式を取っていますが、ほとんどは前者の方式を取っているので、企画者は何としても募集期間内に資金を集めて支援を成立させなればなりません。

またネット上ではリアルタイムで、寄付金額と残り日数が公開されるユニークなしくみとなっており、もちろん成立・不成立も閲覧者からわかるところも関心を呼ぶところです。
この寄付者に対し、いかに分かりやすく共感が生まれるようなプロジェクトについては寄付が多く、プレゼンの仕方次第で左右するのも面白いところでもあります。


今回は、日本で有名なクラウドファンディングをいくつかご紹介します。

READY FOR?(レディフォー)
・公共性・社会貢献性の高い活動への支援が多い
・U R L ⇒


CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
・クリエイターの利用が多い
・U R L ⇒


motion galler(モーションギャラリー)
・映画などのコンテンツ・アート系のプロジェクトが充実
・U R L ⇒


COUNTDOWN(カウントダウン)
・グローバルな方面で専門性を活かしたい人の利用が多い
・U R L ⇒


JapanGiving(ジャパンギビング)
・スポーツ選手が呼びかけるプロジェクトへの賛同など
・U R L ⇒


WESYM(ウィシム)
・T-POINT、楽天スーパーポイントなどで支援ができる
・U R L ⇒


kibidango(きびだんご)
・夢やアイデアを実現するクリエイター向き
・U R L ⇒


FAAVO(ファーボ)
・地域や地元を応援するプロジェクトを扱う
・U R L ⇒


GREENFUNDING(グリーンファンディング)
・クリエイティブな取り組み
・U R L ⇒

日本のクラウドファンディングは、2011年頃から多く生まれてきました。
東日本大震災後に伴い、社会全体が寄付やボランティアに関わる人が増えている最中でしたので、被災地支援をするための様々なプロジェクトが立ち上がり、多くの人の想いとお金が被災地の支援につながりました。

そのひとつに、レディフォーを通して行われた「陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト 」があります。
東日本大震災で、岩手県陸前高田市の図書館が全壊し、ずべての蔵書が津波により流出しました。

陸前高田市モビリア仮設住宅の中に住んでいる女性が、岩手県沿岸部で「いわてを走る移動図書館プロジェクト」を行なっているシャンティ国際ボランティア会の協力を得てながら、レディフォーを使い、全国から862人から8,245,000 円の資金が集まりました。(目標金額は2,000,000円)

クラウドファンディングは活用次第で、多くの方へ社会問題、プロジェクトを伝え、多くの寄付を集めることに非常に適しています。

企画者・支援者として、上記のサイトを閲覧してください。
おもしろい取組や活動など、見あたるかもしれませんし、自分自身がエントリーすることも可能ですので、ぜひチャレンジしてみてください。わーい(嬉しい顔)
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