NPOのための『情報発信初級講座』のご報告 [2013年12月03日(Tue)]
こんにちは、スタッフの武内です。
11月29日(金)、たがさぽで情報発信初級講座を開催しました。 この講座は、NPOや市民活動などの団体がインターネットで使えるツールにより広報をすることが必要になってきているなかで □ インターネットと聞くと難しいと思ってついつい敬遠してしまう… □ ホームページ、ブログ、Facebook、Twitter自体がよく分らない… など、インターネットを使った情報発信についての疑問やお悩み解消を目的としています。 講師には、一般社団法人メディアデザインに所属されている伊東利光さんをお招きしました。 伊東さんは、ライター・WEBクリエイターとしての活動のほか、電子出版やパソコンソフトの研究をしています。また農学博士の学位も持っているなど、多彩な活躍をされています。 今回、参加された方は11名。 そこから3つグループをつくり講座が進みました。 まずはじめは、アンケート形式のワークショップから開始です。内容は ・どういったツールを使いたい、または使っている ・どんな事を載せたいか? などの項目です。 これにより使ってみたいツールや、どういう使い方を考えているかといったことを、参加者の皆さんに整理してもらい、それを踏まえて各ツールの概念の説明や特徴の紹介をはじめました。 ■インターネット・WEBサービスを知る。 どのようなサービスの種類があるのかを改めて確認します。 ・電子メール … 通信手段の定番 ・ホームページ … 情報の倉庫 ・ブログ … ネット上の日記 ・twitter … つぶやきでコミュニケーション ・Facebook … 実名で楽しむSNS ・LINE … スタンプでのコミュニケーションが楽しい などの特徴を説明してから、それぞれのツールについての解説です。 コチラはtwitterについてです。 特徴としてはリアルタイムな情報や思いというものを表現し易いと言えるでしょうか。 そしてFacebookの解説です 原則的に実名での登録というルールがあることから、グループや仲間という繫がりの広さが情報の拡散にも大切になるかと思います。 これらのツールを比較したのが下の画像です。 ホームページは様々なデータを集め発信し、またそういったデータを蓄積できるのが特徴といえます。 ブログはその機能から情報を日・週・月などに絡めて発信してゆくことができます。 Twitterは今何をしている・思っている、といったリアルタイムの情報発信が得意です。 Facebookは長い期間で情報の伝達・やり取りに長けています。 ■活用の例 活用例では企業などのサイトも例に挙げて紹介です。 ブログはカタログでは分らないような情報を実際の体験などを交えて発信するという方法でした。 団体で活用するとすれば、イベントチラシなどで実施する項目を『実際にこのような事をします』といった実演の風景を再現し、画像などと一緒に紹介するということができるかと思います。 Twitterは情報の発信のほか、情報を集めるという使い方もできることが紹介されていました。これはサービスについてのダイレクトな反応や感想を集め、改善に役立ちます。 Facebookはアイコンにオリジナルのキャラクターを使い親近感で人を惹きつけたり、サービスを利用した人に感想を出してもらい公表することで、口コミのような効果をもたらすといった効果があります。 以上の内容などを踏まえ 最後に実際に使いたいツールを使用の目的から考えるワークを行い、講座は終了しました。 今回の講座は団体がインターネットで情報の発信をと考えた時に、伝えたい情報が多くの人に的確に通りに伝わり、参加者・支援者の獲得につながることと、ネットでの情報発信を無理なく継続して行うための手がかりにしてもらうため、実際に機器を操作するといったことはしない形式で行いました。 そのため『パソコンの操作自体が不慣れ』という団体さんもいらっしゃると思いますが、そういった場合はブログやTwitter、Facebookのアカウントの取得など立上げ時には、たがさぽスタッフが個別でお手伝いいたします。 また、団体としてホームページを作りたいという場合には、団体のホームページ作成を支援している団体のご案内などもできますので、ぜひ、たがさぽへご相談ください。 今回の講師、伊東利光さんが所属する一般社団法人メディアデザインでもホームページなどのデジタルコンテンツの企画・製作・開発支援を行っていますので、ご確認ください。 一般社団法人メディアデザインのHP → ★★★ |