こんにちは!!!
今日から多文化共生センター東京を紹介していく新コーナー「アルの多文化日記」を任された
多文化歴4か月の超新人、アルベルト・ディアズです!
大学に通いながら、フリースクールでは夜にアシスタントをしています。
今日は『アルの多文化日記』の第一弾として、
「お姉さん」として子どもたちに有名な、大学生の張さんに来てもらえました!
張さんは多文化共生センターに関わり始めて2年になります。
彼女はその明るい性格からか、みんなから好かれています。
張さんへのインタビューを記事にしました。
Q.1 多文化共生センター東京にかかわり始めたきっかけは何ですか? 当初は、自分の中国語を活かしたいっていうのが一番にあったのですけど、最近思うのは‥‥たぶん、私も7歳のころに日本に来て「居場所がない」と感じていたのですね。学校でだったり、いろんなニュースで言われている中、自分について言われているわけではないのに、すごく居場所がないと感じたんです。すごく『消えたい』という、気持ちがずっと中学・高校時代ににありまして。
今考えると、「中国語を活かしたい」というのはきっかけだったかもしれないけど、私の中で、自分の居場所を探すためにこういう場所を探していたのではと、ここ最近気づきました。居場所を探していたらいつの間にか、自分と同じような「居場所がない」と感じる人を支援する立場になっていたと思います。
Q.2 趣味はなんですか? 趣味!? 趣味は結構たくさんありまして、まず一番好きなのが、映画を見に行くのがすごく好きで、あと美術館に行くもすごく好きで、あと本を読むのも好きで、音楽を聴くのも好きで、カラオケも好きだし、そんな感じです!(笑)
Q.3 好きな映画は? 1970年代に作られた『It’s a Mad, Mad, Mad World』っていう、白黒とカラーを合わせた洋映画なんですけど。すごくシュールな映画で、最初は見るのが疲れるような映画なのですけど、簡単に言うと、第二次世界大戦後の世界を舞台にして、主人公たちが老人の遺言によって振り回されていく、とてもおかしな話なのです。この映画は「こういう風にして戦争は起きるのです!」というメッセージが込められています。
Q.4 カラオケに行くというのが好きって言いましたけど、一人カラオケって行きますか? ヒトカラ!?(※ 一人カラオケの略) ヒトカラは寂しいからできない!(笑)
‥‥俺は、練習で行っています。(哀)
Q.5 子どもの頃のニックネームってなにかありましたか? 子どもの頃は案外平凡で(かくちゃん)っていう感じだったんですけど、大学に入って平凡なのがつまんなくなって、赫の「く」を取って、(くーちゃん)っていう呼ばせてた時期もありました。
Q.6 子どもたちに教えていきたいものはありますか? 知識を教えるよりかも、知識をいかに吸収するのか、吸収する術。たとえば、勉強の方法だったり‥‥あとは、人生の生き方。何か問題にぶつかったときに、どう対処するのかということを教えていきたいと思っているし、これが私の使命だと思います。