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安藤雄太の“風に吹かれて旅がらす”

ボランティア&市民活動の熱血伝道師・安藤雄太が、飲んだくれながら全国行脚。
愉快な人々との出会いや、旨いもん、旨い酒について、語ります。


三宅島帰島5周年 その3

[2010年12月30日(Thu)]
やっぱりくさやは島にかぎる
三宅島帰島その2より続く)

記念式典が平野村長の挨拶で始まる。
来賓の祝辞、式は順次すすんでいく。
会場のなかに飾られた大漁旗が風にあたり揺れるものの、ものすごく暑い。いや「熱い」だろうと思う。サウナ状態で。会場内にある氷柱もほとんど役に立っていない。


そんななか三宅高校生徒3人の感謝のメッセージは、何か三宅島の明日の希望を持たせるものである。やはり若さのオーラだろう。

式典が終わると、場面転換を図るため暫し休憩となった。外のほうが涼しい。

2部の交流会は、郷土芸能をはじめメッセージ、御馳走に当然くさやと明日葉(あしたば)、何ともいい香りである。
余談だが、くさやは都心では食べ難い。というより、焼けないのだ。あまりにも異様な臭いのために。
よく瓶詰め臭わないくさやが売られているが、私から言えば邪道である。やはりくさやは、島で食べるのが美味しい。

懐かしい伊豆郷土芸能保存会の天陣太鼓、神着郷土芸能保存会の木遣太鼓など、久々に聴くリズム。何となく元気がでてくる。
全島避難していた時、島民ふれあい集会で、この太鼓のリズムがどれだけ勇気を与えたか図りしれない。

名残り惜しいが、交流会を終え宿舎へと向かう。島内の民宿に分かれた。
昨日の船旅の疲労(というより呑み過ぎだが)、昼間のサウナ状況が重なり、食事まで一休み。
三宅島社協の寺本会長、「あじさいの郷」水原施設長をはじめ、関係者と旧交を温めながらの焼酎「雄山一」は、やはり美味しい。

翌朝の島内視察を終え、東京に向かう「かめりあ丸」の出航時間までは少し時間がある。
すぐ近くにある三宅島の温泉「ふるさとの湯」へと向かう。露天風呂からの一望は絶景。湯につかりながら寝てしまいそうだ。
といっても出航時間には間に合わせなければならない。やむなく湯から出て錆港に向かう。


島の関係者が見送ってくれる。
太鼓の音が続くなか船体はゆっくりと岸壁を離れ、雄山がゆっくりと小さくなっていく。
ぜひ近いうちに再島したいものである。

<三宅島帰島5周年の巻 
(2010.9.5 By 安藤雄太)