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安藤雄太の“風に吹かれて旅がらす”

ボランティア&市民活動の熱血伝道師・安藤雄太が、飲んだくれながら全国行脚。
愉快な人々との出会いや、旨いもん、旨い酒について、語ります。


長浜盆梅&浅井三姉妹 その3

[2011年03月05日(Sat)]
美人三姉妹のお出迎えですよ

(長浜盆梅&浅井三姉妹 その2 より続く)

ドラマ館は、大河ドラマの撮影の様子や衣装が展示されていて、なななか豪華(展示物にさわったり、写真を撮ることは禁止)。観光バスが数台入るほどの観光スポットになっている。

ここは何と言っても美人三姉妹のお出迎えである。



雨は相変わらず振ったりやんだり。
すべて観終わり長浜駅に着くと、急に咽の渇きをおぼえてきた。


地ビールと温泉 うぅ〜!!どちらも欲しかったが

タウンマップを見ながら、「温泉にも入りたいが、帰りの時間を考えるとどちらかをとるしかないな」。

すると盆梅展会場の反対側に地ビールという文字がやたらに大きく入ってきた。
もう足は長浜浪漫ビールに向かっている。

迷いながら住宅街を歩いて行くと、遠慮深げに店が現れてきた。
店の中は客が2組。
店内が見渡せる端の席に座ることにした。

さっそく、メニューを覗くと地ビールの銘柄が連なっている。

「なるほど」と自問自答しながら、まず長浜エールとおつまみのつくセットメニューをお願いする。


注文したものが出てくるまでの間というのは何やら楽しいものだ。
5分程して、ビールとやや細長い鉢が目の前に並べられる。先ずは、一口。当然ビールである。
「うまい!」


おっ!鮒鮨があるぞ!!!
 


一口で飲みほしてしまった。そう、グラスが小さいのだ。しかし、いい苦味。当然おかわりを。次は伊吹バイツェン、もちろん中ジョッキで。

次の肴を注文するためにメニューをみていると鮒鮨が!
当然注文する。

鮒鮨は好き嫌いがあるが、くさやもおなじ。
くさやは伊豆七島の名産。島に行くとくさやをお土産に買って帰るものの家では焼くことができない。というより近所迷惑だろう。
そこで、馴染みの店「あまくさ」に竹芝桟橋から直行して焼いてもらうのだが、くさやを焼き始めると客が帰ってしまう。迷惑な話だと思うが、それでも残った客はくさやの美味さを知っているにちがいない。
そうなればお裾分けをしないわけにはいかない。

さらに美味しくくさやを食べるのは焼酎だなと思いながら、ここは鮒鮨。やはり日本酒だろう。
だが地ビール館なのだ。自分に言い聞かせ、すっきり味の淡海ピルスナー、期間限定のショコラエールと呑み続ける。

 「新幹線の最終に間に合うには、そろそろ呑み干してしまわないと」と、後ろ髪をひかれる思いでコシをあげた。
今度来たときにはゆっくりと呑むことにしよう。

(長浜盆梅&浅井三姉妹の巻  )
<2011.2.28 by 安藤雄太>

長浜盆梅&浅井三姉妹 その2

[2011年03月05日(Sat)]
「ぼらせん」そっくりの三姉妹煎餅を見つけた
(長浜盆梅&浅井三姉妹 その1 より続く)

まだ、小雨が降っている。
駅に向かいながら歩いて行くと、やたらに幟が歩道脇に立てられている。見ると「江・浅井三姉妹博覧会」。そう、今のNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」ではないか。

「温泉に入りながらビールと鴨料理かな」と空腹感を覚えていたものの、急ぎ博覧会循環バスに乗り込んでしまった。

何とこのバスは観光ボランティアが添乗して説明してくれる!

よく理解しないまま循環バスに乗ったが、どうやら博覧会は一か所ではなく、浅井家ゆかりの場所で開催している数か所をまとめて会場になっているためにバスで行かなくてはならないことがようやく理解できた。

「浅井歴史民俗資料館」「小谷・江のふるさと館」「浅井・江のドラマ館」等など、どれもゆっくりと観ることができた。

「小谷・江のふるさと館」は、急遽観光用に建てたプレハブ会場だが結構趣向が凝らされている。お土産コーナーなどではロケ汁が売られていた。何々と思いながら一杯いただくことにした。

お店の人は気さくに「このロケ汁は大河ドラマの俳優さんたちも食べていたのよ」と話してくれた。

ロケ汁と言ってもトン汁ではあるがなかなか美味しい。満足!満足!



お土産を物色していると三姉妹煎餅がある。

よく見ると醤油味、唐辛子味、エビ味の3種類があった。



「な〜んだ、ぼらせんがパクられたかな?」
絵柄が三姉妹であるだけの違いである。

頃合いをみてまたバスに乗りこむと、別の観光ボランティアの説明が始まる。
ボランティアだけあって、プロのバスガイドとは違い人柄が出るもの。今度のボランティアさんは、質問に答えるようなマンツーマンのガイドであり、それも聞いていて楽しいものである。

(長浜盆梅&浅井三姉妹 その3 へつづく・・・)

<2011.2.28 by 安藤雄太>


長浜盆梅&浅井三姉妹 その1

[2011年03月05日(Sat)]
 春を感じさせる長浜盆梅展 見事!見事! 

昨日は久々に会う人と旧交を温めた「日本ボランティアコーディネーター協会設立10周年」の集い。今朝起きると小雨が降っている。

「さあ、今日は長浜に行こう!」
昨夜から「北野天満宮か」と思いながらも、以前に行った長浜の盆梅をどうしても見たくなっていた。そうと決まればさっさと身支度してホテルを後に。

京都駅から長浜駅まで新快速、途中米原で乗り換え1時間20分程。長浜駅についたものの雨は止まず。

盆梅会場は駅に隣接している「慶雲館」。もともと長浜の豪商浅見又蔵氏が建てただけあって、日本家屋に庭園はなかなかなもの。入り口には、明治天皇も行幸したことや伊藤博文公の命名によるものであることが説明されている。
なるほど、なるほどと感心しながら、もっと静かな時に訪れてもいいかもしれないと、ふと思う。

早速、会場内に入る。座敷、床の間に見事な、といっても梅を観賞できる目利きではなく全くの素人ではあるが、見入ってしまうほどである。





梅と香りを鑑賞し、春が近いことに酔いながら会場を後にした。

(長浜盆梅&浅井三姉妹 その2 へつづく・・・)
<2011.2.28 by 安藤雄太>

今が見頃!河津桜 その2

[2011年03月04日(Fri)]
やっぱり桜と温泉はいいなあ 

海岸にもっとも近い浜橋まで来た。さあ川沿いに遡上するぞ!
沿道には屋台が立ち並ぶ。フラフラと立ち寄る。立ち寄らないのは失礼にあたる。有難くいただく。もちろん代金は払うのだが。

さらに進むと足湯もある。
「よしよし」と呟きながら足を湯の中に入れる。
「あったかい」

ここに足湯があるということは、当然温泉があるということである。そうだ、さっきガイドマップをもらったことを思い出す。
「なるほど、すぐ先に峯温泉がある。大噴煙湯公園とも書いてある」と独り言。
俄然元気に足湯を飛び出す。

ほどなく大噴煙湯公園に着く。もちろん桜を愛でながらである。

間欠泉である。
時間が来ると湯が勢いよく噴き出してくる。

足湯に入りながらこの迫力を満喫していると、そう、ビールが飲みたくなるのは世の常。
そう、「ビールは湯上がりに限る」。




公園のキャラクターである「フントウ君」に別れを告げ…。



公園の隣に、純和風旅館「竹の庄」がある。渋い旅館である。
ここはビールというより、風呂上がりの浴衣で懐石料理であろう。
だが、今日は泊まれない。
今度来た時はここを宿にしようと決意?して、温泉、温泉。 

歩いてすぐに「踊り子温泉会館」がある。日帰り温泉だ。
でも「ちょっと待て」。
河津桜は峰大橋まで続いているのに、まだ、半分ほどの工程である。
温泉とビールは後の楽しみにと意を堅くして、駆け足で観ることにした。



今日は満足、満足。帰るのめんどくさいな…。

踊り子温泉会館に戻って、早速中へ。
ここは町営温泉である。千円の入湯料を払って脱衣場へ。

お湯はやわらかい泉質。ゆっくりと湯船に身体を浸す。
「ふぅ〜。極楽、極楽。またも極楽、極楽」

1時間程温泉に浸かり、早速ビール。
「うま〜い!!!」

五臓六腑、毛細血管にまで浸みていく。
暫し無言のあと、そう屋台で食べていたせいか、何だか急に空腹を感じ始めた。


携帯電話の万歩計は2万歩近く。もう歩いて駅に戻るのは無理だ。
バスに乗り8分ほどで駅に着いた。

さあ、呑めるところ!
駅前の呑み屋の暖簾をくぐり、生ビールにお造り、金目の煮付・・・・・
最終時刻だけ気をつけて、ゆっくりと。

(今が見頃!河津桜 の巻  )                         

<2011.2.23 By 安藤雄太>

今が見頃!河津桜 その1

[2011年03月04日(Fri)]
今が見頃!河津桜 〜一眼レフカメラを小脇に

朝めずらしく早く起きた。歳のせいかも知れない。
新聞を読みながら、そこに挟まれていた広告の束に何気なく目がいった。沢山の広告のなかに、伊豆の温泉巡り案内や河津桜が大きく映し出されていた。

そうだ、河津桜の時季だ!と思いざま、パソコンに向かい情報収集。
「五分咲きか」
とつぶやきながら、カメラを用意する。

そう、新しい一眼レフを買ってしまったのだ。

欲しいと思って4カ月程経つであろうか、この間何回となく量販店のカメラコーナーに通い、もしかしたら一時の気の迷いかとも思いながら、従来のデジカメを使用していたのだが。

<いや、今のデジカメは機能的にも数良いし使い馴れているので満足しているのだが>
まあ、買ってしまったのだ。

新しいカメラを使いたいのも手伝って、東京駅から踊り子号で河津へと出発。
車中は景色も目に入らない。そう、一眼レフカメラの手引書を片手に、なるほどと頷きながらもわからない言葉だらけ。おじさんに理解できる言語で書いてくれ!と叫びたくなってしまう。

普通の日だけあって列車は空いているうえ、途中の熱海、伊東、熱川の各温泉地でほとんどの人が降りる。おそらく車中に残っている人は下田の温泉まで行くのだろう。
そんなこんなで河津駅下車。

人も溢れているし屋台もズラリ、ルンルンルン笑顔

改札を出ると、大勢の人が右往左往。この人たちも河津桜の見学者なのか。
観光ガイドボランティアに地図をもらい、何処を観たらいいのか聞いてみた。
「少し早いので、川下の方が咲いているからそれをみて、川上に向かうといいかもしれない」

お礼を言いつつ人波を掻き分けるようにして河津川まで来ると、観光ガイドボランティアが言うように土手沿いに咲いているではないか。

満開ではないが七部咲きだろうか。インターネットの情報よりも見応えがする。
早速、新しいカメラで撮り始める。






(今が見頃!河津桜 その2 へつづく・・・)
<2011. 2. 23 by 安藤雄太>

よし!日本三景 宮島に行くぞ!の巻 その4

[2011年02月05日(Sat)]
霊験あらたかな不消霊火

昼までには時間がある。
ガイドマップを取り出し見ていると、宮島の名峰弥山までロープウエイが行っているではないか。歩くわけではないので、行ってみることにした。

紅葉谷公園ロープウエイ駅に着く。15分位揺られて終点獅子岩駅で降りる。
天候が良くない。
観光マップだと大して歩かなくても良いように見えたが、とんでもない。山道である。下ったと思ったら登り道。
修行している人は毎日この道を往来してきたのだと、「修行修行」とつぶやきながら本堂へ。

この弥山には七不思議があるらしい。
その一つに「消えずの火」がある。
弘法大師が修行に使った火が、1200年たった今日でも消えずに燃え続けているそうだ。



比叡山にも不滅の法灯があったが、ここにもあった。
この火を絶やさずに見守り続けてきた人は大変だったろうと改めて思う。その努力に頭が下がる。
この霊験あらたかな火は、広島の平和公園の「平和の灯」の元火になっているとのこと。

弥山本堂をあとにして、くぐり岩、展望台、舟岩、疥癬岩など奇岩を見ながらロープウェイ駅に向かって下山する。
天気が良くなく、晴れたら瀬戸内海が一望できるんだろうなと、機会があればまた来て見たいと思う。

さあ、急いでビールで穴子飯を食べに行こう。

(よし!日本三景 宮島に行くぞ!の巻  )
<2010. 9. 27 By 安藤雄太>

よし!日本三景 宮島に行くぞ!の巻 その3

[2011年02月01日(Tue)]
荘厳な厳島神社。感じる感じる 歴史の中にいるぞ

翌日、朝食を済ませ昨日歩いた参道へと向かう。
商店街を抜けて大鳥居へ、だがもう満々とした海水の中に立っている。



早速、厳島神社へ入る。海中に浮かぶ世界遺産に登録されているだけに、歴史と荘厳さを感じるところである。
平清盛が絶対的権力を持って保護してきた想いの中には、永久的権力維持と安らぎがあったのだろうなと思いながら、神殿をゆっくりと見て歩く。
 
入口に入ったときから雅楽が聞こえてくる。
まあ神社だしと思いながら近づいていくと、大勢の人だかり。

正面の高舞台に近づくと、舞楽が舞っているではないか。
さらに近づくと白無垢の花嫁衣裳を中心に留袖姿、着物姿が着座している。

そうか、結婚式なんだ。
平安時代から舞ってきた古代ゆかしい伝統芸能の前での結婚式。二人にとって忘れられない記念になるだろう。




今日は時間があるので千畳閣、五重塔、宝物館、大願寺、大聖院、清盛神社・・・。
残念ながら宮島水族館は改装中のため見学できず。残念。

(よし!日本三景 宮島に行くぞ!の巻 その4  へ続く・・・)

<2010. 9. 27 By 安藤雄太>

よし!日本三景 宮島に行くぞ!の巻 その2

[2011年01月26日(Wed)]
焼き牡蠣の 店の前にて 歩が止まり

醤油が焦げたいい香りがしてきた。店先で牡蠣を焼いているではないか。
「ひとつ下さい」
何のためらいもなく食べながら、再び参道を歩き始めた。

と、すぐに宮島の大杓子、
何とでっかいことか。

8メートルはありそうだ。

そういえば、宮島杓子は観光土産として何処の店にも売られている。

感心してみていると
時間はどんどん過ぎて行く。

表参道の商店街を抜けると、大鳥居が目前に入ってきた。





砂利道を急ぎ足で岸辺まで近寄ってみる。
何と海水が引いている。
鳥居の下まで行けるようで、多くの観光客が鳥居の下で記念写真を撮っている。

それならばと、そばにある石段を降り鳥居まで、と言っても下はぬかるんでおり海水の溜りがいたるところにある。
ついつい下を見ながら注意深く歩くことになった。


岸辺に上がるともう空は暗く、予約していた宿の食事の時間が過ぎているではないか。
「これは大変!」と宿に連絡し迎えに来てもらうことにした。
どうも大鳥居の近くだと思っていたのが間違いで、そこから車で20分位かかるところであった。どうやら反対側の漁港のところである。

迎えのマイクロバスに乗り、「宮島シーサイドホテル」に着く。
早速、部屋に案内されるが
「お食事すぐでよいですか」
と聞かれても、やはり風呂に入ってからでないと美味しいビールが飲めない。
食事時間を大幅に遅れてきたのがいけないのだが、それでも30分で風呂に入ることにした。

風呂から上がってくると既にご馳走が待っている。
早速、地酒「弥山」を注文する。美味い酒である。



よし!日本三景 宮島に行くぞ!の巻 その3 へつづく・・・)

<2010. 9. 26 By 安藤雄太>

よし!日本三景 宮島に行くぞ!の巻 その1

[2011年01月09日(Sun)]
よし!日本三景 宮島に行くぞ!

9月25、26日の2日間にわたって開催された「全国ボランティアフェスティバルひろしま」
広島から来年の開催地東京にバトンタッチのセレモニーが終わり、会場を出た。
何やら「広島や次期開催地の関係者などの打合せらしきものがあるので寄らないか」と誘われたものの、丁寧にお断りしながら駅に向かった。

広島へは何かと全国会議等で来ていて、平和公園や原爆ドームなど名所旧跡や観光施設は何度も足を運んでいる。
ところが行っていないところがあり、機会があれば是非行ってみたいと思っていたのが、そう、日本三景“宮島”である。そんなわけですでに夕食付の宿を予約。
ここで打合せなるものに寄っていると間に合わなくなることがはっきりしているのだ。

いつもは宿を予約したりすることはなく、ぶらり寄り道の旅をするのが多いのだが、そんな時に誘われれば、「まあ少しだけ」と言ってそのまま呑み続けて東京に帰ってきてしまうであろう。予感が働いたのである。

広島駅から山陽本線に乗り、1時間程で宮島口駅に着く。ここから連絡船に乗り継ぐ。たいして待たずに出航。10分程の船旅である。

夕暮れの中に、真正面から大鳥居が迫って来る。

下船してみたものの周りは大したものはない。観光地図を見ながら先程の大鳥居に向かって歩く。

ところがである。
参道に沿いながら歩き始めると、お土産屋が軒を連ねているではないか。
食べ処というか、呑み処も結構ある。


「穴子飯いかがですか。美味しいですよ」
 
そうだろう。美味しいだろうな。つい暖簾をくぐりたくなるものである。
しかし、今は穴子飯食べている時間がない。

とは言え、こういう雰囲気はついつい何かを食したくなるものである・・・・・・


よし!日本三景 宮島に行くぞ!の巻 その2 につづく・・・)

<2010.9.26 By 安藤雄太>

郡上八幡ぶらり旅 その4

[2010年11月11日(Thu)]
老いも若きも誰でもが「春駒!春駒!・・・」力強い踊り

会場に近づいてきたのだろう、ようやく人の波が見えてきた。夜店も出ている。お祭りの雰囲気になってきたせいだろう、気持ちも何かウキウキしはじめているのがわかる。

踊っている列をゆっくりとすり抜けるように兎に角中心に行ってみようと思い、人波をかきわけながら進んで行くが、ここは商店街の通りを会場にしているので各商店、空き地があれば露天を出してたこ焼き、お好み焼き、かき氷・・・、そして当然ビール。威勢よく呼び込みをしている。
目移りしながらも中心部へと移動していくと、商店街の交差点の中央に櫓を建てて、この櫓を中心に四方に踊りが循環しているようである。


踊っている人は老若男女、海外から来た人も含めて、楽しそうに足を蹴ってみたり腕を伸ばしてみたり。「なるほどそう踊るのか」、とリーダーらしき人の踊りを見ながら輪の外で真似をしてみる。簡単そうに見えたが意外や難しい。踊りも曲が変わると踊りも変わる。
すぐには覚えられないと思いきや、「よし、腹ごしらえだ」

橋を渡ったところに旧町役場がある。その前の広場で露店が出ている。兎に角ビールである。鮎の塩焼きも煙をモウモウと上げながら焼いているではないか。当然一匹いただいてビール片手にグビグビ。祭ならではの美味しさである。

そう言えば、昼遅いとはいえ、常滑で食べてからかれこれ8時間は経っている。お腹が空くのは当たり前である。空かさずビールのおかわりとたこ焼きを注文する。

腹ごしらえが終われば
「さあ、踊りの輪に加わろう!」

いやいや難しい。なかなかついていけない。と言いながら前の人、向かいの人の踊りを見ながら見様見真似である。

特に春駒は、何か踊り方も歌も威勢がいい。手が足に力が入ってしまう。
馬の産地だけに馬に対する想いがこうした踊りになったのだろう。

さすがに3時間近く踊っていると身に堪えてくる。シャカリキになって踊っているわけではないが、途中、ビールを呑み呑みのせいもあるが徹夜は堪えてくる。

そう言えば、郡上おどりはすぐに踊りの輪に入れるのに感激した。まさに盆踊りである。
それに対して今年観た祇園祭や2年前に観たおわら風の盆などは観客として楽しむ訳だが、何かボランティア活動に似たものを感じた。
ボランティア活動は主体的に参加してこそ面白さがある。
その意味で言えば郡上おどりはボランティア的踊りでもあるな。

そんなことを考えているうちに空は白んできた。急がねば。郡上八幡駅から臨時列車に乗り東京への帰路に着いた。

郡上八幡ぶらり旅の巻 完
           
(2010.8.16 By 安藤雄太)
 
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