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安藤雄太の“風に吹かれて旅がらす”

ボランティア&市民活動の熱血伝道師・安藤雄太が、飲んだくれながら全国行脚。
愉快な人々との出会いや、旨いもん、旨い酒について、語ります。


同志社ワイン

[2011年03月05日(Sat)]
何と何と「同志社ワイン」 美味い! もう一度味わいたいものだ

一昨日は、内閣府の防災教育チャレンジプランの審査会が大方終わったのを確認し、大急ぎで新幹線に乗った。
京都駅に着くも陽はすっかり落ち、京都タワーの白さが一段と鮮明に映る。そんな周りの様子を観る間もなくタクシーに乗り、日本福祉教育・ボランティア学習学会の三役会議のため同志社大学へ向かう。

会議には相当遅れたこともあり閉会も当然遅くなる。そう、空腹も加速度的に進んでいるのがわかる。
一段落して食事をしながらということになるが、「折角京都に来たのだから」と上野谷会長が気をつかって馴染みの和食の店をあたってくれたものの、満席であったりオーダーストップであったりして、結局同志社大学に併設しているカフェレストラン「寒梅館」になった。

「レストラン? そうかワインだな。よしよし」と独り言。

早速、ビールをいだだきながら前菜から鴨料理と、アラカルトで注文。さすが味は好い。頃合いを見てワイン。「そうそう」心の中で頷いていると、

「同志社ワインをお願いします。赤ね」

赤ワインは当然だが、「同志社ワイン?」
聞けば、同志社大学と丹波ワインとのコラボレーションによるワインだそうだ。美味い、美味いと言いながらもう一本追加。

良い酒は良い酔いになることを感じながら宿に戻る。
食べるのに?ではなく飲むのに夢中になり、写真を撮るのをすっかり忘れてしまった。京都に行った時はまた是非寄ってみたいものだ。
      寒梅館 http://www.hamac-de-pardis-kannbaikann.jp
 
さあ、明日は「全国ボランティアコーディネーター研究集会2011」と「日本ボランティアコーディネーター協会設立10周年記念の集い」に参加の予定!

<2011.2.16 by 安藤雄太>

酒処新潟にて

[2010年07月08日(Thu)]
 新潟駅もすっかり暗くなり夜の灯りと人を呼び込む声が行きかう中、今日の空腹を満たし美味なる満足をさせてくれることに期待しながら一人歩いていた。

 若者たちの一群が大きな声で呼び合っているかと思えば、二人連れの若い女の人たちが店を指さしながら何かを言っている。昔からある繁華街ではない。新しく造りつつある繁華街といってもいいだろう。
 そんな街中を右をみたり左をみたり店の入り口や看板メニューを覗きこんだりしながら、さらには反対側の歩道に移ったりしながら、一見すると怪しげな行動である。

 もう8時を過ぎているのでどこかにの店に入らなければと思いつつも、なかなか決められないでいる。すでに物色している店の順番を決めているものの、もうひとつこれはというものをもとめている。食べたいものを探す嗅覚が納得しないでいる。といってもきりがない。見えている交差点まで行ってなければ順番に決めた店に入ろうと心に決めた。
 
 そんな数十歩先にいった右側に、和食の店構えでそれなりに惹きつけたのだろう。軒下にでている小さなメニューをみると「季節の味 ゆめ椿」の暖簾を潜り躊躇なく店の中に入って行った。嗅覚が働いたのである。

 L字型カウンターが10席ほど、右に小上がり2室、テーブル席2脚のまとまった店である。すでに客は多く入っており、一人で入ったのでカウンターの隅に座ろうとしたがすでに先客に座られていた。どうも話の様子から馴染み客らしい。カウンターのカーブに近いところ腰を下ろした。

 さて、何を注文するか。迷うことはない。生ビールである。お品書きを見ているとウゥゥと唸ってしまう。どれをみても美味しそうである。でも先ずは何と言ってもお造りである。目が釘付けになっているのが鮪だが、そう、佐渡産。ばい貝、烏賊、どれも地ものである。
 お造りと一緒に注文した天豆とあわせてゆっくり口に運びはじめるがどれも美味い。普通ビールは3杯飲んでしまうのだが、2杯飲んだところでどうしても日本酒が欲しくなった。そう、鮪のトロがあるのだ。それと気になっていた甘鯛?この地域から考えるとぐじ?か、となれば日本酒であろう。

 日本酒のメニューをみていると、さすが酒処新潟。焼酎まであるが、やはり日本酒だ。どの日本酒にするのかを迷いながらも純米八海山をお願いする。実はそこに特別純米とある。八海山は東京でも飲む機会があるのだが、この「特別」が気になったのだ。

 女将(?)に注文をすると店の板場との出入り口に置いてあるクーラーを覗きにいったが、すぐに引き返してきた。
「まだ、今日は入ってきていないんですよ」
 すかさず、カウンターの中では手際よく手もとの魚を捌いていたがその手が止まり、クーラーのほうを見ながら女将(?)に、
「そんはずはない。仕入れたばっかりだから」と大きな声が飛んだ。
 
 もう一度、女将(?)はクーラーの中を覗き込むと、4合瓶を抱えて戻ってきた。
「瓶が横にしてあったのでわかりにくかったんですよ」
といいながら瓶の封を開け、いくつかあるグイ呑みに注いでくれた。少し黄味がかっている。特別であるから希少価値であることはまちがいない。年数を寝かしているのか、樽の特別の層なのか、それとも醸造量そのものが少ないのかはわからない。
 兎に角、美味しそうな酒色なのである。
 この八海山とともに、佐渡産の鮪のトロを口に運び、ぐじ焼きが何ともいえないやわらかさで口の中に運ばれてきた。

 地酒、地肴を楽しみながら、店の中を見回していると、どこにでもあるお客がキープしたボトルが置いてある棚に、何本ものの焼酎が置かれている。もちろん封を切っていない新しいボトルもそのうえにある。
 その最上段。そこに箱入りの焼酎「篤姫」が置いてあるではないか。
 しばらく見ながらカウンターのなかにいる板長にやはり聞いてみたくなってしまった。

「あの棚に篤姫が置いてあるけれど、小松帯刀はないの」
「えぇ、よくお客さんからも言われるんですが、入らないんですよ」
「そうなんだよね。あの小松帯刀は門外不出の焼酎といわれているからね」
「やはり二つが並んでいないと篤姫がさみしそうにしているといわれるんですよ」

 そんな話をしているうちに周りのお客もいなくなり、時間もよい時間になってきた。
 気持ちも、もちろん腹のなかも満足しながら勘定を済ませ、女将(?)に肴と酒は美味いねというと、すかさず、
 「酒も美味いし♫、ね〜ちゃんもきれいだ♪」
とリズムをとりながら返ってきた。その節回しが実にかろやかであった。

 明日は日本地域福祉学会、敬和学園大学へ行くことを思い出しながらホテルに向かった。

(2010年6月12日 新潟にて By安藤雄太)