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安藤雄太の“風に吹かれて旅がらす”

ボランティア&市民活動の熱血伝道師・安藤雄太が、飲んだくれながら全国行脚。
愉快な人々との出会いや、旨いもん、旨い酒について、語ります。


弥彦温泉パート1 @

[2010年07月11日(Sun)]
 日本地域福祉学会も終え、そそくさと敬和学園大学を後にして佐々木駅に向かった。

 折角、ここまで来たのだからもう少しゆっくりとしたいものだと思っていたが、幸いにも明日は予定が入っていない。というよりも意図的に入れなかったのだ。
 まだ行ったことのない弥彦温泉に向かいはじめた。鈍行で新潟駅まで来て、吉田駅経由で乗り換えるのだが、発車時刻まで約1時間待ち時間がある。

 ホームで待っているときに、同じような光景を思い出していた。2004年の新潟豪雨による災害救援で三条に向かう時、乗車する電車を間違え、同行したスタッフとただただ駅舎で1時間待っていた記憶がよみがえる。

 そうこうして待っていると吉田行きが入ってきた。何か楽しそうに話している女子学生たちもいれば、どこか買い物にでもいっていたのだろうか、キャスター付きの買い物カゴ(?)を引っ張っている高齢者もいる。ローカル線といえどもそれなりの利用者はいる。

 吉田駅から乗り換え弥彦温泉に向かう。わずか2駅。手動式ドアの電車は終点弥彦駅に到着する。
 弥彦駅は、弥彦神社の表の入り口だけに駅舎は神社様式になっている。

 さっそく、宿泊場所を探さなければならない。何となく寂びれかかった街並みだが、これもローカル性と思うや、最初の角に「新風楼」という和風旅館があった。今日は、ここで泊めてもらうことにした。

荷物を置いてさっそく弥彦神社へ。と、通りにでると。新風楼の前に居酒屋(?)
があるではないか。時代劇に出てきそうな造り構えをしている。(「やまぼうし」写真左)

 

「やまぼうし」の軒先には鮭が干してあるではないか。そうだ! 村上の鮭もこうした家のなかで鮭を干し、身はもちろん皮も炙ってよし、お茶漬けにしてもよし、あの時の味が脳裏によみがえってきた。
暖簾をくぐりたい衝動にかられながらも、弥彦神社へ足を向けた。


2010.6.13 By 安藤雄太

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