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NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークからみなさまへ

「みんなで一緒に舞台を楽しもう!」を合言葉に活動中。
演劇・舞台を一緒に楽しむため、さまざまな観劇サポートを展開!
 
お問い合わせは「TA-netお問い合わせフォーム」よりお願いいたします。


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第45回青森県ろうあ者大会にてお話ししました!(9月24日) [2022年09月26日(Mon)]
台風が吹き荒れた9月の、2回目の3連休。
第45回青森県ろうあ者大会に
TA-net 理事長の廣川麻子がお招きを受けました。

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青森県ろうあ者大会は毎年開催されていましたが
コロナ禍のため、3年ぶりの開催。
しかも、ここ数年は1日のみでしたが、今回は久しぶりということで2日間という豪華版。

ということで、2時間の機会をいただきました。

青森県は手話言語条例が2020年6月にスタート。
文化も含めて発展してほしいという願いを込め、文化芸術のアクセシビリティの重要性を柱に、

オンラインにおける取組
英国における体験から
舞台手話通訳の取り組み
などなど・・・! 

お話ししました。

質疑応答でも3つの質問があり、とてもうれしく思いました!
また個人的にもたくさんの質問を受け、関心の高さを感じました。
「目からうろこ!」
「知らなかった!」とご感想をいただきました。

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県民福祉プラザという20年前にできた建物で、
青森県産のヒバを壁や手すりなどにふんだんにつかった素敵な施設でした。

また、前日の9月23日は「手話言語の国際デー」。
全国各地でブルーライトアップされたのですが、青森市でも行われるとのことで参加させていただきました。

手話言語に理解を 青森市・アスパムでライトアップ企画 (東奥日報) https://u.lin.ee/N1rA8bX?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none

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また、講演終了後は「わ・らっせ」に案内していただき、ねぶたについてのお話をたくさん伺いました!
ろう者も参加していて、実演してくださったり、、画像を見せてくださったり。
因みに「ねぶた」の表記。
青森市は「ねぶた」
弘前市は「ねぷた」
八戸市は「三社大祭」
となるのだそうです!

翌日25日は、那須英彰さんと野崎誠さんによる
ろう教育における手話を守った高橋潔先生と大曾根源助先生をテーマにした演劇公演でした。

青森県には「青森県障害者芸術文化活動支援センター」がありますので、より効果的に発展できたらいいな、と願っています。
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kenko/syofuku/bunkageijyutu.html
穂の国とよはし芸術劇場PLAT「楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー」公演に舞台手話通訳として出演しました(9月10-11日) [2022年09月14日(Wed)]
穂の国とよはし芸術劇場PLATさんが、昨年2月「凛然グッドバイ」に引き続き、
舞台手話通訳つき公演第二弾を企画してくださいました!

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演出は前回とおなじく、樋口ミユさん。

出演者4名のうち、2名は「凛然」にも出演しておりお馴染み。
舞台手話通訳を担当したのは前回同様に
加藤真紀子、高田美香、水野里香。
監修も前回同様に、河合依子さんが担当しました。

前回以上に
舞台手話通訳を活かした演出をしてくださいました。
今回の試みとして、ポータブル字幕も導入。

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受付も工夫いっぱい。
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さらにさらに。。。
今回、メディアへの露出がたくさん!!!

↓対談が素敵です!
情報誌「プラットニュース」vol.57(2022年8月発行)
https://toyohashi-at.jp/platnews/pdf/platnews0057.pdf

↓こちらも対談!
ステージナタリー(2022年8月15日付)
https://natalie.mu/stage/pp/gakuya

東愛知新聞(2022年8月16日付)
http://www.higashiaichi.co.jp/news/detail/10142

東日新聞(2022年9月2日)
https://www.tonichi.net/news/index.php?id=96840&fbclid=IwAR1O22dT02CCZPRRnLPNCjKjLZ3C8gpTuK7uIYTCdv4RlOT3kTCLlgJiq1I

読売新聞(2022年9月7日)
https://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20220906-OYTNT50199/

ステージナタリー(2022年9月7日)
https://natalie.mu/stage/news/492752

舞台手話通訳付き「楽屋」開幕、樋口ミユ「きっと、新たなる体験になるハズ!!」(ステージナタリー)9月10日(ヤフーニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a70a2ff4c57b2d1c2a675a7e49754b3c1dea2935

また、告知動画をPLATさんが自ら製作!


終演後は、トークショウが行われ、樋口さんと通訳3名が登壇。30分たっぷり、矢作プロデューサーと語り合いました。

「楽屋」は女優A、B,C,Dと役名が付けられていますが
舞台手話通訳3名には、E,F,G、 と付けられ、
当日観客に配布されたプログラムには、俳優と同じ大きさで衣装つきの画像の掲載されました。

2日間で270名もの来場があったとのこと。
この地で「舞台手話通訳・字幕つき」公演が浸透しつつありますね!
本当にありがたいことです。
舞台手話通訳の集合研修を行いました!(9月10-11日) [2022年09月12日(Mon)]
9月10日(土)〜11日(日)に
穂の国とよはし芸術劇場PLATにて
「舞台手話通訳者のための集合研修 in 豊橋」が実施されました。

1泊2日のプログラムに北海道から沖縄まで多くの方が集まりました。
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初日の午前中、まずは参加者の自己紹介。
既に活動されている方、これから活動したいと思っている方、
何から始めたらよいのかわからないという方と状況は様々ですが、
舞台手話通訳にかける熱い思いは同じ。全国に仲間がいるのだと心強く感じました。

その後の筑波技術大学障害者高等教育研究支援センターに従事される萩原彩子さんの研究発表では、舞台手話通訳の手法や演出事例を、
代表の廣川麻子さんからはTA-netの実践紹介を頂きました。

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受講生の仲間の江崎さんと田中さんの活動報告もあり、皆さんの活躍を知ることができました。

14時半からはホールに移動して
『舞台手話通訳付き講演「楽屋」〜流れ去るものはやがてなつかしき〜』を観劇しました。

通訳者も役者の一人として舞台上を動き回っての表現。
私の想像を超えていて、いったいどれほどの稽古を積んだのだろうと圧倒されました。

観劇を終えてからは、萩原さんのファシリテートによる意見交換会。
複数いる演者のセリフの演じ分けに限らず、効果音や「...」といった間合いをどう表現するのかなど、話が尽きませんでした。
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コロナ禍でなければここから交流会といきたいところですが、そこは我慢。
ああ、でももっと皆さんと語り合いたかったなあ。


さて集合研修2日目の午前中は、聾の舞踏家、雫境さんによる身体表現WS。
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身体の使い方の基本をギュッと凝縮して指導して頂きました。
身体の動きだけで重さや軽さ、年齢や性別、怒りや悲しみを表す雫境さんの表現に魅入ってしまいました。

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すぐに自分の身体で表現できるわけではありませんが、手話単語だけでなく身体全体の表現の大切さを学び、身体づくりの大切さを改めて感じました。

午後からは河合祐三子さんによる実践WS。
『楽屋』台本の一部を読み込み、グループ毎に発表するということで緊張していました。
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言葉の翻訳とばかり思っていたのですが、同じ台本を異なるテーマ(“笑い”“悲しみ”など)で表現し合うという内容で、グループごとの様々な表現を楽しめました。
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笑い過ぎて椅子から落ちてしまう人もいて、凝り固まった頭がほぐされ表現の幅が広がりました。

そんな楽しいWSでしたが、
河合さんの「私たちは手話を捨てられない」「誰のための舞台手話通訳かを忘れないで」という言葉に気持ちが引き締まりました。

「来年もまたこのような研修会が開催されたらいいね」
「また会おうね」
「地域で実践します!」
「実践の場があればどこへでも飛んでいくよ〜」
と、熱い気持ちを胸にそれぞれ帰路に着きました。

とても濃い2日間でした。

(報告:野上まり)
【文化庁受託事業】舞台手話通訳つき公演「きんいろの髪のおひめさま」(9月17-18日)@仙台市 [2022年09月07日(Wed)]
TA-netでは、以下の事業を文化庁から受託しています。
令和4年度障害者等による文化芸術活動推進事業
「舞台手話通訳者の人材育成および実践普及、観劇サポート啓発」

「舞台手話通訳・実践」事業の第一弾は、仙台から!

フラットシアターフェスティバル 参加作品
「きんいろの髪のおひめさま」




宮城野区こども舞台演劇祭
フラットシアターフェスティバルvol.1
「きんいろの髪のお姫さま」
出演:谷口直子(Divadlo501)
手話通訳:新納真梨子(TA-net)
音響:佐竹厚美
協力:特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク
9月17日(土) 12:30〜
9月18日(日) 14:00〜
※上演時間:約50分
会場:2階リハーサル室

チケットや公演情報はこちら↓
http://sun-pucho.com/flatfes?fbclid=IwAR1-6ZMAIIEudOemABMuvKlUmxZKJ7LD8utoFWEUcvmwA2-zcZGhsK3LhrU&fs=e&s=cl

手話出演は、仙台会場(2019年)受講生の、新納真梨子!
本作がデビューです。

本番に先立ち、岐阜にてお稽古しました。

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どうぞお楽しみに!
プラズマみかん「潔白なセイレーン」舞台手話通訳として出演しました(9月4日) [2022年09月05日(Mon)]
9月は芸術の秋ですね。
ということで、なんと今月は毎週のように、舞台手話通訳つき公演が予定されています。

まずは第一弾として、以下。

プラズマみかん「潔白なセイレーン」を布施PEベースにて。
https://plasma-mikan.com/stage/pm12/
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千秋楽である9月4日(日)15時30分の回に
舞台手話通訳が導入されました。

担当は下坂幸恵。
手話監修は、今回が初となる馬場博史さん。

演劇ならではの「もしもの世界」を見せてくれました。
満席の中、多くのろう者、手話関係者がご覧くださいました。


今回、当日パンフに挟む特典として、舞台手話通訳に関する対談を
作・演出の中嶋悠紀子さんと、下坂、廣川とで語り合いました。

https://twitter.com/plasmamikan/status/1566563506115444736?s=20&t=EVMH1omJbpyyEKrOfQzQVQ

また、10月下旬に映像配信するとのこと!
もちろん、舞台手話通訳つき。お楽しみに!
https://twitter.com/plasmamikan/status/1566556188908867584?s=20&t=b4kzzGNkPKEZpAQjFsurSg