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NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークからみなさまへ

「みんなで一緒に舞台を楽しもう!」を合言葉に活動中。
演劇・舞台を一緒に楽しむため、さまざまな観劇サポートを展開!
 
お問い合わせは「TA-netお問い合わせフォーム」よりお願いいたします。


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横浜市聴覚障害者協会 第6回日曜教室にてお話ししました(3月28日) [2021年03月30日(Tue)]
横浜市聴覚障害者協会さんより、日曜教室の講師としてお招きを受け、お話ししてきました。
実は、昨年3月に開催予定でしたが、コロナ禍により延期。
ようやく12月に日程調整し、決定しました。
それから再び緊急事態宣言が出るなど、ヒヤヒヤしましたが
3月21日に解除され、無事に開催できました。


桜木町駅からすぐそばにある、横浜市健康福祉総合センターにて。
しっかりと案内が。
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たくさんの方々にお申し込みいただき、
広いお部屋に変更したとのこと。
関心がたかく、とてもありがたく思いました!

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質疑応答でも活発にご意見、ご質問が出て
とても有意義な交流の時間となりました。

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横浜市といえば、KAATという素敵な劇場があります。
ぜひ、これからも積極的に劇場と連携していってほしい、と締めくくりました。


関係者の皆様、ありがとうございました!

京都国際舞台芸術祭『私がこれまでに体験したセックスのすべて』公演にて舞台手話通訳しました(3月26〜28日) [2021年03月28日(Sun)]
京都国際舞台芸術祭の最終を飾るプログラムとして
『私がこれまでに体験したセックスのすべて』を上演しましたが、
https://kyoto-ex.jp/shows/2021s-mammalian-diving-reflex-darren-odonnell/
TA-net舞台手話通訳チームから
加藤裕子、水野里香。
そして、フリーランス通訳者である橋本一郎さんの3名が、出演しました。

5名の60歳以上の高齢者が、それぞれの人生と性を語るというもの。
それに20代の若いDJが進行役を務めます。
あわせて6人の声を、3名の手話通訳者が分担しました。
また、合間に観客とのやり取りがあり、その通訳はアシスタント2名(下坂幸恵、高田里香)が担当しました。

古い小学校を生かした、「京都芸術センター」にて。
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監修は、河合依子、河合祐三子が担当しました。

実は、もともと昨年3月に青山スパイラルホールにて上演予定で、稽古を進めていたのですが、コロナ禍の拡大により延期。
満を持して、4月に青山スパイラルホールにて上演!
その前に、京都国際舞台芸術際に招聘いただいた、という次第。

舞台手話通訳チームとしても、全公演(京都で3ステージ、東京で4ステージ)すべてに出演できるのはとてもありがたいこと。

ステージ終了ごとに、ホテルで監修がフィードバックし、翌日の公演に生かしました。

初日前の「気合い入れ」
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京都では全公演、満席でした!
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窓口で、サポート案内。6BFBDB68-D237-410D-BDB7-BF0887FE48B8_1_105_c.jpeg

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東京ではさらにブラッシュアップした舞台をお見せすることができるでしょう!
https://ta-net.org/event/1125

第40回みみの日まつりでお話ししました(3月21日) [2021年03月23日(Tue)]
3月は各地で、【みみの日」に関連したイベントが行われるシーズンですが、
千葉県では、以下のような催しを千葉駅ちかくの「千葉市市民文化会館」にて開催されました。

第40回みみの日まつり&社会福祉法人千葉県聴覚障害者協会創立75周年記念大会

節目となる40回、そして会場である市民会館は
このイベントを最後に取り壊されるとのこと。
そんな味わい深い建物で、TA-net理事長の廣川がお話しする機会をいただきました。

まずは式典。
ご挨拶しているのは、千葉県聴覚障害者協会理事長の植野圭哉さん。
千葉ろう者劇団九十九の、以前の代表でもあります。

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廣川は、アトラクションの一部として
20分間、演劇の楽しみ方についてお話しいたしました。
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ライブ配信も!
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写真提供:社会福祉法人千葉県聴覚障害者協会

ちょうど、直前は高校のチアリーディング(なんと、全国優勝したばかり!)の映像上映。
ほんとうはリアルで演技を披露する予定が、コロナ対策のため映像上映になったとのこと。
これを活用し、
芸術文化をなぜ観るのか?
なぜ人は感動するのか?
などを切り口に、全日本ろうあ連盟の映画「咲む」の字幕から楽しみ方をお伝えしました。


廣川にとって史上最短の講演でしたが、今後は、鑑賞にそれほど興味を持っていない人たちに向けて「楽しみ方」を主に伝えていきたいと考えているため、良い機会となりました。

実行委員会のみなさまには、大変おせわになりました!
ありがとうございました。

社会福祉法人千葉県聴覚障害者協会
http://www.chibadeaf.or.jp/kikaku/index.html

千葉聴覚障害者センター
http://www.chibadeaf.or.jp/


名取事務所「鈴木大拙と東京ブギウギ」公演にて舞台手話通訳を行いました!(3月14日) [2021年03月17日(Wed)]
2020年10月に続き、名取事務所さんから2回目のチャレンジをいただき、
以下の公演にて舞台手話通訳の実践をいたしました。

今回は実在の人物である「鈴木大拙」をテーマに、
劇中に英語の会話や、英語の歌があり、ASL(アメリカ手話)の指導を受けて表現を取り入れるなどチャレンジの多い舞台となりました。

「鈴木大拙と東京ブギウギ」
下北沢・小劇場B1
2021年3月14日(日)18:00開演
https://ta-net.org/event/1072

担当は、左から
江崎裕子、田中結夏、藤木和子。
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今回はサインネームの紹介動画を事前に制作、配信。


また劇団出演者向けに、稽古の一環として
手話ワークショップを実施。
舞台手話通訳への理解を深めていただきました。

ゲネプロでは監修の佐沢静枝がチェック。
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前回の反省化から、通訳者が見えるように、お立ち台を作っていただきました。

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そして今回、ろう者が10名以上、手話関係者も多数、と満席となりました!
開演前には、名取社長、手話通訳者とともに10分ほどの手話に関するレクチャーを観客向けに行いました。
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本番の様子。俳優の後ろにいます。
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藤木和子
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田中結夏
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横浜能楽堂にて職員向け研修を行いました(3月11日) [2021年03月12日(Fri)]
横浜能楽堂にて、職員向けに研修を行って欲しいとご依頼を受けました。
横浜能楽堂といえば、毎年3月にバリアフリー能を行っている実績のある劇場です。

昨年はコロナ禍のために中止。

ということで今年は、
コロナ禍のもと、障害を持つお客様をどのように迎えたら良いか?
というテーマで研修を、というオーダーでした。

また職員全員がバリアフリー能に携わっているわけでなく、新規の方々もいらっしゃるということで
基本的な座学と、ロールプレイを組み合わせた内容としました。

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さらに、聴覚、視覚だけでなく
身体障害も含めて欲しいとのご依頼で、以下のメンバーで対応しました。

聴覚、、、TA-net理事長 廣川麻子
視覚、、、バリアフリー演劇結社ばっかりばっかり 美月めぐみさん、鈴木橙輔さん
身体、、、森田かずよさん

森田さんは大阪にお住まいなので、映像でお話をしていただきました。
車椅子ならではの対応のポイントを簡潔にまとめてくださり、とても良い内容となりました!

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このように字幕と手話をいれた動画を製作しました。
スクリーンショット 2021-03-23 2.30.01.png

聴覚では、
マスクをしながらでの対応でも、気持ちよくできる方法をお伝えしました。
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視覚では、
手引きのポイントをお伝えしました。特にこちらは全員が体験。
やってみるのとみるだけでは違う!ということで刺激になったようです。
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TA-netでは、今後もこのような研修のご依頼に対応しています。
左の問い合わせフォームからお気軽にご相談くださいませ。

トット基金「スタッフワーク基礎講座」にてお話ししました(3月10日) [2021年03月10日(Wed)]
社会福祉法人トット基金では、日本ろう者劇団を運営していますが
数年前より文化庁の委託事業として人材育成を行っています。
今年は、スタッフワーク基本講座と題した1日かがりのイベントが3月10日(水)10時から17時まで行われ、TA-net理事長の廣川も登壇しました。

当日のスケジュールは以下の通り。

午前中 「演劇と音について」
音響を担当している荒木まやさん。
聾者にとって、とても興味深い内容でした。
演劇と音の関係を知ることで、観劇サポートの楽しみが拡がる!と感じました。

午後 「みんなで一緒に舞台を楽しもう」
TA-net 理事長 廣川麻子が、観劇サポートの現状について1時間15分ほどお話、
参加者からの質問に答えました。
最初にバリアフリー字幕と、洋画の字幕の違いは?と問いかけると、
参加者からは的確な答え。
浸透を感じて嬉しく思いました。

その後、バリアフリー能に取り組まれている喜多能楽堂の清水言一さんが、制作についてお話し。
制作のポイント、チケット販売、営業の方法についてかなりディープに。

最後に、荒木さん、清水さん、廣川、そして参加者とともに車座になって
語り合いました。

とても有意義な時間となりました!
ありがとうございました。