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NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークからみなさまへ

「みんなで一緒に舞台を楽しもう!」を合言葉に活動中。
演劇・舞台を一緒に楽しむため、さまざまな観劇サポートを展開!
 
お問い合わせは「TA-netお問い合わせフォーム」よりお願いいたします。


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夙川座「レイチェル・カーソン やめなはれDDT!」公演にて舞台手話通訳がつきました(11月21日) [2020年11月24日(Tue)]
TA-net舞台手話通訳養成講座を大阪で2018年11月に開催した際の受講生3名が、
夙川座の公演に出演しました。

「レイチェル・カーソン やめなはれDDT!」
https://ta-net.org/event/1046
大阪クレオ中央ホールにて

昨年8月のNHKハートネットTVをご覧になった夙川座の方からオファーをいただき
すぐに大阪で打ち合わせ。
コロナに負けず、リモートで稽古を進めてこられました。
当て書きをされるそうで、舞台手話通訳を最初から出演者の一人として、猫キャラクターとして造形していただきました。

今回は関西と東京、と離れているので現地で通し稽古の指導が難しく、
手話監修はZOOMを使いました!
それから稽古が変わった!と夙川座の方に評価されました。

最終チェックとして、本番直前の最終通し稽古を11月19日に見学。
岐阜ろう劇団いぶき代表の河合依子さんにモニターをお願いしました。
大きなポスターが劇場に掲示されていました!
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通し稽古終了後、ギリギリまでフィードバックを行いました。
やはり全体の動きを見ないとわからない部分があるなあと実感しました。
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そして本番の11月21日。
夙川座・大阪市立男女共同参画センター中央館の主催で、1000人規模の広いホールですが
たくさんのお客様にお越しいただきました!500人を超えていたそうです。

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当日は感染対策もしっかり。
入り口でコロナ感染追跡アプリへの登録を呼びかけ。
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なんと、手話関係者、ろう者あわせて90名近くが来場したとのこと!
手話が飛び交う客席となりました。

いわゆる「内包型」ですが、がっつり入り込んで演じています。

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終演後の笑顔!
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左から、橋本由美子、下坂幸恵、花山教子。

終演後のご挨拶で、
大阪市立男女共同参画センター中央館の理事長に高く評価いただきました。

そして来年度へのオファーもいただきました!
ありがたいことです。
早速、自主的な演劇ワークショップを計画しています。

関係者の皆様、ありがとうございました!
引き続き、あたたかい目で舞台手話通訳を育てていただければと思います。
ピッコロ・シアターを訪問、職員と意見交換しました(11月20日) [2020年11月23日(Mon)]
関西で比較的早い時期からバリアフリーに取り組んでおられる
兵庫県立尼崎青少年創造劇場ピッコロシアターさん。
大阪で開催した第4回TA-netシンポジウムにも登壇いただきました。

11月20日(金)に劇場を訪問し、施設の見学と職員との意見交換を行いました。
訪問メンバーは、廣川のほかに
TA-net会員であり、岐阜ろう劇団いぶき代表の河合依子さん、
TA-net舞台手話通訳の加藤真紀子さん、三田宏美さん。
全員はじめて、ということでワクワクドキドキしながら現地に到着。
本日の利用一覧のところにしっかりとイベントとして表記されており嬉しく思いました。

兵庫県立ピッコロ劇団が仕込み中の様子を見学したり、ホールが3つあり、それぞれ広さに合わせて使い分けられているとのこと。また稽古場も見学、その広さにため息が出るばかり。
資料室が充実しています。
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最初に、幹部職員の皆様を前に、廣川からTA-netの活動について、簡単にPPTを使ってお話ししました。
鑑賞サポート意見交換会5.jpg

つづいて、河合依子さんが、
演劇活動を始めたきっかけや思いを手話でお話ししました。
劇団を30年以上維持することの大変さを職員は感じてくださったようです。
岐阜における、観劇サポートの現状を利用者の立場から率直な体験も語りました。
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ピッコロシアターさんの取り組みを伺い、かなり具体的な質問が出たりと充実した意見交換となりました。
鑑賞サポート意見交換会1.jpg

バリアフリー専用ページ
https://piccolo-theater.jp/guide/about/support/

これらの取り組みが評価され、2019年には
ひょうごユニバーサル社会づくり賞団体部門受賞しました!

ピッコロシアターの手話表現をしながら・・・右端が、担当の古川知可子さん。
左から加藤真紀子さん、三田宏美さん、廣川麻子、河合依子さん。
ピッコロシアター前で.jpg
ちなみに手話表現は、河合依子さんが命名してくださいました。
両手を「P」と表現しながら、「演劇」の動きをします。
気になる方は、ピッコロシアターへ!笑

2021年の観劇サポート実施の際には是非とも伺う約束をして辞去しました。
このように公立劇場が中心となって、利用者の声を大事にしながらサポートを積極的に実施してくださるのは心強いですね!
職員の皆さま、貴重な時間を割いていただき、ありがとうございました。

穂の国とよはし芸術劇場PLATにてお話ししました(11月15日) [2020年11月17日(Tue)]
穂の国とよはし芸術劇場PLATさんと3回目の協働をしました。

1回目は 2019年4月の「お出かけ支援講座」
2回目は 2019年9月の「TA-net舞台手話通訳養成講座」

そして
3回目の今回は!

舞台手話通訳の実践の場として2021年2月に公演を予定しており、
舞台手話通訳に関心を持ってもらうための、いわゆるプレイベントとして開催。

シンポジウム
「みんなでいっしょに舞台演劇を楽しむためには〜『舞台手話通訳』など日本の現状から〜」
https://www.toyohashi-at.jp/event/workshop.php?id=400

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1時間ほどお話しし、
その後、吉野さつきさん(愛知大学文学部メディア芸術専攻教授・ワークショップコーディネーター)が聞き手となって参加者とともにお話ししました。

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当日は18名ほどの方々にお集まりいただきました。
手話関係者、演劇ファン、演劇活動者、と
バランスの良い方々にお越しいただき、幅広い話題が出ました。
地元の豊橋市だけでなく、名古屋市からもお越しいただいたとのことで嬉しく思いました。

来年2月の予告も簡単に行い、期待が高まりました!
どうぞお楽しみに!
!!アートにエールを!東京プロジェクト動画撮影しました(11月6、7日) [2020年11月10日(Tue)]
「メゾン」を永久にネット公開!
できるように、

東京都の事業「アートにエールを!東京プロジェクト(ステージ型)」に応募し
1470件の応募から300件採択、の狭き門を突破。

https://cfa-stage.jp/

手話通訳、音声ガイド、字幕すべてアリ、という仕様。
字幕は音声ガイドとセリフの両方を区別したものを表出します。

映像撮影は業者の方に、依頼しました。
趣旨を理解いただける方にお願いしたいな、と思っていたところ、
ちょうど知り合った映像ディレクターの方に相談したところ
なんと、8月のバリアフリー演劇「ヘレン・ケラー」を撮影した会社と繋がりのある方でした。

これはご縁だ!
と即決。
ハイクロスシネマトグラフィ
https://www.hicross-cinematography.com/

仕込みを観客を入れる通常公演と同じように、ガッツリ!
もちろん、コロナ感染防止対策をしっかり行いながら!!
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舞台美術を今回新たにお願いし、素敵なセットができました。
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ビニテのこんな使い方があるんだ!と発見。
須貝英さん

こんな感じで本格的に撮影いただきました!
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いつもは舞台を直接観るのですが、今回はモニターをひたすら観る!観る!
カメラ4台を駆使しているのでいろいろな角度から。
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本番撮影時は、東京都の担当者にご覧いただきました。
契約通りに撮影を行っているか、感染防止対策を行っているかをチェックするためですが
「30分なのにきちんと作品として成立していて、かつ違和感なくバリアフリー化されており素晴らしいです。意義深い作品を紹介できてうれしいです」
とお褒めいただきました!
作品には自信ありますが、やはりこうして評価いただけるのは嬉しいですね。

そして最後に、音声ガイドを担当する檀鼓太郎さんがクレジットを読み上げる録音を行いました。
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全スタッフ、集合!お世話になりました!ありがとうございました。
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さあ、このあとは映像編集作業です。
順調にいけば公開は来年1月下旬かなぁ。。。
乞うご期待、です!