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NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークからみなさまへ

「みんなで一緒に舞台を楽しもう!」を合言葉に活動中。
演劇・舞台を一緒に楽しむため、さまざまな観劇サポートを展開!
 
お問い合わせは「TA-netお問い合わせフォーム」よりお願いいたします。


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手話による文化芸術活動者のインタビュー第4回に登壇しました [2020年09月23日(Wed)]

仙台市市民文化事業団の助成にて実施中の
「多様なメディアを活用した文化芸術創造支援事業」として、
仙台市を拠点に活動を展開している、ろう者の工藤豊さんが
手話による表現者にインタビューをするシリーズです。

https://ssbj.jp/scape/292/

第4回に登壇いたしました。



音声なし、字幕あり。

他には以下の方々が登壇しています。ぜひご覧ください。

第1回 RIMIさん
第2回 芳本光司さん
第3回 
第4回 廣川麻子
第5回 井崎 哲也さん
第6回 南雲麻衣さん



Posted by 廣川麻子 at 11:54 | オンライン配信 | この記事のURL | コメント(0)
豊川市主催バリアフリー演劇へ視察しに行きました! [2020年09月21日(Mon)]
 9月19日(土)〜20日(日)2日間、愛知県豊川市にてバリアフリー演劇「ヘレン・ケラー〜ひびき合うものたち」が開催された。編集スタッフは、東京に続き2回目の観劇ではあるが、舞台手話通訳の普及活動の傍ら、地方での開催状況を確かめるべく、愛知県豊川市へ向かった。

 最寄り駅は、豊橋駅から飯田線で10分ほどのところに愛知御津(あいちみと)駅があり、駅から8分歩くと豊川市御津文化会館(ハートフルホール)がある。
豊川市としては大きな施設であり、大規模なイベントがあった時は、市民たちがここに集まるという。それだけ文化の中心地なのである。文化会館というだけであって、東京の小劇場よりも広い!どこに座って観ようかとワクワクしたものだ。
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 バリアフリー演劇なので、音声ガイダンスと舞台手話通訳、舞台中央上部分に字幕の表示、その他にヒアリングループも設置されていた。障害に関係なく誰もが自分の方法を選んでは観劇を楽しめるよう準備されていたことに感心したものだ。開演前に舞台説明、終演後にバックステージツアーと盛りだくさん。演劇好きにはとてもたまらないだろう。
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 19日、20日両日とも、地元のろう協会をはじめ、近郊から参加された方々も。なかには、聞こえない・聞こえにくい人のほか、高校の演劇部の在校生も参加されたそう。
下記に、参加者の感想を抜粋のうえ掲載したので、どうぞご覧ください。

・とても感動し涙が出た(多数)
・ほとんど舞台手話通訳を見ていた。面白かった(ろう男性)
・舞台手話通訳者が(舞台上に)いるとは思わなかった。おどろきではあったが良かった(ろう女性)
・最初は多くの情報を見るのに慣れなかったが、30分ほどして慣れてきたかと。物語を知っているので、その記憶とリンクさせながら観ていた(ろう女性)
・舞台手話通訳者の手話表現の素晴らしさや感情は心に伝わるものがある。舞台手話通訳付き公演があれば観劇したい。字幕だけでは心に伝わり合えないが、舞台手話通訳なら分かるし心に通じ合うものがあって良い(ろう男性)
・舞台手話通訳と字幕の両方を見ながら観劇した(ろう男性)
・文字は苦手だが、舞台手話通訳を見たので、すべてを理解できた(ろう女性)
・ヒアリングループを活用し字幕と演者を交互に見ていた(難聴者女性)
・演者と舞台手話通訳者との共演とはこういうものなんだ!と気づきを得られた。いずれかは挑戦してみたい(舞台手話通訳養成講座受講生・豊橋会場)
・この公演を観るのは2回目(1回目は知立市)。今はコロナ禍のため公演が減っているけど、(舞台手話通訳付き)公演を頑張りたい(舞台手話通訳養成講座受講生・豊橋会場)
・(手話が分からないので)字幕を見ながら観劇した。内容は良かったので、これからも観たいと思う(健聴者女性)
・感動するあまり、気持ちが(舞台のほうへ)引き込まれそうになった(健聴者女性)
・初めてのバリアフリー観劇。舞台手話通訳を見ていたが、内容は分かった(健聴者女性)

豊川市のホームページ
http://www.city.toyokawa.lg.jp/saijibunka/bunka/concert/helen_keller_0919_20.html

TA-netオンライン9月定例会「文化庁・文化芸術活動の継続支援事業について話しましょう」を開催実施! [2020年09月18日(Fri)]
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この日、東京在住のTA-netスタッフとゲストは都障館にてオンライン配信の準備に取り掛かった。こうして会場に集まるのは、6月の通常総会以来である。今回も、もちろん三密を避けて開催実施した。

廣川理事長の司会進行のもとウェルビナー形式で進められた。
まず、大上監事よりスライドを通して概要の説明があり、申請の対象となる人や申請方法についておおまかなことを述べられた。

次に、岐阜ろう劇団いぶきの河合依子さんより体験談を語られた。11月公演の中止により、8月、10月にワークショップへ切り替え、3人で手分けして申請したそう。

続いて、帯広市の浅野慶子さんは「ICT導入による字幕配信技術」と題して、文字支援に必要な機器等を購入するために申請したいきさつをスライドで話された。

最後に、司会とゲストを交えての意見交換。
チャットを活用した質疑応答では、参加者が投げかけた疑問に対して、皆さんで改善策を見出すなど手伝いができた。

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このような状況だからこそ、ゲストそれぞれが申請して良かったとの感想を聞けたことで、私たちも第3次に向けて申請してみる気になれた。

この日に報告はできなかったものの、廣川理事長もその日に文化庁より申請が通ったとのお知らせが!!

こうして、体験者が出てくることで、申請することの難しさが少しでも軽減されるのは良いことだ。

申請の対象となる人が、一人でも多く申請できるよう、引き続き、情報を共有していきたい。

編集スタッフも「アクセシビリティ関する視察とICT導入によるオンライン配信技術の向上」と題して、申請準備に取り掛かっているところである。
9月オンライン定例会「文化庁・文化芸術活動の継続支援事業について話しましょう」(9月11日) [2020年09月10日(Thu)]
9月定例会は、ウェビナー方式です。

「文化庁・文化芸術活動の継続支援事業について話しましょう」

コロナ禍により大打撃を受けた芸術文化関係者の支援ということで
500億円の予算を組み、支援事業が7月にスタートしました。
第3期として9月12日から募集開始します。
ですが、申請者が少ないために予算が大幅に余る見込み。

その理由として、申請しづらいということがあります。
また、条件や費目の付け方が分かりにくいということもあります。

演劇緊急支援プロジェクト賛同メンバーとしてTA-netは、
障害を持つアーティスト、また、芸術文化に関わる支援者にこそ、申請していただきたいと願っています。


そこで、TA-netでは申請のポイントを手話通訳付きで解説、
また採択となった申請経験者2名をお呼びしてお話しいただき、質疑応答も含めた企画を立てました。
こういった状況下で、障害を持つアーティスト、支援者はどのような支援を望むのかの意見交換を予定しています。

ウェビナーで公開し、パスワードをかけませんので
どなたでもご覧いただけます。
また後日、YOUTUBE配信しますので、都合が悪くでもOKです。
リアルタイムだと、質問ができます!(顔出しはありませんのでご安心ください)

手話通訳、UDトークによる文字支援あり。

ーーーー
19時〜19時30分 申請のポイント解説 大上貴摩瑳さん(TA-net監事)
19時30分〜45分 経験談(俳優の立場から)河合依子さん(岐阜ろう劇団いぶき代表・TA-net会員)
19時45分〜20時 経験談(支援者の立場から)浅野慶子さん(TA-net会員)
20時〜20時30分 意見交換 大上さん、河合さん、浅野さん + 廣川(進行・TA-net理事長)
         視聴者からの質問
20時30分 終了
ーーーー



事前申し込み不要です。お待ちしております!
ご質問などありましたらお気軽に事務局までどうぞ。
音楽ライブ映画「Reframe THEATER EXPERIENCE with you」の鑑賞体験記(9月17日まで上映) [2020年09月09日(Wed)]
8月28日(金)に、パラブラ株式会社さんのご紹介により、TA-net編集スタッフはある業務試写にお邪魔した。

タイトルは、音楽ライブ映画「Reframe THEATER EXPERIENCE with you」である。
それは、Perfumeによるあるコンセプトライブを劇場版として公開するというもの。
Perfumeのほか、デジタル技術によるアート演出を担当したライゾマティクスが、副音声で解説するという試みだそう。

スタッフは、それぞれの副音声を選び、歌詞付き日本語字幕を付けて参加させていただくことに。

【映画 字幕ガイド】
・Perfume「おしゃべり副音声 with you」字幕(携帯端末・MOVERIO)
・Rhizomatiks 真鍋大度・石橋素(MC:グランジ 遠山大輔)「技術解説副音声」字幕(携帯端末・MOVERIO)
・バリアフリー日本語字幕【歌詞付き】(携帯端末・MOVERIO)

内容について、大まかなことと言えば、
・Perfumeの解説は、振付による映像と動きが述べられ、とても分かりやすかった。
・心音のような低音リズムが流れ、心地よい響きに思わずカウントを取ってしまった。
・声の大きさに反応してライトが光っている。それは目で見る音楽のようであり、新しい楽しみを見出したことに斬新な気分を覚えた。
・フラッシュと同時に振動を感じた。

過去のライブ映像が出てきては、いくつかの光を自在に操っている場面を見ている。それは、あたかも宇宙のこどく無数にかけぬけていくかのよう。
そんな言葉に代わる演出に心がワクワクした。
さらに興味深いのは、3人が客観的に自分自身を見ていることに面白さを感じたと。

このように字幕に加え、アート演出による視覚や聴覚、体感を活用したエンタメ的な楽しみを皆と一緒に創り上げていくことの意義を感じた作品である。


劇場にてご覧になられる場合は、下記をご参照ください。
但し、9月4日(金)〜2週間の限定公開!なので、どうぞお見逃しなく!!

ReframeTHEATER EXPERIENCE with you特設ホームページ
https://Reframe-theater-experience-with-you.jp/


☆ブログ記事と併せてご覧いただければ幸いである。

Palabra株式会社公式Facebook
八分音符きらきらPerfumeのライブ映画をUDCastと一緒に楽しもうきらきら八分音符
https://www.facebook.com/264415170355490/posts/2032908803506109/?extid=N3rcRif0cYGHJ5tq&d=n