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NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークからみなさまへ

「みんなで一緒に舞台を楽しもう!」を合言葉に活動中。
演劇・舞台を一緒に楽しむため、さまざまな観劇サポートを展開!
 
お問い合わせは「TA-netお問い合わせフォーム」よりお願いいたします。


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飯能市手話奉仕員養成基礎講座でおはなししました(2月19日) [2020年02月21日(Fri)]
埼玉は飯能市で、飯能市が主催する「手話奉仕員養成基礎講座」特別講演として
TA-net理事長の廣川がおはなしいたしました。

実はこの日、半年間にわたる講座の最終日。
そんな大切な時間をいただいたことに感謝!

廣川の生い立ち、学生時代の経験、演劇の関わり、
英国研修の経験、
観劇サポートに取り組んだ理由、
そして今、どのようなサポート内容があるか、
まとめとして文化政策などに触れました。

当日は手話サークルの皆様もきてくださり、25名ほどが集まってくださいました。
ありがたいです。

閉講式にもお邪魔し、受講生一人一人の挨拶に、感激。
終了後はランチ会にお招きいただき、さらに参加者とお話を楽しむことができました。

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TA-netでは、講演をお引き受けいたします。
ご予算、交通費は相談に応じますので、「問い合わせフォーム」からお気軽にお問い合わせください。
True Colors Festival- 超ダイバーシティ芸術祭-「ホンク!」公演にて盲ろう支援ワークショップしました(2月14日) [2020年02月17日(Mon)]
日本財団が主催する
True Colors Festival- 超ダイバーシティ芸術祭-
では、7月までさまざまな公演が行われていますが
2月は、アメリカからやってきたファマシー劇団による「ホンク!」。
みにくいあひるの子をテーマにしていますが、
車椅子などの障害を持つ俳優が演じると・・・というところが
見どころである公演。

さまざまなアクセシビリティを実施していますが
盲ろう者に対しては研究中、ということで、
この度、盲ろう支援チームがゲネプロにおいてワークショップを行いました。

ゲネプロは本番とまったく同じ状況で行うので、さまざまな通訳方法を試すことができます。
実際に行なってみることで見えてきた課題を主催者に伝え、さらによい環境を作ることを目的としました。

1)タッチツアー
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舞台の上に上がり、大道具や小道具、衣装をキャストから説明を受け、実際に触ってみることで
イメージを膨らませることができます。

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おもに視覚障害のあるお客様を対象としていますが、盲ろう者は実物を触ることが重要ですので、とても大切な時間となります。

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2)事前説明会
あらすじを写真パネルを使って説明するもの。事前に把握しておくことで、理解を助けます。
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3)客席にて
休憩を挟んで1幕、2幕とあったので、今回は通訳の方法を変えたり、座席を変えたりと試してみました。
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4)終演後
主催者に気が付いたところを伝え、翌日からの公演に活かしていただきました。
たとえば・・・
・休憩時間をはっきり伝えるために紙に終了時間を記載し、張り出す。
・トイレの場所を出入り口のスタッフが案内。

5)その夜はTA-net定例会へ。
ゲネプロの報告を行い、ほかのTA-net会員とともに、さまざまな意見を交換しました。
アーツカウンシル東京の担当者もご参加いただき、有意義な時間となりました。

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6)そして、翌日の公演にて!

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「暗闇の世界を聞く」開催報告(橘の会) [2020年02月16日(Sun)]
「暗闇の世界を聞く」

2月16日(日)、目黒 蟠龍寺(ばんりゅうじ)にて、3つのプログラムから構成される
「暗闇の世界を聞く」というイベントを手話通訳・文字支援つきで行いました。

@ 塗香(ずこう)創り ワークショップ
塗香は、和の香りの中で肌に直接つけることが出来る優れものです。
西洋の香水とは異なり、香りが拡散されないので、個人で香りを愉しむ事が出来ます。
また、香害や香りに対するアレルギーを持つ方への配慮にもなります。
香原料によっては、希少価値や大変高価なものもあり、また、漢方薬としても知られているものがあります。
現代では主に、仏教でのお浄めや、参拝前の手水の代わりにも使用されているそうですが、アレンジによっては、個人のオリジナルアイテムとして身に纏う事も出来ます。
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創香家の今井 麻美子先生は合成香料を使用することなく、日本古来より使われて来た天然の香原料のままで香りを創られる事をモットーとされています。
1つ1つの香原料の香り自体はそれほど華やかでもなく、むしろインパクトに欠け、中には使用を遠慮したいものもあります。
そのような数種類の異なる香原料が混ざり合って、1人1人のイメージを彷彿とさせる香りが立体的に聞こえてくるところがとても不思議なのです!
今井先生が参加者のイメージを理解するために簡単な問答を行った後、すかさず香原料の分量を参加者に伝え、参加者自身の手によって香原料が調合されてゆきます。
皆さん、単体で聞いていた時の香りから、イメージ通りの香りに仕上がって驚きの様子でした。
複数の参加者同士で、お互いの香りを聞き合い、それぞれのイメージの違いを愉しむ事も出来ました。
マスクの内側にそっとご自分の香りを忍ばせて、風邪やウイルスから身を護ろうとするかたもいらっしゃるようです。
 
 
A Deep 蟠龍寺 
今回の会場でもある蟠龍寺の境内をもっと深く知るためのガイドツアーです。
参拝前には吉田 龍雄副住職から、浄土宗のお作法で塗香をいただくレクチャーがありました。
本堂におられる木造阿弥陀如来像(都指定文化財)にお焼香をした後、煌めく装飾に包まれた内陣へも入らせていただくと、外陣の壁に舞う美しい雲中供養菩薩の姿に極楽浄土の世界を想像してしまいます。
境内にはその昔、露座の金銅仏がおられたそうですが、現在はフランスのパリ市立セルニュスキ美術館に展示されているというエピソードもお聞かせいただきました。
当時(江戸時代)の人にとって蟠龍寺は、極楽浄土のテーマパーク的存在も兼ねていたのではないでしょうか。
江戸七福神の一つとして祀られている技藝の女神である弁才天は、現代でもパフォーミングアーツに携わる方々の参拝が多いのだそうで、境内でも様々なアート関係のイベントが開催されています。
また、美人祈願の信仰を集めるおしろい地藏のご案内もしていただき、参拝者によって施されたお地蔵さまのメイクから、現代でも厚い信仰が続いている事を確認したのでした。
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B 「暗闇の世界を聞く」
境内の一角にある蟠龍寺スタジオ内へ足を踏みこむと、先ほどまでとはまるで別世界へ迷い込んだよう。創香家の今井 麻美子先生、DJの友光 雅臣氏に出迎えられます。
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最初に明るい部屋の中で、「日没」というテーマに合わせて参加者同士でそれぞれのイメージやエピソードをディスカッションしたあと、今度は部屋を暗くして、今井先生と友光氏がディスカッションの内容をもとに、即興で数種類の香りと音楽に創り変えて流していきます。
ここではお香を焚くので、スタジオの空間全体が香りの中に包まれながらも、(実際には見えませんが)まるで打ち上げ花火のように色鮮やかな香りが形を変えてゆく様子が聞こえて来ます。
友光氏が音楽を流している時に闇の中でうっすらと浮かぶ身体の動きは、視覚からも音が聞こえてくるように感じます。個人差にもよりますが、大抵言い知れぬ何か(奏者であったり、思い出の断片や景色といったようなもの)も音の一部として一緒に見えている事に気付かされるのです。
更に、株式会社アレイズさんのVDXスピーカーによって、繊細な音の息づかいを肌で感じられる様に工夫をしました。
ろう者の参加者から投げかけられた「日没の景色を見ている時にどんな音が聞こえていましたか?」という質問に対し、聴者の参加者の殆どが「(景色に夢中になっていて)何も聞こえていませんでした・・」という回答も印象的でした。
聞こえていても、聞こえていなくても、その人固有の妄想力によって、感じ方や受け取り方が大きく変わってくるところがこのイベントの面白さです。
思い描くイメージがそれぞれ違うように、香りと音に対する感じ方も1人1人異なるので、感想もシェアせずに、そのまま持ち帰っていただく予定でしたが、皆さん盛り上がってしまい、思い思いに語ってくださいました。
その中からおひとつ、こちらにご紹介します。
 
「暗闇の世界を聞く」というイベントに行ってきました。
https://ameblo.jp/septcouleur7/entry-12576153347.html
 
開催にあたり、沢山の方々にご助力いただきました事をこの場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございました。
 
報告:橘の会
アメニティフォーラム2020in滋賀にて「ヘレン・ケラー」上演しました(2月7・8日) [2020年02月10日(Mon)]
滋賀県大津市では、毎年、福祉関係者と行政関係者による全国最大規模のセミナー「アメニティ・フォーラム」が行われています。
同時にバリアフリー映画祭が開催されていますが、
2018年度から障害者と文化芸術をテーマにしたプログラムが組み込まれ、
2019年度は「2020東京大会・日本博を契機とした障害者の文化芸術フェスティバル ―2019グランドオープニング―」とし、「合理的配慮」としてさまざまなアクセシビリティをトライアルとして実施しました。

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その一環として、バリアフリー演劇「ヘレン・ケラー」を上演。

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2月7日(金)21時に開演。130名の方にご覧いただきました。
バリアフリー監修による説明を久しぶりに行いました。
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終演後は国会議員の先生方が登壇、トークセッション。
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2月8日(土)13時に開演。150名の方々にご覧いただきました。
終演後は、厚生労働省障害保健福祉部企画課の野村知司課長、文化庁の杉浦久弘審議官、
出演者アニー役の渋谷さん、バリアフリー担当責任者のパラブラ株式会社 山上庄子社長、
バリアフリー監修の東京大学先端科学技術研究センターの大河内直之特任研究員、
TA-net 理事長の廣川が
山上徹二郎プロデューサーの司会の元、トークセッション。
制作の過程や課題などをお話ししました。
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トークセッション終了後は舞台の上にあがって
俳優とお客様が交流。さまざまな質問をしたり、と楽しんでいただくことができました!
文京アカデミー舞台手話通訳養成講座、発表会がありました!(2月2日) [2020年02月03日(Mon)]
東京都文京区にある、公益財団法人文京アカデミーでは、
演戯塾として一般市民を対象とした演劇教室を開催し、
その発表会として2017年度から舞台手話通訳をつけています。

2019年度は、舞台手話通訳者を養成する講座を文京アカデミーとして主催し、
TA-netは講師協力をしました。

昨年10-11月に基礎講座として4日間おこない、
https://blog.canpan.info/ta-net/archive/650

2月2日に発表会に向けて、演戯塾メンバーと受講生の4名が一緒に稽古を重ねてきました。
https://www.b-academy.jp/hall/play_list/059136.html

3回目の演出となった今回は、演出家が演出的な効果を考えながら
手話通訳者を配置しており、通訳だけではなく演技的な要素を求められたりと
また新たな挑戦の機会となりました。

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後方の壇の上に乗っている黒い服の4名が通訳者です。

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昼、夜と2回の本番の舞台煮立たせていただき、大きく成長したようです。
このように、学ぶだけでなく実践の場が用意されているということは
たいへんありがたいです。

2020年度も引き続き、開講してくださることが決定しています。
TA-netも引き続き、講師協力をいたします。

5月頃に募集要項が発表されますので、ふるってご応募ください!