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NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークからみなさまへ

「みんなで一緒に舞台を楽しもう!」を合言葉に活動中。
演劇・舞台を一緒に楽しむため、さまざまな観劇サポートを展開!
 
お問い合わせは「TA-netお問い合わせフォーム」よりお願いいたします。


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フランダース地域ろうあ協会の方との交流会(松本音楽記念迎賓館) [2018年11月27日(Tue)]
11月26日、松本音楽記念迎賓館にてフランダース地域ろうあ協会のExecutive ManagerであるFilip VERSTRAETE氏との交流会が行われました。
フランダース政府文化大臣の訪日に合わせて文化機関関係者による派遣団が来日、その中にろう協会の方が参加され、ろう者の文化活動について情報を知りたいとのことでご招待いただきました。
 
こんな素敵なステンドグラスが出迎えてくれます。
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雰囲気はもうすっかりクリスマス。ト音記号になっています♪
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TA-netの概要について廣川理事長からプレゼン
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記念撮影
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情報交換タイム
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今回の交流会にあたっては公益財団法人アーツフランダース・ジャパンに大変お世話になりました、ありがとうございました。
今後も良い協力関係を築いていければと思っております。
【日本財団助成】舞台手話通訳養成講座・大阪会場 終了しました! [2018年11月26日(Mon)]
9月の横浜会場、10月の札幌会場と続けてきた舞台手話通訳養成講座、最後はこちら。
11月10日、11日、24日、25日に大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)にて開講しました。
大阪、兵庫、山口から各2名とバランスよく(?)集まりました。
 
<1日目 演劇ワークショップ>
タクシーの運転手に「ドーンセンター」と言ってもすぐには通じない、ということを学んだ初日。
柏木講師に従って身体をほぐしていきます。
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<2日目 演じてみよう>
なぜ11月には暖房も冷房も不要、と思うのか疑問に思った2日目。
2組に分かれ米内山講師、佐沢講師の指導の下、台本を読んで演じるという体験をしました。
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<3日目 稽古に参加してみよう>
3連休ってやっぱり混むよねと思った3日目。
俳優3名が演じる横に立って手話通訳の練習。
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ひたすら練習。
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<4日目 舞台手話通訳をしてみよう>
大阪マラソンのスタートを歩道橋の上から眺めた4日目。
稽古を見守る廣川理事長
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直前、米内山講師による気合注入
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発表会を見守る
午後はAの部10名・Bの部11名 のべ21名の方々にご覧いただき、意見交換を行いました。
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これで今年度の日本財団助成事業「舞台手話通訳養成講座」は全日程、無事終了しました。
各地で実践の機会をいただき、研鑽を積んでいければと思っております。
 
舞台手話通訳をお考えの劇場劇団関係者、施設関係者の皆様、ぜひTA-netまでお問い合わせください。
お待ちしております!
【アーツサポ東京助成】盲ろう観劇サポートワークショップ第4回目の報告 [2018年11月25日(Sun)]
ご報告が遅くなってしまいましたが、
去る10月20日(土)に行われた、盲ろう観劇サポートワークショップ第4回目の報告です。

ーーー
全員:お疲れさまでした。
高橋:弱視ろうの高橋です。10月20日に盲ろう者観劇サポートWS第4回目が行われました。そのご報告です。
田中:今日の内容は、まず表情(喜・悲・怒)の表出練習として、手話に頼らないように手形は〇の形にして行いました。方法は、古河さんどうぞ!
古河:(デモンストレーション)
田中:このように、手話で「嬉しい」などの言葉は表出せず、表情をどう表すかの練習をしました。
次の講座も私が担当し、日本語から日本手話への翻訳を用意したプリントにそって指導しました。皆さんから、新しい発見が沢山あったとの感想を戴きました。
その次の講座内容は古河さんからお願いします。
古河:その講座内容はドラマのセリフ練習。三役をRS(リファレンシャルシフト)で演じ分ける、私がいくつかのパターンを演じ、田中講師から演技指導を受けながら役柄を作っていくというデモをお見せしました。皆さんが演じ分けの方法を理解されたかどうか、その後お一人ずつ、三役を演じて戴きました。皆さん難しかったようで、表情、視線、RSともにはっきりせずに苦労されていました。ですよね、田中さん。
田中:そうでしたね。最後に私がデモを行いました。三役の演じ分けは体の向きを変えるのではなく、正面を向いたままでも役柄を分けて演じられる方法を指導致しました。でも、練習の時間が短かったのが反省ですね。
最後の講座は以前行われた手話狂言のDVDを鑑賞しました。
古河:まずスタッフからあらすじを説明し、その後DVD鑑賞、狂言ならではの古語や言い回しを聞き(本日の受講生は聴者のみの出席)手話表現を観て、内容を把握する練習をしました。その後、古河が高橋さんに(弱視ろう者への)シャドーイング通訳デモをし、皆さんに見て戴きました。皆さんの参考になったかどうか…どうでしたか?田中さん。
田中:なりましたよ!役者の表情もセリフ(手話)もすべてそのまま見事にシャドーイングされていました。聴者はどうしても音声に気を取られがちですが、古河さんが役者の表情を含めてすべてをそのまま通訳されていたので本当に見事だと思いました。素晴らしかったです。
古河:田中さんもです。(笑)
高橋:ろう、盲ろう、聴、それぞれの通訳がありますが、聴通訳者とろう通訳者が共に協力し合って通訳をする盲ろう通訳というのは、奥深いものがあると改めて思いました。でもそれが学ぶ楽しさでもありますよね。確かに内容は難しいけれど、様々な学びがあると思いました。今後も手話狂言の盲ろう通訳の専門性を身につけるために、皆さんと共にさらに研鑽してゆきたいと思っています。皆さん、今後とも応援をよろしくお願い致します。田中さん、古河さん、今日はありがとうございました。
古河・田中:お疲れさまでした。ありがとうございました。
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本事業は「アーツサポ東京」(社会福祉法人トット基金が運営する厚生労働省・東京都の障害者芸術文化活動普及支援センター)の鑑賞支援者育成事業の一環として実施しました。

アーツカウンシル東京「東京芸術文化創造発信助成【長期助成プログラム】活動報告会 第6回」でお話しします!(11月29日) [2018年11月19日(Mon)]
アーツカウンシル東京さんには、2015年度から2017年度までの3年間、観劇サポート推進事業で大変お世話になりました。
この助成をつかって、都内のさまざまな団体をサポートし、実践研究を進めることができました。

その集大成として、報告会を行います。

字幕、音声ガイド、手話通訳をつけて体験する時間も入れました。

ふるってお申し込みください!
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/what-we-do/planning/strategic/31612/

東京芸術文化創造発信助成【長期助成プログラム】活動報告会第6回
団体名:特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク
(平成27年度採択事業:3年間)

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富山県聴覚障害者協会「第40回文化のつどい」でお話ししました! [2018年11月18日(Sun)]
11月18日、富山県聴覚障害者協会さんのお招きを受け、
「第40回文化のつどい」における文化講演でお話しをしました。

前日17日に、富山県聴覚障害者センターを訪問。
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石倉義則理事長にご案内を受け、素敵なセンターを見学しました。

なんと2階には研修室が3つ、さらに映像撮影スタジオがあります!
廊下には活動の記録がみっちり。
大きな窓からはお天気が良ければ立山連峰を臨むことができるそうです!

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1階は和室やカフェスペースも。
窓の向こうは環水公園の紅葉を楽しむことができます。

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直ぐそばに富山県美術館がありました。
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体験型ワークショップなど楽しい仕掛けもありましたので、ろう者も参加できるように、
東京都美術館とTA-netが取り組んでいる「TURN」の事例を参考になればと翌日の講演でお話ししました。
講演会などで手話通訳がつくようになるといいですよね。
「富山県手話言語条例」が4月に成立したばかりなので、アートに触れる機会ができますように。

このように文化関係の施設を訪問することも、地方訪問の大切な目的です。

さて当日は、富山市障害者福祉プラザに集まった200名以上の方々の前で、お話ししました。

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質疑応答でも盲ろうへの支援など、さまざまなご質問が出ました。ありがたいです。

午後は、作品展示および、ステージ発表の審査員をさせていただきました。
こういった文化への取り組み、とても嬉しく、励みになりました。
手話という手段をいかして、表現活動を楽しんでいただき、さらに、
ろう者も劇場に足を運び、文化への楽しみ方に幅が出ることを願っています。


富山県のみなさま、本当にありがとうございました!
字幕メガネ「b.g」をつけて「深夜食堂」を観劇しました! [2018年11月08日(Thu)]
コンセプト主催「深夜食堂」公演にて「メガネ型字幕」の体験をしました。
メガネスーパーさんが出している「b.g」を使用。

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掛け心地が今までとは違う、軽い感じでした。
課題もいくつかありましたが、今後改善されていくでしょう。
モニターを募集しておられるそうなので、関心のある劇団や劇場さん、お問い合わせを!
https://beyondglasses.jp/

ちなみに「深夜食堂」公演(新宿・シアターサンモール)は11日まで、いつでも「おもでなしガイド」を利用して観劇できます。観劇後はお腹が空くこと間違いなし!
http://ta-net.org/event/807

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第32回 東京都中途失聴・難聴者の集い「聞こえの商店街」に出展しました [2018年11月05日(Mon)]
2018年11月4日(日)11時〜15時30分にパルテノン多摩 大ホールにて開催された第32回 東京都中途失聴・難聴者の集い「聞こえの商店街」に出展してきました。
 
TA-net会員であるお二人と一緒に設営
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レイアウトに悩みましたが、こんな感じで展示しました
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他のブースには観劇支援にご協力、また「観劇サポートガイドブック」に登場いただいている会社もあったりで「いつもお世話になっております!何か新しい情報でもありますか?」と挨拶を交わし、情報交換を行う場でもあります。
 
この日は午後、雨が降ったりと寒い日でしたが大勢の方がいらっしゃいました。
これから上演される観劇支援付きの公演パンフレットも並べると、「あ、これ申し込んだの!」とおっしゃってくださった方や、その場でチケットを申し込んでいただいた方もいらっしゃいました。
 
TA-netはこれからもあちこちで観劇の楽しさを伝えていきます!
次はあなたの街にお邪魔するかもしれません♪
今年も実施しました!「お出かけ支援講座」(あうるすぽっと) [2018年11月04日(Sun)]
今年で3回目となりました、お出かけ支援講座 〜文化施設でのアクセシビリティを考え、実践する〜
聴覚障害者お迎え編
2018年11月3日(土曜・祝)
レクチャー 10:00〜12:30(52名)
ワークショップ 13:30〜16:00(24名)
会場:あうるすぽっと【豊島区立舞台芸術交流センター】
 
午前中のレクチャー。廣川理事長が講師となって進めます
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4人〜6人が1組になってグループワーク。
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午後は実践!受付対応に挑戦!!
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ありがちなパターン、障害当事者と家族とのやり取り。
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UDトークの「シアターモード」もフル活用!
OHC代わりになるだけでなくリアルタイム字幕も同時に読める優秀なアプリ♪
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TA-netは公共施設での受付対応研修も承ります。
お気軽にお問い合わせください。
おおいた大茶会を視察しました【東京大学先端研当事者研究分野】 [2018年11月02日(Fri)]
第33回 国民文化祭・おおいた2018
第16回 全国障害者芸術・文化祭おおいた大会


というイベントを11月1日、視察してきました。
障害者芸術・文化祭、国民文化祭ともに、全国が持ち回りで毎年行っているイベントなのですが
回数が異なっていることからわかるように、以前は別々に、別々の自治体で行われていました。
昨年の奈良大会から一体化され、今年は一層ミックスされた形での開催。
プログラムも一冊にまとまっています。
「みんなで一緒に舞台を楽しもう」を合言葉とするTA-netとしては、理想的な形。
はたして本当に「一緒に」楽しめているか、1日だけですが、リサーチしました。


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大分駅、大分空港からイベント情報を発信。

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美術館でもこんな大きな看板を設置。
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アート展「Action!」
ひろびろとした展示で、ゆったりと鑑賞することができました。
ベンチもあってよかったです。


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劇場やショッピングモールが設置されている建物の1階に、誰でも見られるように展示。
残念だったのは、早く閉鎖されてしまったこと。管理の問題があるのでしょうが、この日はミュージカルが上演され、多くの人出があったので、お客さんに立ち寄ってもらえるチャンスだったのですが。。

ちなみにこのミュージカルも、「芸術文化ゾーン連携事業」としてプログラム掲載されておりましたが、、、、残念ながら観劇サポートは無し。ほかにも商業演劇系がいくつか入っていたが、サポート皆無。

パフォーマンス・ステージ系は公認プログラムで確認できただけで38件だが、うち情報保障がついたのは13件。
うち、「障害者アート」カテゴリ以外には6本。ただし、演劇系は無し。
プログラムにはサポートのマークがついていたが、うち情報保障系は「手話対応」「要約筆記」とあり、「字幕」「音声ガイド」の表記無し。惜しい。

11月1日は「障害者アートフォーラム」に出席。

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厚生労働省が推進する障害者芸術文化活動推進事業に取り組む全国の関係者が一堂に会しました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/sanka/bunka.html
冒頭、の基調講演では東ちづるさんが登壇。最初の5分だけ撮影OKとのサービスあり笑


夜は大分県聴覚障害者センターを訪問しました。
2階建ての素敵な建物でした。広々と過ごしやすそうでした。
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情報保障事情について、リサーチおよび意見交換をしました。
イベント開催には当事者団体との連携が大事、と改めて確認ができた、大切な機会となりました。

大分城跡の脇に建てられていた、「継続は力」。
この言葉は大分発祥だそうです!

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TA-netの活動もまさに「継続は力」。頑張ります!