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NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークからみなさまへ

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『とっとり手話フェスLIVE2023』に出演しました! [2023年10月03日(Tue)]
9月17日(日)鳥取市にある、とりぎん文化会館にて開催された『とっとり手話フェスLIVE2023』(https://aisupporter.jp/shuwa/#event02)にTA-netからは2名が手話パフォーマーとして出演、コーディネート協力しました。
手話パフォーマーRIMIさんが、島谷ひとみさんと一緒に。
中村千穂さんが、miwaさんと一緒に。手話パフォーマーとして出演しました!

前日の会場下見に伺った際にまず感じたのは、『会う方全員が手話で挨拶してくれる』ことです。 「こんにちは」「よろしくお願いします」「ありがとう」等を手話で伝えてくれる他、手話通訳が話すタイミングを自然に待ってくれる場面もあり、いつもお願いしながらやっていることを当たり前に対応してくれる相談のしやすい現場でした。
これぞ、手話言語条例制定から10年経過した県ならではの様子だったかもしれません。
 当日は、各アーティストとのリハーサル。モニターに歌詞が表示されるのですが、「歌と同時」では手話パフォーマーはタイミングが掴めないため、字幕の表出タイミングがとても重要となります。 今回は、地元の要約筆記者の方々が担当されており、『文字の大きさ・タイミング・間奏の表示・終了後の表示』等々、リハーサルをしながら様々な工夫と変更をしていただきました。 その都度、現場スタッフの方も柔軟に対応してくださり、『誰のための情報保障なのか』を改めて考える良い機会になったと思います。
 RIMIさん、中村さんの出演中、観客の盛り上がりはもちろん、舞台裏でもモニターに映る姿に出演者・スタッフが魅了される姿が印象的でした。
私も舞台袖に一緒にいましたが、手話パフォーマーが隣にいることで、音楽の世界がより色濃く鮮やかになった感覚がありました。
本番中、アーティストの方からも「手話パフォーマーの方が一緒にいると歌詞の世界が深まる」そんなコメントがありました。
手話パフォーマーの『目で見る音楽』を観客だけではなく、出演者・スタッフの方々にも楽しんでいただけた時間になったと思います。

 余談ですが、今回の楽屋は様々な出演者と一緒だったのですが、ろう者または手話ができる方ばかりだったので、手話で気軽に話せるなごやかな時間でした。

『音楽』については、好みもあり一言で語るのは難しいかもしれません。
でもこれを契機に、【一緒に楽しむ】その世界がまた一歩広がっていくことを願っています。