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NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークからみなさまへ

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舞台手話通訳の集合研修を行いました!(9月10-11日) [2022年09月12日(Mon)]
9月10日(土)〜11日(日)に
穂の国とよはし芸術劇場PLATにて
「舞台手話通訳者のための集合研修 in 豊橋」が実施されました。

1泊2日のプログラムに北海道から沖縄まで多くの方が集まりました。
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初日の午前中、まずは参加者の自己紹介。
既に活動されている方、これから活動したいと思っている方、
何から始めたらよいのかわからないという方と状況は様々ですが、
舞台手話通訳にかける熱い思いは同じ。全国に仲間がいるのだと心強く感じました。

その後の筑波技術大学障害者高等教育研究支援センターに従事される萩原彩子さんの研究発表では、舞台手話通訳の手法や演出事例を、
代表の廣川麻子さんからはTA-netの実践紹介を頂きました。

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受講生の仲間の江崎さんと田中さんの活動報告もあり、皆さんの活躍を知ることができました。

14時半からはホールに移動して
『舞台手話通訳付き講演「楽屋」〜流れ去るものはやがてなつかしき〜』を観劇しました。

通訳者も役者の一人として舞台上を動き回っての表現。
私の想像を超えていて、いったいどれほどの稽古を積んだのだろうと圧倒されました。

観劇を終えてからは、萩原さんのファシリテートによる意見交換会。
複数いる演者のセリフの演じ分けに限らず、効果音や「...」といった間合いをどう表現するのかなど、話が尽きませんでした。
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コロナ禍でなければここから交流会といきたいところですが、そこは我慢。
ああ、でももっと皆さんと語り合いたかったなあ。


さて集合研修2日目の午前中は、聾の舞踏家、雫境さんによる身体表現WS。
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身体の使い方の基本をギュッと凝縮して指導して頂きました。
身体の動きだけで重さや軽さ、年齢や性別、怒りや悲しみを表す雫境さんの表現に魅入ってしまいました。

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すぐに自分の身体で表現できるわけではありませんが、手話単語だけでなく身体全体の表現の大切さを学び、身体づくりの大切さを改めて感じました。

午後からは河合祐三子さんによる実践WS。
『楽屋』台本の一部を読み込み、グループ毎に発表するということで緊張していました。
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言葉の翻訳とばかり思っていたのですが、同じ台本を異なるテーマ(“笑い”“悲しみ”など)で表現し合うという内容で、グループごとの様々な表現を楽しめました。
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笑い過ぎて椅子から落ちてしまう人もいて、凝り固まった頭がほぐされ表現の幅が広がりました。

そんな楽しいWSでしたが、
河合さんの「私たちは手話を捨てられない」「誰のための舞台手話通訳かを忘れないで」という言葉に気持ちが引き締まりました。

「来年もまたこのような研修会が開催されたらいいね」
「また会おうね」
「地域で実践します!」
「実践の場があればどこへでも飛んでいくよ〜」
と、熱い気持ちを胸にそれぞれ帰路に着きました。

とても濃い2日間でした。

(報告:野上まり)