舞台手話通訳チーム自主企画ワークショップ【第一弾】を開催しました!(1月16日)
[2021年01月20日(Wed)]
TA-net舞台手話通訳養成講座を受講してから2年。
同じ想いを持って活動している仲間と何か新しいことをしたいと思い、
河合依子さん(岐阜ろう劇団いぶき代表)に相談。
舞台手話通訳者向けのワークショップを企画・開催しました。
本当は、対面ワークショップをメインに、Zoomでも参加できるようにと考えていましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、全てオンラインに変更。
北は北海道から南は大分まで、多くの方から申込みがあり、同じ時間を過ごすことができました。
講師には、「舞台手話通訳者に求めること、また必要だと考えることを基礎から一緒に学ぶ時間にしたい」「私たちが今後、舞台に手話通訳者として立つために、今できることは何か、自己学習のヒントになる時間にもしたい」とお願いしました。

当日は、Zoomで初めて開催したワークショップ、画面上に20名以上がいる状態に、
画面レイアウトの工夫と事前練習の必要性など反省も多々ありましたが、
終了後のアンケートでは、「良い内容だった」との声をたくさんいただき、嬉しく思っています。
ワークショップの内容は…
@ 舞台上で気をつける身体の使い方。 指先まで丁寧に意識して。
A 指一本で表現してみよう! 「行く」を人差し指一本のみで。 「目」を意識して。
B 見るものをそのまま覚えて書くことができるのか。
俳優が訓練をするように、舞台手話通訳者も日頃の訓練が必要だとの言葉を受け、
台本に向き合う前に、まだ本番の予定はなくても、私たちには出来ることがたくさんある! そう強く実感する時間になりました。
早速、第二弾も企画! 舞台手話通訳者のいる作品がもっともっと増えていくように、
今後も学び活動して行きたいと思っています。
加藤真紀子(2018年横浜会場受講 )