東京都立中央ろう学校 中学部でお話ししました(11月28日)
[2019年11月28日(Thu)]
東京都には、4つのろう学校がありますが、そのうち中高一環教育を行なっている
「中央ろう学校」の1年生から3年生までの中学生75名に向けて、「自立活動」の一環としてお招きを受け、
TA-net理事長の廣川がお話ししました。
偶然ですが、11月は聞こえる高校生へ。今回は聞こえない中学生へ。
廣川もかつて「聞こえない中学生」の時は、「きこえない大人」の話を聞いたことがありませんでした。
さらに1980年代半ば頃は情報保障が全くありませんでしたから、先生以外の「社会人の体験談」をリアルタイムで知る機会がありませんでした。そのことが心の成長に影響があるように感じています。
そんな思いから、中学生、高校生のみなさんには少々、熱く語ってしまった節があります。
暑苦しく感じたかもしれませんが、それでも、「想いがあれば、社会を変えることができる」ということが伝わったかなと感じています。
ちなみに恒例の挙手アンケートでは「劇を見たことがある」が半数以上でした!
また「想いは社会を変えることができると思いますか?」と問いかけたところ
生徒さん2人が挙手してくれたことには頼もしく思いました!
ちなみに今回の講演では、手話を使ってお話ししましたが
手話の読み取り通訳、文字通訳が完備されていました。
人工内耳や歩調気を使う生徒、
中学入学してから手話を覚える生徒もいるので、とのことでしたが、しっかりと内容を掴んでもらいたいという学校側の配慮が素晴らしいですね!
関係者の皆さま、このような素晴らしい機会をもうけていただき、ありがとうございました!
学校関係へのお話しも積極的にお受けしております。
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