潤徳女子高校で手話を学ぶ高校生にお話ししました(11月18日)
[2019年11月20日(Wed)]
手話を正規な教科として指導している高校は全国でも数少ないのですが
東京には、かなり以前から、福祉コースの選択授業の一つとして手話を導入している高校があります。
それが足立区にある、潤徳女子高校。
足立区ろう者協会と連携し、聞こえない講師と聞こえる通訳者がペアになって指導を行なっています。
また手話部もあり、熱心に活動を展開しています。
この度、ゲストとしてお話しする機会をいただきました。
この高校には数年前にもお招きを受けました。

高校生ということで、「社会を変えることができる」というテーマを軸にしました。
なにかしら、伝わったことがあればと願っています。
そのあとは手話部の活動にお邪魔し、舞台手話通訳の取り組みをご紹介しました。
文化祭の演劇で手話通訳を導入したとのことで、非常に高い関心を持って聞いてくださいました。
こちらから、部員のみなさんになぜ手話部に入ったのか?を尋ねたのですが、
特に印象に残ったのが、
小学生の時に手話歌を体験し、面白かったので、
というコメント。
こどもたちに手話歌をおしえる取り組みが平成の半ば頃から活発化したように思いますが
その芽が、ようやく出たのだなと大変嬉しく思いました。
そう話してくださった高校生はとても手話が上手で、将来が楽しみです。

手話パフォーマンス甲子園の話題も出ましたので、
審査員を務めた経験から感じたこともお伝えしました。
聞こえない高校生と聞こえる高校生の交流の場を東京に作れたらいいね、とそんな夢も語り合い、とても素敵な時間となりました!
貴重な機会を作ってくださった関係者のみなさま、ありがとうございました!
学校への講演も喜んでお受けしております。
平日でも対応可能ですので、お気軽にご相談ください。