• もっと見る

NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークからみなさまへ

「みんなで一緒に舞台を楽しもう!」を合言葉に活動中。
演劇・舞台を一緒に楽しむため、さまざまな観劇サポートを展開!
 
お問い合わせは「TA-netお問い合わせフォーム」よりお願いいたします。


<< 2024年04月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
最新記事
カテゴリアーカイブ
最新コメント
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/ta-net/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/ta-net/index2_0.xml
TA-net成果報告会(第10回シンポジウム)のオンデマンド配信開始! [2024年03月29日(Fri)]
毎年、この時期に開催しています「TA-netシンポジウム」
早いもので10回目となりました。

昨年度に引き続き、令和5年度もTA-netは文化庁の委託事業として「舞台手話通訳者の人材育成および実践普及、観劇サポート啓発」において様々な事業を実施しました。

今回は、成果報告会としてこの1年の事業内容や関わってくださった方々に様々な思いをお話していただき、オンデマンド配信いたします。

『みんなで一緒に舞台を楽しもう!』を合言葉に全国の様々な場所で活動した一年間。
その成果をぜひご覧ください。

視聴申込みは、Googleフォーム( https://forms.gle/ApGZg1jvX5c5n2tX7 )からお願いします。
申込者限定で特設サイトをご案内いたします。

特設サイトには
・成果報告会の動画(音声日本語/日本手話/日本語字幕付き)
・成果報告書のデータ版(冊子版を希望の方は別途お申し込みください)

さらに過去の舞台手話通訳に関する動画が展開されています!

視聴は無料ですので、お気軽にお申し込みください。
また申込フォームのシェア・拡散、大歓迎です。

多くの方のお申し込みをお待ちしています。


ーーーーーーーーー

文化庁委託事業「令和5年度障害者等による文化芸術活動推進事業」舞台手話通訳者の人材育成および実践普及、観劇サポート啓発

成果報告会
【内容】
 1 報告会のご挨拶 (TA-net 廣川麻子)
 2 メゾン巡回公演報告 (三重公演、丸亀公演)
 3 公募プログラム報告 (PANCETTA、合同会社メメントC、スターリーシアター株式会社)
 4 終わりの挨拶  

ーーーーー
ワーク・イン・プログレスを開催しました! [2023年08月20日(Sun)]
東京都江東区にある森下スタジオにて、舞台手話通訳・字幕・音声ガイド付き演劇「メゾン」をワーク・イン・プログレスとして実施、また同時にアフタートークと鑑賞サポートワークショップを開催しました。
今回は一般的な公演ではなく、ワーク・イン・プログレスとして、TA-netと関わりのある劇場や演劇関係者の方々にご覧いただきました。

初めて鑑賞サポート付きで鑑賞した方も多く、アフタートークやアンケートを通じ、多くのご意見をいただくことができました。
この企画は、文化庁委託事業として全国巡回を実現するための第一歩です。
劇場へ足を運ぶことに馴染みがない、なかなか行く機会がない方々に対し、観劇の機会を創出したい。そのために、鑑賞サポート付き公演を全国様々な場所で開催したい。
そのような思いから今回の企画を立ち上げました。

余談になりますが、私自身がTA-net主催の舞台手話通訳者養成講座を受講したのが2018年のこと。「こんな世界があるんだ! ぜひ関わりたい」と思ったあの日の気持ちを今でのハッキリと覚えています。
あれから5年の歳月がたち、少しずつ鑑賞サポート付き公演は増えてきているように思います。ただ、まだまだ『同じ作品を・同じ場所で・同じ時間に楽しむ』ことが難しい方がいるのも現状です。
そのためには、このような取り組みがあると発信し、鑑賞サポートについて学ぶ機会を創出し、公演を実現していく団体や劇場が増えること。
そして様々な方が『同じ作品を鑑賞し、その作品について語り合う』時間が生まれること。
そのような機会を増やしていくために、今後もTA-netは活動していきたいと思います。

最後に、今回ご協力いただきましたセゾン文化財団様には、TA-net設立当初の2014年〜3年間、観劇サービス支援事業として助成していただき大変お世話になりました。
その関係もあり、今回の森下スタジオでの開催が実現しました。
この度も誠にありがとうございました。
第71回全国ろうあ者大会inおおいたにて出展してまいりました [2023年06月12日(Mon)]
第71回全国ろうあ者大会inおおいた
よみがえれ 昭和の息吹き 大分の地で!〜時はうつろい令和の世ではばたく〜
https://www.toyonokuni.jp/kyoukai/taikai/
写真 2023-06-11 10 51 10.jpg
 
文化庁委託事業「令和5年度 障害者等による文化芸術活動推進事業」
舞台手話通訳者の人材育成および実践普及、鑑賞サポート啓発の一環として
こちらの「聴覚障害者の生活に関するバリアフリー展」に出展しました。
IMG_2004.JPG
 
今年は6月11日(日)の1日のみでしたが、それでも「久しぶり!(両手の間を短く/長く)」「1年ぶりー!七夕みたいだね」
「どこからいらしたんですか?」「舞台手話通訳を見たことある?」等々、たくさんの方々とお話できました。
 
590621.jpg
590622.jpg
ブースにお越しいただきありがとうございました。
(TA-net正会員から写真をご提供いただきました。ありがとうございます!)

https://blog.canpan.info/ta-net/archive/813
この第9回シンポジウム報告集もたくさん持ち込んだのですが、あっという間にはけてしまいました。
より多くの方に「舞台手話通訳」について関心を持っていただけると嬉しいです。
(「第9回シンポジウム報告集」をご希望の方は以下のフォームからお問い合わせください。お送りします)
https://mailform.mface.jp/frms/tanet/fn92veop697s
 
このろうあ者大会の様子はニュースで取り上げられました。
70年ぶりに大分県で開催 全国ろうあ者大会 大分
https://tosonline.jp/news/20230611/00000001.html
 
2024年は和歌山とのことです。和歌山でまたお会いしましょう!!

写真 2023-06-11 16 40 04.jpg
別府駅にて手湯も。
受付中!「舞台手話通訳」にチャレンジしてみませんか?公募のご案内 [2023年05月18日(Thu)]

文化庁委託事業「令和5年度 障害者等による文化芸術活動推進事業」
舞台手話通訳者の人材育成および実践普及、鑑賞サポート啓発


全国への舞台手話通訳派遣 公募プログラム
募集要項


1. 趣旨目的
本事業は舞台手話通訳や手話監修者の実践の場を創出しながら、ろう者、難聴者の鑑賞機会の充実に向けて全国の劇場・音楽堂等や芸術団体等と協働し、アクセシビリティの充実した公演制作の普及啓発を目指すものです。公募で選ばれた取組に、NPO 法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(以下、TA-net)が公演内容に応じて舞台手話通訳及び手話監修を派遣し、コーディネーターが稽古から本番開催までサポートします。

2. 特色
・舞台手話通訳、手話監修、アシスタント通訳、コーディネーターを派遣します。
・TA-netから派遣するスタッフの謝金・旅費は、文化庁委託金にて負担します。
・ろう者、難聴者を対象としたアクセシビリティサービス(広報・受付対応含む)についてご提案します。
・公演には、ろう者・難聴者によるモニターが参加し、ブラッシュアップに向けたフィードバックを行います。

3. 募集事業
舞台手話通訳を導入したい演劇公演等 (※ジャンルは問いません)

4. 提出締切
令和5年6月16日(金) ※採択通知は7月上旬を予定
(審査の流れについては「17. 申請から採択、実施までの流れ」をご覧ください)

5. 申請方法
右記フォームよりお申し込みください。https://forms.gle/mpYyyNFcd8GGRh9V6
※応募前に前年度の成果報告会映像(参考映像)をご覧ください。
視聴申し込みは、Googleフォーム ( https://forms.gle/WrQi4G78q4or7qWt6 )からお願いします。

6. 申請にあたっての注意点
・1団体が申請できるのは、1事業までとなります。
・事業実施においては、新型コロナウイルス感染拡大防止に十分にご配慮ください。
・他の補助金との重複申請となる場合には、申請先に確認のうえお申し込みください。

7. 対象者
・舞台芸術等の表現活動を継続して行なっている団体等
・舞台手話通訳を含めた観劇サポートに関心を持ち、継続して取り組む意志のある団体等
※劇場、芸術団体、実行委員会等、組織体制は問いません。
※個人からの申請の際には実施体制について確認をさせていただきます。

8. 申請団体の自己負担金(委託料)について
A 枠: 5 万円:1時間の公演(ステージ数 1回)程度
B 枠:10万円:2 時間の公演(ステージ数 1 回)程度

<委託業務に含まれる内容>
・舞台手話通訳 1~2 名
・手話監修者 1〜2名 (オンライン稽古・現地立ち合い)
・アシスタント通訳1〜2名
・コーディネーター1 名
・上記スタッフの旅費 ※ホテル、新幹線・飛行機代(1 往復分まで)
・告知動画制作の協力
・アクセシビリティ対応および、広報へのアドバイス
・鑑賞モニターの手配(ろう者・難聴者)
※公演回数、取組内容、開催地域に応じて追加料金が発生する場合がございます。
  想定している公演内容を申請時に全てお書きください。

9. 事業実施期間
令和5年9月〜令和6 年1 月末頃
公演内容、および他の採択事業とのスケジュール調整により、お受けできない場合がございますので、ご了承ください。


10. 審査において評価する点(全てに該当している必要はございません)
・舞台手話通訳の導入事例が少ない地域(北海道、東北、北関東、北陸、甲信越、中国、四国、九州
沖縄)において実施する公演
・地元の聴覚障害者団体との連携がある、または今後関わりを作る意欲がある団体
・地元の公立文化施設や支援センター(※)との連携がある、または今後関わりを作る意欲がある団体
 (※厚生労働省「障害者芸術文化活動普及支援事業 支援センター」)
・将来、継続して舞台手話通訳導入を検討している団体
・啓発素材として本番を含む画像や一部映像の提供が可能であること
・舞台手話通訳導入のために十分な時間や体制が確保された公演
※再演の際は公演動画を事前に提供いただけると、より良い観劇サポートが提供できます。


11. NPO 法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)とは
聴覚障害を持つ当事者が中心となって、「みんなで一緒に舞台を楽しもう!」を合言葉に、障害があっても気軽に劇場に足を運べる社会作りを目指し、シンポジウム開催や情報発信サイトの立ち上げなど様々な活動を実施。2013年より支援に関する意識調査、観劇サポートのあり方の研究および発信に取り組み、2018 年より全国各地で舞台手話通訳養成講座を開講、現在は実践に取り組んでいます。
 2022年、「舞台手話通訳者の人材育成および実践普及、観劇サポート啓発」(文化庁委託事業 令和4年度「障害者等による文化芸術活動推進事業」)により全国5箇所において舞台手話通訳付き公演の実施サポートを行いました。

<受賞歴> 第14回読売福祉文化賞(2016年)、第8回糸賀一雄記念賞未来賞(2022年)
 団体ホームページ http://www.ta-net.org


12. 舞台手話通訳に関する参考映像
・舞台演劇に手話通訳を!〜演劇の門戸 広げます〜 https://youtu.be/KiRiREFvKbw
・舞台手話通訳・字幕・音声ガイドつき演劇「メゾン」 https://youtu.be/Yh28s1FS07E
・朗読劇「かもめ」手話告知(字幕あり) https://youtu.be/kTTZsP-h52Y
・音楽劇「枇杷の家」手話告知(字幕あり) https://youtu.be/T5Z9bT2ATkk


13. 各用語説明
・舞台手話通訳付き公演:
 一般的な手話通訳とは異なり、演出家の指導のもと通訳者も 1 人の出演者として舞台上に立ち、時にはともに演じながら台詞や情景を観客に伝える手法です。ろう者・難聴者に向けたアクセシビリティの高い演出を実現します。

・舞台手話通訳者:
 舞台の世界観を損なわずにセリフや音楽などの音情報を手話通訳します。

・手話監修者:
 ろう者の視点で適切な手話表現のアドバイスを行います。

・アシスタント通訳:
 劇場、劇団、舞台手話通訳者、手話監修者らの間で通訳を行う他、稽古がスムーズに進むようサポートを行います。

・コーディネーター:
 主催者との舞台手話通訳者、手話監修者間での調整を担当します。


14. 採択された団体へのお願い
・TA-netとの共同事業である旨、広報物等に明記してください。
・事業実施の経過を報告いただくと共に、本事業で得た成果を広く発信するためHPやSNS等にて情報公開してください。
・TA-netの広報物やホームページ等でも宣伝や報告を行いますので写真等の素材提供をお願いします。
・来場者に対し、舞台手話通訳導入の感想を確認するアンケートの実施をお願いします。
 (A4サイズ1枚分/公演時に配布してください)
・手話による告知動画の制作にご協力をお願いします。
・地元の聴覚障害者、聴覚障害者センターや聴覚障害者を支援するNPO職員、舞台手話通訳導入に関わる他の団体等に対し、モニター鑑賞と視察の受け入れをお願いします。


15. 支援対象とならないもの
(1) 特定の個人、企業、国、地域等を誹謗中傷する作品
(2) 人種、思想、信条、居住、職業、性別等で差別し、又は差別を助長する作品
(3) 政治、宗教活動を目的とする作品
(4) 他者になりすますなど虚偽や事実と異なる作品、及び正否の確認できない噂等を掲載する作品
(5) 広告、宣伝、勧誘、営業活動、その他営利を目的とする取組
(6) 過度の暴力表現、性的表現など、公序良俗に反する作品
(7) 法律、法令等に違反する内容、又は違反する恐れのある取組
(8) 著作権、商標権、肖像権等の知的財産権を侵害する恐れのある内容
(9) 本人の承諾なく、他の利用者又は第三者に関する、住所、電話番号、メールアドレス等の個人情報を特定、開示、漏えいするなど個人のプライバシーを侵害する内容
(10) 有害なプログラム等の送信などにより通信機器の機能を妨害し、情報を引き出し、又は他者のアクセスを妨害する内容
(11) 他の利用者又は第三者に不利益を与える内容
(12) 特定の観客を対象とした取組(会員のみを対象とした公演等)
(13) 慈善事業への寄付を目的として行われる取組
(14) その他、当団体が不適当と判断する取組


16. お問合せ・ご相談
特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク
E-MAIL:staff@ta-net.org
※メール受信後、3営業日以内にご回答させていただきます。

2023公募プログラム募集要項.pdf


【文化庁受託事業】舞台手話通訳・字幕付公演「注文の多い料理店」終演しました! (2023年1月14日)@福岡県福岡市博多区 [2023年01月27日(Fri)]

令和4年度障害者等による文化芸術活動推進事業で実施した「全国への舞台手話通訳派遣」第5弾

舞台手話通訳・字幕付公演「注文の多い料理店」(主催:注文の多い舞台公演実行委員会)が、2023年1月14日(土)に2回公演で行われました。


今回は、実行委員のメンバーでもある中嶋さとさん(演出・出演)が主催されるFOURTEEN PLUS 14+の「注文の多い料理店」を舞台手話通訳・字幕付公演として再構築!

舞台手話通訳は、実行委員長でもある野上まり(舞台手話通訳養成講座受講生 @福岡)が担当しました。

初めての九州公演。また、今回の委託事業最終団体のこともあり、TA-netから全国各地のスタッフが駆けつけ、そして地元の福岡ろう劇団博多の方々も一緒に公演を支えました。


昼の回では、はじめに廣川理事長が「舞台手話通訳って?」というミニ講演を担当。

TA-netの事例や廣川の経験などを話し、「同じ作品を、同じ時間同じ空間で一緒に楽しみましょう!」と締めくくり、多くの方から勉強になった」、「目標が見つかった」などとの声をいただきました。


夜の回では、上演後にアフタートークを実施。

ろう者のお客様から「音が見えた」との感想をいただくことができました。

『音を知る』ではなく、『音が見える』。

このブログを読んでくださっている方は、ぜひ意味の違いを考えてみてください。

会場スタッフとして、この言葉を聞けてとても嬉しくなりました。

今回の字幕は、九州大学サポーター有志の方々が担当。

台詞のみではなく、『オノマトペ』を意識した、とても臨場感のある字幕でした。

また今回の公演は、舞台手話通訳・字幕付であること以外に、俳優の皆さまの動きにも様々な工夫が。一緒に手話を表現するほか、『見てわかる』ように様々な演出のある作品でした。

関係者が一丸となって取り組み、【みんなで一緒に楽しむ】を実現できた、新しいスタートの日になったと思います。


この新しい取り組みが今回で終わることなく

今後も九州の地でこのような取組みが発展していくことを期待しています!

Posted by 加藤 at 20:01 | 文化庁事業 | この記事のURL | コメント(0)
【文化庁受託事業】舞台「歌って走って笑って踊ってキャラバンバン」報告(11月26日・27日) [2022年11月30日(Wed)]
令和4年度障害者等による文化芸術活動活動推進事業で実施した「全国への舞台手話通訳派遣」第3弾は舞台「歌って走って笑って踊ってキャラバンバン」
舞台手話通訳付公演は、11月26日(土)14時の回・27日(日)17時の回に、南国市地域交流センターMIARE!(みあーれ)にて行われました。
20221125_150419698.jpg
 
舞台「歌って走って笑って踊ってキャラバンバン」とは
〜1977年から2016年まで、高知県の民放局、テレビ高知主催で行われていた視聴者参加型野外歌合戦「歌って走ってキャラバンバン」は毎年1000名以上の応募者があり、40年続く毎年夏恒例の番組として多くの市民から愛されていた。参加者、視聴者、そして番組づくりに関わった皆様の思い出が今、舞台となる。〜
 
出演者は東京と高知とに離れており、しかも4ステージすべて違うパターン(舞台手話通訳の有無、27日はコンサートあり+舞台手話通訳の有無)で関係者も大変なチャレンジだったかと思います。
20221125_150334442.jpg
 
本公演は舞台手話通訳3名・手話監修2名体制で臨みました。
1つのストーリーを舞台手話通訳1名が担当。
全員で歌う部分は舞台手話通訳も全員出るというふうに、広い舞台の上で一体感を出せるよう稽古場で話し合いを重ねてきました。
また居住地が3か所(東京/大阪/兵庫)に分かれていたため、Zoomを駆使しオンラインで手話監修を行いました。
20221127_191858.jpg
舞台手話通訳:加藤裕子、下坂幸恵、水藤みつみ 
 
11月25日に高知入り。
1日前のゲネプロで全体像がようやく見えてくるというなかなか大変な舞台でしたが、舞台手話通訳も手話監修もよりよい舞台にしたいという思いでギリギリまで練習・監修を頑張りました!
20221127_131920905.jpg
手話監修:河合祐三子、中村千穂
 
受付での手話通訳は地元の高知県聴覚障害者協会に依頼し、各日ともに手話通訳2名を派遣、対応していただきました。
聴覚障害者の事前申し込みは残念な結果でしたが、当日券で高齢ろう者が介助者と共にいらっしゃって「楽しかった」というご感想をいただけたのは非常に嬉しい出来事でした。
20221127_145017167.jpg

 
聞こえなくても聞こえにくくても歌を楽しみたい、コンサートを楽しみたい方は少なからずいらっしゃいます。
また、舞台手話通訳は都会ばかりで地方ではなかなか観劇するチャンスがないので、今回こういう機会をいただけたことは必ず、次の観劇サポートに繋がっていくと確信しています。
 
 
この「全国への舞台手話通訳派遣」は以下の公演で一区切りです。

■舞台手話通訳・字幕付き演劇公演「注文の多い料理店」
日時:2023年1月14日(土)
@ 14:00〜 ※作品の上演前に、舞台手話通訳についてのミニレクチャーがあります。(約30分間)
A 18:30〜 ※作品の上演後に、出演者や手話通訳者、手話監修者らによる意見交換会があります。(約30分間)
会場:福岡県福岡市博多区祇園町8番3号 ぽんプラザ

お近くにお住まいの方はぜひ一度足をお運びください。
【文化庁受託事業】SPIRAL MOON「触れただけ」終演しました!(11月18日、20日)@東京都下北沢 [2022年11月25日(Fri)]
令和4年度障害者等による文化芸術活動活動推進事業で実施した「全国への舞台手話通訳派遣」第2弾 SPIRAL MOON「触れただけ」
舞台手話通訳付公演は、11月18日(金)・20日(日)の回に行われました!
 
SPIRAL MOONのウェブサイトはこちら
「触れただけ」のページはこちら

今回は「舞台手話通訳養成講座(主催:文京アカデミー)」の受講生である金子郁美、田中結夏の2人体制で3作品を担当。
1作品目は金子が、2作品目は田中が担当。
3作品目は、俳優2名に対し、舞台手話通訳者も2名で担当と様々な形で通訳しました。
2名体制だからこその魅せ方もある作品になっていたのではないでしょうか。
 
20日の回には、大勢のろう者も来場され、終演後も感想を話し合っている姿が印象的でした。
今回の公演には、台詞を手話に翻訳し舞台手話通訳者が通訳するだけで終わりではなく、演出家や俳優の皆さまの協力が欠かせません。
創造するにあたり、こちらの意見も取り入れ、俳優の演じる向きを変更したりと、『観て分かること』を一緒に考えて演出してくださった秋葉さんはじめ関係者の皆さまありがとうございました。
また今回は、当日にTA-netから受付要員を派遣し、劇団の皆さまと一緒に対応させていただきました。
15年以上前から、台本貸し出しサービスを行っているSPAIRAL MOONさんだからこその繋がりが作れたのではないかと思っています。
この繋がりが今回で終わることなく、次回以降の公演も多くの方が観劇し楽しめる、そんな機会の第一歩になったと感じています。
 
この「全国への舞台手話通訳派遣」は来年1月まで続きます。
お近くにお住まいの方はぜひ一度足をお運びください。

■パンとバラで退屈を飾って、わたしが明日も生きることを耐える。
https://ta-net.org/event/1362(東京都新宿区)
https://ta-net.org/event/1363(兵庫県神戸市)

■舞台手話通訳・字幕付き演劇公演「注文の多い料理店」
http://pomplazahall.jp/jigyou.html
舞台手話通訳の集合研修を行いました!(9月10-11日) [2022年09月12日(Mon)]
9月10日(土)〜11日(日)に
穂の国とよはし芸術劇場PLATにて
「舞台手話通訳者のための集合研修 in 豊橋」が実施されました。

1泊2日のプログラムに北海道から沖縄まで多くの方が集まりました。
C5CB9F9F-31F0-4C81-A6A3-093E610F8A1A.jpeg

初日の午前中、まずは参加者の自己紹介。
既に活動されている方、これから活動したいと思っている方、
何から始めたらよいのかわからないという方と状況は様々ですが、
舞台手話通訳にかける熱い思いは同じ。全国に仲間がいるのだと心強く感じました。

その後の筑波技術大学障害者高等教育研究支援センターに従事される萩原彩子さんの研究発表では、舞台手話通訳の手法や演出事例を、
代表の廣川麻子さんからはTA-netの実践紹介を頂きました。

DA1F4220-1A3C-4023-9415-CFC06A932819.jpeg
受講生の仲間の江崎さんと田中さんの活動報告もあり、皆さんの活躍を知ることができました。

14時半からはホールに移動して
『舞台手話通訳付き講演「楽屋」〜流れ去るものはやがてなつかしき〜』を観劇しました。

通訳者も役者の一人として舞台上を動き回っての表現。
私の想像を超えていて、いったいどれほどの稽古を積んだのだろうと圧倒されました。

観劇を終えてからは、萩原さんのファシリテートによる意見交換会。
複数いる演者のセリフの演じ分けに限らず、効果音や「...」といった間合いをどう表現するのかなど、話が尽きませんでした。
DBD08F2B-A884-4FBB-8539-8C7EC7BF5EA0.jpeg

コロナ禍でなければここから交流会といきたいところですが、そこは我慢。
ああ、でももっと皆さんと語り合いたかったなあ。


さて集合研修2日目の午前中は、聾の舞踏家、雫境さんによる身体表現WS。
D2C5F9FF-53E5-4CA4-85A9-2A27A0BCB473.jpeg
身体の使い方の基本をギュッと凝縮して指導して頂きました。
身体の動きだけで重さや軽さ、年齢や性別、怒りや悲しみを表す雫境さんの表現に魅入ってしまいました。

0BDCDD6F-F8D0-4764-83D9-597FDBDB0BC9.jpeg
すぐに自分の身体で表現できるわけではありませんが、手話単語だけでなく身体全体の表現の大切さを学び、身体づくりの大切さを改めて感じました。

午後からは河合祐三子さんによる実践WS。
『楽屋』台本の一部を読み込み、グループ毎に発表するということで緊張していました。
9E235ABB-1B86-45DF-91CE-4C52DD0B3F10.jpeg
言葉の翻訳とばかり思っていたのですが、同じ台本を異なるテーマ(“笑い”“悲しみ”など)で表現し合うという内容で、グループごとの様々な表現を楽しめました。
EB643DBA-19B1-498F-9372-71D5FEB1A6CC.jpeg
笑い過ぎて椅子から落ちてしまう人もいて、凝り固まった頭がほぐされ表現の幅が広がりました。

そんな楽しいWSでしたが、
河合さんの「私たちは手話を捨てられない」「誰のための舞台手話通訳かを忘れないで」という言葉に気持ちが引き締まりました。

「来年もまたこのような研修会が開催されたらいいね」
「また会おうね」
「地域で実践します!」
「実践の場があればどこへでも飛んでいくよ〜」
と、熱い気持ちを胸にそれぞれ帰路に着きました。

とても濃い2日間でした。

(報告:野上まり)
【文化庁受託事業】舞台手話通訳つき公演「きんいろの髪のおひめさま」(9月17-18日)@仙台市 [2022年09月07日(Wed)]
TA-netでは、以下の事業を文化庁から受託しています。
令和4年度障害者等による文化芸術活動推進事業
「舞台手話通訳者の人材育成および実践普及、観劇サポート啓発」

「舞台手話通訳・実践」事業の第一弾は、仙台から!

フラットシアターフェスティバル 参加作品
「きんいろの髪のおひめさま」




宮城野区こども舞台演劇祭
フラットシアターフェスティバルvol.1
「きんいろの髪のお姫さま」
出演:谷口直子(Divadlo501)
手話通訳:新納真梨子(TA-net)
音響:佐竹厚美
協力:特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク
9月17日(土) 12:30〜
9月18日(日) 14:00〜
※上演時間:約50分
会場:2階リハーサル室

チケットや公演情報はこちら↓
http://sun-pucho.com/flatfes?fbclid=IwAR1-6ZMAIIEudOemABMuvKlUmxZKJ7LD8utoFWEUcvmwA2-zcZGhsK3LhrU&fs=e&s=cl

手話出演は、仙台会場(2019年)受講生の、新納真梨子!
本作がデビューです。

本番に先立ち、岐阜にてお稽古しました。

スクリーンショット 2022-09-15 21.58.42.png

どうぞお楽しみに!
「舞台手話通訳」にチャレンジしてみませんか?公募のご案内(7月25日受付開始!) [2022年07月10日(Sun)]

文化庁委託事業
「令和4年度 障害者等による文化芸術活動推進事業」


全国への舞台手話通訳派遣 公募プログラム
 

事業概要                               

1.趣旨目的:
本事業は、舞台手話通訳や手話監修者の実践の場を創出しながら、ろう者、難聴者の鑑賞機会の充実に向けて、全国の劇場音楽堂等や芸術団体等と協働し、アクセシビリティの充実した公演の普及啓発を目指すものです。公募で選ばれた取組に、NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)が公演内容に応じて舞台手話通訳や手話監修を派遣し、コーディネーターが稽古から本番開催までサポートします。

2.特色:
・舞台手話通訳、手話監修を派遣します。
・ろう者、難聴者を対象としたアクセシビリティサービスについてご提案します。
・公演には聴覚障害者の鑑賞モニターを招き、ブラッシュアップに向けたフィードバックを行います。
・謝金、旅費の補助があります。

3.募集事業:
舞台手話通訳を導入したい演劇公演等(※ジャンルは問いません)

4.対象者:
・舞台芸術等の表現活動を継続して行なっている団体等
・舞台手話通訳を含めた観劇サポートに関心を持ち、継続して取り組む意志のある団体等
 ※劇場、芸術団体、実行委員会等、組織体制は問いません。
 ※個人からの応募の際には実施体制について確認をさせていただきます。

5.自己負担金(委託料)について
A枠:委託料10万円(通常60万円程度の内容)2時間の公演(ステージ数2回)程度
B枠:委託料 5万円(通常30万円程度の内容)2時間の公演(ステージ数1回)程度
(含まれる内容)
・舞台手話通訳1~2名
・手話監修者1~2名 (オンライン稽古・現地立ち合い) 
・コーディネーター1名
・稽古、打ち合わせの際にかかる手話通訳費用
・告知動画制作の協力
・アクセシビリティ対応および、広報へのアドバイス
・上記スタッフの旅費※ホテル、新幹線・飛行機代(1往復分)
・モニター謝金
※取組内容、開催エリアによっては追加料金が発生する場合がありますので、ご相談ください。
※「通常60万円ないし30万円」は2時間の一般的な会話劇、旅費は東京からの距離を想定しています。上演内容によっては増減します。

6.舞台手話通訳とは:
通常の手話通訳とは異なり、演出家の指導のもと通訳者も 1 人の出演者として舞台上に立ち、時にはともに演じながら台詞や情景を観客に伝える手法です。
演じながらセリフを手話通訳する「舞台手話通訳者」、ろう者の立場で演出アドバイスを行う「手話監修」、主催者との間で調整を担う「コーディネーター」を配置し、聴覚障害者に向けたアクセシビリティの高い演出を実現します。

7.NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)とは:
聴覚障害を持つ当事者が中心となって、「みんなで一緒に舞台を楽しもう!」を合言葉に、障害があっても気軽に劇場に足を運べる社会作りを目指し、シンポジウム開催や情報発信サイトの立ち上げなど様々な活動を実施。2013年より支援に関する意識調査、観劇サポートのあり方の研究および発信に取り組み、2018年より全国各地で舞台手話通訳養成講座を開講、現在は実践に取り組んでいます。

・団体ホームページ http://www.ta-net.org
・団体ブログ https://blog.canpan.info/ta-net/

8.想定している取り組み:
通常の演劇公演に、舞台に適した手話通訳を配置する形式など

9.舞台手話通訳に関する参考映像
・舞台演劇に手話通訳を!〜演劇の門戸 広げます〜 https://youtu.be/KiRiREFvKbw
・舞台手話通訳・字幕・音声ガイドつき演劇「メゾン」https://youtu.be/Yh28s1FS07E
・タカハ劇団「美談殺人」配信記念トーク(手話・字幕あり)https://youtu.be/HMlQ0Xd20e0
・朗読劇「かもめ」手話告知(字幕あり)https://youtu.be/kTTZsP-h52Y
・音楽劇「枇杷の家」手話告知(字幕あり)https://youtu.be/T5Z9bT2ATkk

10.審査において評価する点(全てに該当している必要はございません)
・舞台手話通訳の導入事例が少ない地域(北海道、東北、四国、九州エリア等)での実施
・舞台手話通訳導入への意欲がある団体
・地元の聴覚障害者団体との連携がある、または今後関わりを作る意思のある団体
・将来、継続して舞台手話通訳導入を検討している団体
・啓発素材として本番を含む画像や一部映像の提供ができる団体
・手話による告知動画の制作に協力できる団体
・舞台手話通訳導入のために十分な時間や体制が確保された公演
 ※再演など公演動画を事前提供いただけると、より良い観劇サポートが提供できます。

11.事業実施期間:採択後〜令和5年2月末頃
公演内容、および他の採択事業とのスケジュール調整により、お受けできない場合がございますので、ご了承ください。



 応募概要                               

1.募集期間:
 一次募集:令和4年7月25日(月)〜令和4年8月10日(水) 結果通知は8月末を予定
 二次募集:令和4年9月1日(木)〜令和4年9月15日(木)  結果通知は9月末を予定
※募集枠に達し次第、受付を終了します。

2.応募方法:
以下のフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/yG8rPLsNCZhQBets8

3.応募にあたっての注意点:
・一団体が応募できるのは、一事業までとなります。
・他の補助金との重複申請となる場合には、事前にご相談ください。
・事業実施においては、新型コロナウイルス感染拡大防止に十分にご配慮ください。

4.支援対象とならないもの:
(1) 特定の個人、企業、国、地域等を誹謗中傷する作品
(2) 人種、思想、信条、居住、職業、性別等で差別し、又は差別を助長する作品
(3) 政治、宗教活動を目的とする作品
(4) 他者になりすますなど虚偽や事実と異なる作品、及び正否の確認できない噂等を掲載する作品
(5) 広告、宣伝、勧誘、営業活動、その他営利を目的とする取組
(6) 過度の暴力表現、性的表現など、公序良俗に反する作品
(7) 法律、法令等に違反する内容、又は違反する恐れのある取組
(8) 著作権、商標権、肖像権等の知的財産権を侵害する恐れのある内容
(9) 本人の承諾なく、他の利用者又は第三者に関する、住所、電話番号、メールアドレス等の個人情報を特定、開示、漏えいするなど個人のプライバシーを侵害する内容
(10) 有害なプログラム等の送信などにより通信機器の機能を妨害し、情報を引き出し、又は他者のアクセスを妨害する内容
(11) 他の利用者又は第三者に不利益を与える内容
(12) 特定の観客を対象とした取組(会員のみを対象とした公演等)
(13) 慈善事業への寄付を目的として行われる取組
(14) その他、当団体が不適当と判断する取組


お問合せ・ご相談:
特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク
E-MAIL:staff@ta-net.org
※メール受信後、5~7日以内にご回答させていただきます。



 応募から採択、実施までの流れ    

flow.png

公募要領のPDF版を以下URLからご覧いただけます。印刷はこちらからどうぞ。
公募要領_TA-net_2022.pdf