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NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークからみなさまへ

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舞台手話通訳について思うこと(小島祐美)&中日新聞に掲載!(2月12日) [2021年02月12日(Fri)]
私は聞こえない子供達に方々に生の演劇があると知って欲しい、
体験して欲しい、聞こえないという理由だけで世界が狭くなって欲しくない、
この日に情報保障がつくから観に行けるではなく、
自分の予定で観劇日を選べるがあたりまえになって欲しい、
それがバリアフリー演劇ならどんな人も、
障害の有無に関係なく一緒に同じ場所で同じ時を過ごせる
にこにこ伝えたい!伝わって欲しい!と思って始めた舞台手話通訳。

手話が出来るだけでは足りないと心に残っていたトゲ、もどかしさ、悔しさ…
でもそれを共有する機会もチャンスもなく過ごしていた私に
ターネットの舞台手話通訳養成の一枚のチラシ!

ターネットとの出逢い!️運命きらきらって
そこから、今では手話を必要としている方だけでなく、
それこそ障害の有無に関係なく全てのみなさんに
社会に広がって理解、考え方や気持ち社会が変わっていくと実感しています。

もちろん私自身の視野も概念?も広く深くなって気づかされること、
素晴らしい出逢いに感じる事、目から鱗、鳥肌、超感動、感謝色々な方々の熱い思いに触れています。支えられています。

廣川さんをはじめとするターネットチームの素晴らしい監修、アドバイス、ご指導チーム。
音声ガイド監修大河内さん、パラブラチーム。

1から作りましょうと新たな挑戦をしてくださった劇団風。
とさまざまな各分野のプロフェッショナル集団の英知が、気持ちが詰まって…
お客様に全ての皆さんに届けられるように四つ葉

直接言ってもらった感想の中に
(以前聞こえない方々や関係者、ご家族からのは以前伝えましたので省きますが、
それ以外の障害の方や健常の方老若男女の)
「将来税関で働きたかったから英語が必要と思っていたけれど
今日観て手話の勉強も必要とわかりました」
一度観ただけで手話は言語ってわかったんだ!って思いました。

また小さな町の住人全員が観に来た時に
知的障害の子供のお母様から
「バリアフリー演劇のおかげで今日からこの町で地域で親子家族生きやすくなりました、
ありがとうございます」と大泣。

「今まで障害の方が身近にいず少し怖いと思っていた自分の心根が怖いと…知らなかっただけ…」と。

小学生の子が
「色々な人が居るってわかったよ!僕の心は今愛に満ちてる」って…
自分と違う人を知る受け入れる、社会には色々な人が居ると気がつく、
これはダイバーシティや共生社会という言葉は知らなくても、
一度観ただけでわかったってこと…
こうやって理解され社会が変わっていく事を実感。

公演会場が小さな社会に、心が動かされたからこそ、
感動がより一体感を生み出していく。

劇場では聴導犬、盲導犬、介助犬も居てヘビの登場でビクッとした犬、
犬さん達も観ていたんですね。

タブレットで観ている方、追通訳で観てる方、盲ろうの方、
キツネとシーンで客席から舞台にきて
両手を広げて身を呈して守ってくれたダウン症の子供。

重複なので難しい手話はわからないかもと言われていた子が、
堰を切ったように高速指文字で話しだし、
一緒に頑張りましょうの言葉で、
満面の笑みで舞台にあがり生き生きとした姿に
先生は「この生徒のからだに内に、こんなに一杯言葉があったなんて…」大号泣。

ヘレンの糸通しの様子を
舞台上隣でうなづきながら見ていた生徒を見た先生が
「今年の3月迄まさにあれをやっていたんです!身についていたんですね…」

「観劇して感激しまさに教育」
「心が洗濯機で洗われたように真っ白」と。

開演前は役者に集まっていた子供達が
開演後手話を教えてと列をなして取り囲む。

ストレッチャーにのる重い障害のある生徒が
自分の動く足で車イスの横を叩いて気持ちを表現。

座位を維持するのが大変な子が
拍手ではあきたらず手を上下に大きく叩くほど大喜び。

ヘレンや星の王子さまの劇中の台詞や伝えたい事を体現するかの様子に
殻を割ってででくるように…

バリアフリー演劇には
人間の可能性が全部詰まっているのではないかと思うほど…

大げさかもしれませんが、
今まで教師、通訳等々歩んできた道が
今に繋がって舞台手話通訳に出会う為の布石だったんだ…と思っています。

まだまだ日々勉強です!
回数を重ねると、
気付きが増えて逆に迷って混乱したり顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)
何かをはじめるのに年齢は関係ないと、
今だから出来る事大切にする事を胸に…
舞台手話通訳としても、
技術的に精神的に自分が気を付けていることや自身の柱も、
はじめて舞台手話通訳する時と今ではまた少し加筆修正されていき
(どう変わったか等はまたの機会に)
考え反省し努力し教えをこい、成長していきたいと思っています。

発展途上!
これからもよろしくお願いします。

全ての皆さまに出逢えたこと
本当に嬉しく感謝してます四つ葉

ありがとうございます光るハート

これからもよろしくお願い致しますゴメン/お願い

さぁて、どんな素敵な出逢いが待っているのかしら
明日からの旅に向けて徒然なるままに…小島祐美(2021.2.1記)

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2月12日付け中日新聞に、小島祐美が大きく掲載されました!
https://www.chunichi.co.jp/amp/article/201073
↑中日新聞読者の方は会員登録(無料)すると全文が読めます。
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