6月オンライン定例会を開催しました!(6月12日)
[2020年06月15日(Mon)]
5月の定例会に続き6月もオンライン会議システムZOOMを活用し「ウェビナー」で開催しました。
テーマは「2019年度の活動を振り返り、2020年度に向けた意見交換」でした。
スタッフを含め33名。今回も、北海道から沖縄まで、地域を問わず参加がありました。
流れは下記のとおり。
廣川理事長を司会として話が進められました。
19:00-19:15 2019年度の活動報告
19:15-19:30 活動で印象に残っていること
19:30-19:45 劇場関係、舞台手話通訳の取り組み
19:45-20:00 *コロナ禍における活動
*演劇緊急支援プロジェクト
20:00-20:15 2020年度に向けて
20:15-20:30 *舞台芸術を未来に繋ぐ基金=Mirai Performing Arts Fund
および、Mirai CHANNELの取り組み
最初に、ZOOMの使い方について廣川理事長から説明が。
あらかじめ作成したパワーポイントのスライドを画面に出しながら手話で話され、読み取り通訳は声だけを流しました。
UDトークによる字幕の表示方法は2つ。1つ目はパソコンの画面に、2つ目はスマホやタブレットなど端末に表示する方法。
参加者一人ひとりが自分の端末を使って画面を見やすく調整できるように促しました。
前半は、廣川理事長から「2019年度の活動について」の報告を。
それに関連して、石川事務局長は「盲ろう支援」、森岡スタッフは「メルマガ」の活動について印象に残っていることを話しました。
次に、小島さんより「舞台手話通訳における取り組み」の話が。
彼女は、手話をされるので、画面いっぱいに出しました。
舞台手話通訳付きの公演を家族(親:ろう者、子:聴者)で観れたことの感動や、
バリアフリー演劇を観て、手話に対する考え方が変わったことを受けて、手話は社会をも変えていく影響力があると感じたと述べられました。
そして、廣川理事長から「コロナ禍における活動」の報告を。
SPACによるプロジェクト「くものうえ↑↓せかい演劇祭」企画のトークシリーズに、UDトークによる字幕を付けての配信協力を申し出たことをお話ししました。
それに関連して、会員の浅野さんと菅波さんから、UDトーク字幕支援による取り組みと一連の動きの感想として、地方に住む人々によってオンライン配信は演劇に触れ合う機会が増えたと話されました。
また、ご覧になられてない方もYouTubeでアーカイブを観られるとアピールしました。
さらに、石川事務局長から「演劇緊急支援プロジェクト」の話が。
このプロジェクトは、文化に関わるすべての人々の生活補償を求め、文化芸術振興基金創設を国へ要請するための活動であり、
多くの団体が参加し、TA-netも手話通訳や文字支援の協力をしました。
(詳しくは5月31日ブログをご参照ください)
https://blog.canpan.info/ta-net/daily/202005/31
多くの議員さんも協力してくださり、第二次補正予算案が成立しました。
文化芸術はなくてはならないものであり、これからも共に活動していきたいと抱負を述べられました。
後半は、廣川理事長より「2020年度活動予定に向けて」の説明を。
続いて、椎名監事から手話で今後の展望について述べられました。日常のテレビのニュース(記者会見)で話者の隣に手話通訳がいる映像が多くみられたことにより、今後、講演等においても手話通訳が必要だという発想に結びつきやすくなると。
それによって、舞台手話通訳の依頼も増えることが想定され、その機会を上手に活用できればと思うとのこと。
少し話を戻して、「劇場関係の取り組みについて」岸本理事より話が。
彼は音声で話すので、彼と手話通訳者の画面が並んで表示されました。
東京都内の公共の劇場は、都からの制限を受けて、6月の予約がほぼキャンセルとなったが、早くても7月の再開を目指して取り組んでいるそう。
コロナ対策の一つに、サーモグラフィカメラの導入や、席を半分にすることで収益が取れるかも含めて議論していると述べられました。
最後に、団体賛助会員のconSept代表・宋さんより「みらい基金」と「Mirai CHANNELの取り組み」についてお話をいただきました。
4月27・28日に、2つの目的により、舞台芸術を未来につなぐ基金として立ち上げたとのこと。
1つ目は、公演の中止により被害を受けているクリエーターやスタッフに対する支援としての寄付金。
2つ目は、災害などの時に、皆さんに支援するための公益基金として、これからも寄附を募り続けられるよう仕組みを構築。
「みらい基金」は、8月25日を期限とし、3,000万円が集まり、助成金の申請受付を開始したところ1,000件を超えた募集があったそう。
寄付を募っているので、ぜひご協力ください。
「Mirai CHANNEL」では、アーカイブ化による舞台芸術の普及活動に努めているとのこと。
例えば、水曜日は「未来につなぐトーク」というタイトルで、舞台監督や制作さん、舞台芸術の周辺にいる方々をゲストとして招き、話を聞きながら紹介するというもの。
ここでも、字幕起こしやチェックをふまえて、YouTubeに流し込む作業をしていると。
ほぼオンタイムで終了できて良かったです。
ZOOMのチャット欄は、TA-netからのお知らせとして使用し、参加者は登壇者への質問などを質問欄に書き込んでもらう方法をとりましたが、
90分の視聴でお疲れなのか、ご意見がなかったのは、ちょっと寂しい気がいたしました。
これから新しい生活様式になり、私たちも情報保障において、いろいろ工夫しながら舞台芸術文化を楽しむ活動につながればと締めくくりました。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました!
7月の通常総会も、引き続きオンラインでの開催を予定しております。
テーマは「2019年度の活動を振り返り、2020年度に向けた意見交換」でした。
スタッフを含め33名。今回も、北海道から沖縄まで、地域を問わず参加がありました。
流れは下記のとおり。
廣川理事長を司会として話が進められました。
19:00-19:15 2019年度の活動報告
19:15-19:30 活動で印象に残っていること
19:30-19:45 劇場関係、舞台手話通訳の取り組み
19:45-20:00 *コロナ禍における活動
*演劇緊急支援プロジェクト
20:00-20:15 2020年度に向けて
20:15-20:30 *舞台芸術を未来に繋ぐ基金=Mirai Performing Arts Fund
および、Mirai CHANNELの取り組み
最初に、ZOOMの使い方について廣川理事長から説明が。
あらかじめ作成したパワーポイントのスライドを画面に出しながら手話で話され、読み取り通訳は声だけを流しました。
UDトークによる字幕の表示方法は2つ。1つ目はパソコンの画面に、2つ目はスマホやタブレットなど端末に表示する方法。
参加者一人ひとりが自分の端末を使って画面を見やすく調整できるように促しました。
前半は、廣川理事長から「2019年度の活動について」の報告を。
それに関連して、石川事務局長は「盲ろう支援」、森岡スタッフは「メルマガ」の活動について印象に残っていることを話しました。
次に、小島さんより「舞台手話通訳における取り組み」の話が。
彼女は、手話をされるので、画面いっぱいに出しました。
舞台手話通訳付きの公演を家族(親:ろう者、子:聴者)で観れたことの感動や、
バリアフリー演劇を観て、手話に対する考え方が変わったことを受けて、手話は社会をも変えていく影響力があると感じたと述べられました。
そして、廣川理事長から「コロナ禍における活動」の報告を。
SPACによるプロジェクト「くものうえ↑↓せかい演劇祭」企画のトークシリーズに、UDトークによる字幕を付けての配信協力を申し出たことをお話ししました。
それに関連して、会員の浅野さんと菅波さんから、UDトーク字幕支援による取り組みと一連の動きの感想として、地方に住む人々によってオンライン配信は演劇に触れ合う機会が増えたと話されました。
また、ご覧になられてない方もYouTubeでアーカイブを観られるとアピールしました。
さらに、石川事務局長から「演劇緊急支援プロジェクト」の話が。
このプロジェクトは、文化に関わるすべての人々の生活補償を求め、文化芸術振興基金創設を国へ要請するための活動であり、
多くの団体が参加し、TA-netも手話通訳や文字支援の協力をしました。
(詳しくは5月31日ブログをご参照ください)
https://blog.canpan.info/ta-net/daily/202005/31
多くの議員さんも協力してくださり、第二次補正予算案が成立しました。
文化芸術はなくてはならないものであり、これからも共に活動していきたいと抱負を述べられました。
後半は、廣川理事長より「2020年度活動予定に向けて」の説明を。
続いて、椎名監事から手話で今後の展望について述べられました。日常のテレビのニュース(記者会見)で話者の隣に手話通訳がいる映像が多くみられたことにより、今後、講演等においても手話通訳が必要だという発想に結びつきやすくなると。
それによって、舞台手話通訳の依頼も増えることが想定され、その機会を上手に活用できればと思うとのこと。
少し話を戻して、「劇場関係の取り組みについて」岸本理事より話が。
彼は音声で話すので、彼と手話通訳者の画面が並んで表示されました。
東京都内の公共の劇場は、都からの制限を受けて、6月の予約がほぼキャンセルとなったが、早くても7月の再開を目指して取り組んでいるそう。
コロナ対策の一つに、サーモグラフィカメラの導入や、席を半分にすることで収益が取れるかも含めて議論していると述べられました。
最後に、団体賛助会員のconSept代表・宋さんより「みらい基金」と「Mirai CHANNELの取り組み」についてお話をいただきました。
4月27・28日に、2つの目的により、舞台芸術を未来につなぐ基金として立ち上げたとのこと。
1つ目は、公演の中止により被害を受けているクリエーターやスタッフに対する支援としての寄付金。
2つ目は、災害などの時に、皆さんに支援するための公益基金として、これからも寄附を募り続けられるよう仕組みを構築。
「みらい基金」は、8月25日を期限とし、3,000万円が集まり、助成金の申請受付を開始したところ1,000件を超えた募集があったそう。
寄付を募っているので、ぜひご協力ください。
「Mirai CHANNEL」では、アーカイブ化による舞台芸術の普及活動に努めているとのこと。
例えば、水曜日は「未来につなぐトーク」というタイトルで、舞台監督や制作さん、舞台芸術の周辺にいる方々をゲストとして招き、話を聞きながら紹介するというもの。
ここでも、字幕起こしやチェックをふまえて、YouTubeに流し込む作業をしていると。
ほぼオンタイムで終了できて良かったです。
ZOOMのチャット欄は、TA-netからのお知らせとして使用し、参加者は登壇者への質問などを質問欄に書き込んでもらう方法をとりましたが、
90分の視聴でお疲れなのか、ご意見がなかったのは、ちょっと寂しい気がいたしました。
これから新しい生活様式になり、私たちも情報保障において、いろいろ工夫しながら舞台芸術文化を楽しむ活動につながればと締めくくりました。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました!
7月の通常総会も、引き続きオンラインでの開催を予定しております。