【アーツカウンシル東京】活動報告会終了しました!
[2018年12月02日(Sun)]
東京芸術文化創造発信助成【長期助成プログラム】活動報告会第6回
<「みんなで一緒に舞台を楽しもう!」―当事者とともにすすめる観劇サポートの研究と実践>参加報告
参加者50名程inアーツカウンシル東京。
報告者:廣川理事長、石川事務局長。

長期助成プログラムとして取り組んでいた3年間を90分程にまとめなければならないとのことで、紹介したいことは山ほどありましたが要点を凝縮した濃い内容となりました。
観劇サポート普及活動を始めたTA-net創設当初は、こちらから劇場・舞台・映画・公共施設等の関係者へアプローチしても「観劇サポートって何?」という状態でしたが、5・6年経ち近年は「観劇サポートをやってみたいのですがどうしたらよいですか?」という問い合わせが急速に増えており、少しずつではあるが観劇に対しての主催側の意識が変化してきたと解説。
音声ガイド、舞台字幕、舞台手話通訳の3本立ての実演もありました。
聞くより体験して頂いた方が良いということで、視覚障害体験、聴覚障害体験を体現させて(音声OFFや映像OFF等)進めていきました。

演劇結社ばっかりばっかりの鈴木大輔さん、美月めぐみさんが音声ガイドの応援に駆けつけてくださいました。
美月さんが音声ガイドをミニレクチャー。

生音声ガイドではプロレスを例にとり、ブレンバスターを知らない人でもイメージが浮かんできたようで、「おぉ〜」と会場から声が漏れていました。

舞台字幕はスクリーンで実演し、各々のスマホを設定し使用すれば手元でも字幕が見られるいうことを説明。
舞台手話通訳は一般的な手話通訳とは異なり通訳者が出演者(演出)の一部になりうる場合もあるので主催者や演出家や制作側の協力が望まれる等々、支援側の実情の一部も報告致しました。

養成講座を受講した一人である小島祐美さんに表出いただきました。
質疑応答も多数飛び交い、観劇サポートに対して注目の高さを感じました。

薪能の取り組みについてお話しする、橘の会の河島幸世さん。
今年度からも新たに長期助成プログラムとして〈盲ろう者への観劇サポート支援〉を実行中です。みんなで一緒に舞台を楽しむために、三年後も良い報告会となるようTA-netの活動を邁進してまいりましょう。
<報告:TA-net会員・加藤献也>
今回の報告会にご協力いただいた皆さん。

本記事の写真提供:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
<「みんなで一緒に舞台を楽しもう!」―当事者とともにすすめる観劇サポートの研究と実践>参加報告
参加者50名程inアーツカウンシル東京。
報告者:廣川理事長、石川事務局長。

長期助成プログラムとして取り組んでいた3年間を90分程にまとめなければならないとのことで、紹介したいことは山ほどありましたが要点を凝縮した濃い内容となりました。
観劇サポート普及活動を始めたTA-net創設当初は、こちらから劇場・舞台・映画・公共施設等の関係者へアプローチしても「観劇サポートって何?」という状態でしたが、5・6年経ち近年は「観劇サポートをやってみたいのですがどうしたらよいですか?」という問い合わせが急速に増えており、少しずつではあるが観劇に対しての主催側の意識が変化してきたと解説。
音声ガイド、舞台字幕、舞台手話通訳の3本立ての実演もありました。
聞くより体験して頂いた方が良いということで、視覚障害体験、聴覚障害体験を体現させて(音声OFFや映像OFF等)進めていきました。

演劇結社ばっかりばっかりの鈴木大輔さん、美月めぐみさんが音声ガイドの応援に駆けつけてくださいました。
美月さんが音声ガイドをミニレクチャー。

生音声ガイドではプロレスを例にとり、ブレンバスターを知らない人でもイメージが浮かんできたようで、「おぉ〜」と会場から声が漏れていました。

舞台字幕はスクリーンで実演し、各々のスマホを設定し使用すれば手元でも字幕が見られるいうことを説明。
舞台手話通訳は一般的な手話通訳とは異なり通訳者が出演者(演出)の一部になりうる場合もあるので主催者や演出家や制作側の協力が望まれる等々、支援側の実情の一部も報告致しました。

養成講座を受講した一人である小島祐美さんに表出いただきました。
質疑応答も多数飛び交い、観劇サポートに対して注目の高さを感じました。

薪能の取り組みについてお話しする、橘の会の河島幸世さん。
今年度からも新たに長期助成プログラムとして〈盲ろう者への観劇サポート支援〉を実行中です。みんなで一緒に舞台を楽しむために、三年後も良い報告会となるようTA-netの活動を邁進してまいりましょう。
<報告:TA-net会員・加藤献也>
今回の報告会にご協力いただいた皆さん。

本記事の写真提供:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)