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NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワークからみなさまへ

「みんなで一緒に舞台を楽しもう!」を合言葉に活動中。
演劇・舞台を一緒に楽しむため、さまざまな観劇サポートを展開!
 
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《報告》TA-net定例会「観劇サポート報告会」盛況でした! [2016年11月12日(Sat)]
【報告】TA-net定例会 観劇サポート報告会開催!

本日11月11日の定例会は、参加者21名。熱気ある時間となりました。

実際に観劇サポートに携わった劇団のメンバーさんたちとともにTA-net会員や非会員の方もいらっしゃって、観劇サポートの振り返り、意見交換を実施しました。

 字幕の送出のタイミングを計るのに役者さんたちの息遣いによりそったものになるようにした。字幕の量は多かったが、セリフの展開が面白くなるように日々改良していくことができた(字幕担当)

 見えているものをどれだけ言葉に変えて伝えるかがとても難しかった。言葉というものをさらに極めたいと思った。見えているものと見えていないものの接点を探すという面白さがあった。(音声ガイド担当)

など、役者さん、演劇関係者ならではの振り返りがありました。
IMG_8009.JPG

そして、劇団朋友の代表の夏川さんからとても大切なお話をいただきました。
「私は常々、観客の皆さんに、次のようにお話させていただくことが多々あります。
劇団の作家、演出家、プロデューサーが、これを作りたいと言って、第1の創作者になります。
俳優、スタッフ、いろんな仲間がいます。
これが伝えたいと思っている、第2の創作した創造者になります。
第1と第2の創造者がいて、
最後に観客という第3の創造者がいないと、
舞台芸術は成立しないんです。
伝える、その時に観客に分け隔てはあってはいけないはずだというのが常々の考えです。」
IMG_8005.JPG
今回の観劇サポート支援の最も大きな成果は、劇団さん自らが観劇サポートに積極的に取り組んでいただいたということでした。

字幕の制作から当日のオペレーション、
音声ガイドの台本の制作、当日のガイド、
すべてを劇団さん自らが担う、まさに理想的な観劇サポートの実践となりました。

TA-netは、これからもこうした劇団さんたちに第3の創造者である観客をつないでいくことを目標に、多様な観客に伝えたいと思っている劇団さんたちと志をともにしていきたいと思います。
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ありがとうございました。
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