高次脳機能障害者のつどい INワカバウォーク [2012年02月26日(Sun)]
昨年に引き続き、高次脳機能障害者の集い が行われました。高次脳機能障害者の会「こもれび」と交通事故被害者家族ネットワークの主催でした。
「暗闇の彼方に」高次脳機能障害者との戦いの著書 岡野琴子さんの講演のあと、参加者で体験や思いを共有しました。 この「暗闇の彼方に」の内容も衝撃的なものでした。医療が進むことによる新たな課題だと感じます。 高次脳機能障害者の集まりでは、常に衝撃的な体験や想像を絶する大変な思いをしている方々の話を聞き、本当に深く考えさせられます。 一人ひとり症状がちがう、また、対応方法もわからないということで、一人ひとりに合った方法を行わなければなりません。 今回も、交通事故により両親を亡くした後、同乗していた子ども2人が高次脳機能障害となったが、高次脳機能障害がなかなかわからず、悩んでいたという御家族も参加されていました。お一人は、ここでリハビリテーションセンターに通い、障害者枠で就職をすることができたとのこと。高次脳機能障害とわかった時にはおいおい泣き出すぐらいつらかったと、兄嫁さんは涙ぐんでいらっしゃいました。 この『高次脳機能障害』が、社会に認知され治療法や対処方が確立されるいつかがきっと来ると思っています。しかし、そのためには、今おかれている方々の状態を少しでもよくし、希望があるということを少しでも伝えていかなければとならないんだと感じます。 それを「こもれび」草嶋さんはじめ、皆さんが地道に取り組んでいただいていることに感謝です。もう、5年以上前から活動を続けていただいています。今後ともよろしくお願いします。(まき) |
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鶴ヶ島市社協
at 22:55