西中学校で福祉教育 [2011年12月13日(Tue)]
西中学校で福祉教育が行われました。
今日は、中学一年生136人が対象です。 今日のテーマは「障害者の生活講話」です。 第一時限はデイケア「スマイルハウス」の茂野仁さんが、障害ってなんだろうということをお話してくれました。 茂野さんは生徒たちに、いろいろ質問しながら、答えを導いてくれました。 障害を持った人たちは、可哀そうというわけではなくて、すこし手助けしてもらえば普通の人と同じです。 実は、誰でも手助けをしてもらいたい事を持っているはず。障害者だけが、特別な存在ではないのですよ。お互いに助け合う社会の、その一員ですと、にこやかに話をしてくれました。 二時限目は、視覚障害者のアイネット山田茂さんのおはなしです。 目が見えないって、どんなことだろう。どうやって生活しているの。仕事はどうしているの。 料理なんて出来るのかな。など、生徒が疑問に思っていることを、具体的にお話ししてくれました。 山田さんは、活字の読み取り器を持参してくれ、新聞を読ませる実演をしてくれました。 携帯電話が音声でガイドしてくれたり、色を読み取ってくれる機能の実演もやってくれました。 また、視覚障害者がたくさんのスポーツを楽しめることを説明してくれました。 たとえば、卓球・バレーボール・バスケットボール・テニス・サッカー・野球・マラソンなど、障害者用に工夫したスポーツを楽しめます。 やはり、山田さんも、少しの手助けがあれば、普通の人と変わらない生活が送れることを教えてくれました。 そのなかで、印象的なお話は、障害者になってから、人が手助けしてくれることの嬉しさを強く感じるようになったということです。 人間は障害にかかわらず、お互いに助けありながら、しい社会をつくっていきたいと思いました。 (ひろ) |
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鶴ヶ島市社協
at 13:23