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「コンドーム付きありがとうのはがき」について [2008年11月25日(Tue)]
チーム3ミニッツ 生活デザイン研究所 ニューズレター
..........................................................................................................................
 @ 産学民(企業 NPO 大学生)のコラボレーションで展開する
      「コンドーム付きありがとうのはがき」
      <日本は、先進国の中で唯一エイズが増加している国> 
   A 明治大学商学部 廣瀬勝也くんが
        「コンドーム付きありがとうのはがき」にWEBで参加
............................................................................................................................
@ 企業、NPO、大学生のコラボレーションで展開する
         「コンドーム付きありがとうのはがき」

  <日本は、先進国の中で唯一エイズが増加している国>

チーム3ミニッツのエイズ・キャンペーンは、ジェクス(株)、NPOテラ・ルネサ
ンスとのコラボレーションからスタートしました。そしていま、明治大学商学部
廣瀬勝也くんが、若者を代表してこのプロジェクトに参加しています。

チーム3ミニッツとエイズの関係というと、「??」と思われる方が多いと思い
ます。しかし、これからの文章をお読みいただくことで、納得していただくこと
が出来ることと思います。

チーム3ミニッツは、NPOテラ・ルネッサンスが運営するウンガンダの元少年兵
社会復帰施設にいるエイズの元少年兵(少女兵)の支援をしています。

しかし、いまからお話しすることは、先進国のお話です。日本でエイズというと
薬害によりHIVになったというイメージが強いのですが、日本は、先進国の中で
エイズ患者が右肩あがりで増えている唯一の国なのです。

厚労省は「先進諸国が横ばいの中で日本のHIV感染率上昇は目立っており、啓発
が遅れている」と警戒しています。

厚生労働省・エイズ動向委員会は、11月に国内のHIV感染者が、7〜9月に
報告があった294人を足すと、1万人を超えたと発表しました。このうち、薬
害被害者を除く感染者は1万247人(男性8305人、女性1942人)。
03年1月以降の5年9カ月で5107人もの感染者が増加したことになります。

今回のチーム3ミニッツのエイズ・キャンペーンは、テラ・ルネサンスの理事
長、鬼丸昌也くんとの話から始まりました。そこで、ウガンダの元少年兵(少女
兵)のなかに、誘拐した組織の命令で強制的に結婚させられ、HIVに感染した若者
が多いと聞いたのです。

テラ・ルネッサンス http://www.terra-r.jp/

そこで、鬼丸くんと、支援方法を話し合っている中で、「コンドーム付きありが
とうのはがき」の企画が始まりました。この企画に協賛してくれたのが、コン
ドームのトップメーカのジェクス(株)でした。

この「コンドーム付きありがとうのはがき」を制作するには、ジェクス(株)の協
力がなければ実現しませんでした。そこに、衛生商品のコンプライアンスがあっ
たからです。

コンドームには、医療機器認証番号がついています。この認証番号だけでなく配
送時に破損させない包装強度や、同封しなければならない文書などの規則が細か
く定められています。

さらに、たとえ一個のコンドームを包装する時も、厚労省が認定した工場内でな
ければ、その作業をしてはいけないなど、細かな法的規制が多くあります。それ
をすべてクリアーにしてくれたのが、ジェクス(株)企画部の大津年弘さんでした。

ジェクス(株) http://www.jex-inc.co.jp/

皆さまのご協力で、今回の「コンドーム付きありがとうのはがき」が制作できた
のですが、そのサンプルを、チーム3ミニッツのパートナーに先行配布した時、
そこに、先進国の中で日本だけがエイズ患者が増えていく社会背景を見ることが
できました。

コンドームを使うことで、若者の心身を守ることができるのですが、それを語る
ことはタブーであるという意識が見えたのです。つまり、コンドームを語ること
は、社会的に反発を受けることだったのです。

…………………………………………………………………………………………
日本のSTD感染者は、ここ最近で急激に増加しています。中でも性器クラミジ
アは、日本において一番多い性感染症で、特に10代後半〜20代女性の感染者が高
い割合を示しており、10代においては、性経験を持つ十数人に一人が感染してい
るといわれています。

一般に女性の80%、男性の50%に自覚症状が現れないことから、知らないう
ちにパートナーに感染させていることもあります。また、性器クラミジアに感染
していると、HIVに感染する確率が3〜5倍も高くなるといわれています。

…………………………(ジェクスのホームページから)………………………

これらの知識を得る環境を、若者たちはあまり持っていないのは、事実といえま
しょう。しかし、近年、若者の性に対する判断力や自己決定能力の育成を支援す
る「思春期ピアカウンセリング」に取り組んでいる、看護学校の学生たちも多く
いるのです。20歳前後の彼女たちは、「性に悩んだり苦しんだりする、同年代
の若者を少しでも減らすために輪を広げたい」と活動をしています。

米沢・三友堂病院看護専門学校生の「思春期ピアカウンセリング」 
   http://yamagata-np.jp/news/200810/31/kj_2008103100503.php

若者たちがこんな活動を地道にしているのに、大人たちは、それを学ぶ機会を若
者たちに与えようとしない。それをタブー視することだけを続けているのでは、
日本にHIV患者が増えて当然です。そこに、先進国の中で日本だけがHIV患者が増
えていく社会背景があります。

チーム3ミニッツでは、「コンドーム付きありがとうのはがき」を制作すること
で、未来を築く若者たちに、エイズの知識を持つだけでなく、パートナーをより
大切にして欲しいと考えています。そこに真の「ありがとう」があります。

「コンドーム付きありがとうのはがき」を1枚買うたびに、テラ・ルネッサンス
の元少年兵・少女兵に100円が寄与されます。ウガンダで100円あれば、1
日の食事がまかなえる金額です。

チーム3ミニッツ コンドーム付きありがとうのはがき 
            http://www.t3m.jp/con_arigatou.html


A 明治大学商学部 廣瀬勝也くんが「コンドーム付きありがとうのはがき」に
  WEBで参加

明治大学商学部に「ベンチャー企業論」という講座があります。この講師を務め
ているのが、縁者の久米信行さんです。(久米さんの近著『考えすぎて動けない
人のための「すぐやる!技術」』は10万部を突破したそうです)

考えすぎて動けない人のための「すぐやる!技術」    
             http://www.amazon.co.jp/dp/4534044259/
明大講師・久米信行ブログ http://kume.keikai.topblog.jp/

この講座の受講生に、廣瀬勝也くんがいます。廣瀬くんは、この講座の中でブロ
グを制作していますが、このブログが大人気なのです。

日本財団が運営するCANPANブログの中で、廣瀬くんは、人気ランキング1位のブ
ログを展開しています。ブログのタイトルは、「20歳 広告を語る」。そこ
で、若者の目線で独自の広告批評をしているのですが、その記事は、テンポがよ
く軽快で、現代の広告を見る若者の視線がよく理解できます。

廣瀬勝也 CANPANブログランキング1位 「二十歳 広告を語る」
            https://blog.canpan.info/creative/

そんな人気ブロガーの廣瀬くんが、「コンドーム付きありがとうのはがき」に参
画することになりました。彼が、どのようなスタイルで、このありがとうのはが
きをWEB上で展開するのか楽しみです。

先日、大学の講座の中で、廣瀬くんがこの「コンドーム付きありがとうのはが
き」のプレゼンをしたところ、女子学生たちは、そんなはがきをもらったら
「ひくー」と反発したそうです。その壁をどう乗り越えていくか、WEBでどんな
展開していくのか楽しみです。

東京の女子大生は、「コンドーム付きありがとうのはがき」に「ひくー」と反応
しましたが、「思春期ピアカウンセリング」に取り組んでいる、同年代の看護学
生たちがどのような反応をするのか、廣瀬くんに連絡先を教えて聞いて欲しいと
も思っています。

高知女子大学 思春期の性に関するピアカウンセラー・セミナー
          http://www.kochi-wu.ac.jp/~kango/s-pia.htm

廣瀬くんが、「コンドーム付きありがとうのはがき」のプロジェクトに参加する
ことは、「思春期ピアカウンセリング」の立場から見ても意味あることといえま
す。彼もブログに書いていましたが、若者にアピールするには、若者自身が舞台
をつくるのが一番だからです。

また、廣瀬くんのWEBでは、「コンドーム付きありがとうのはがき」の販売もし
ています。そこでお買い物をしていただくと、廣瀬くんに手数料が入ることにな
っています。このお金で、廣瀬くんと食事をすることになっているのですが、は
がきをお買い上げになるときは、彼のWEBからお申し込みいただければ、彼の励み
になると思いますのでよろしくお願いいたします。

廣瀬くんのWEBで、イメージキャラクターをかってくれた明治大学政経学部の
柳瀬優希さんにも感謝します。

廣瀬勝也WEB 愛を感じるサプライズ 女子大生が薦めるクリスマスデートプラン
http://xmas.surprisee.org

チーム3ミニッツが展開する「コンドーム付きありがとうのはがき」は決して特
殊なものではありません。

これを特殊なものとお考えになっているあなたにはぜひ、20歳前後の若者たち
が活動している「思春期ピアカウンセリング」をご理解していただきたいと思い
ます。

思春期ピアカウンセリングについて (チーム3ミニッツ・ブログ)
      https://blog.canpan.info/t3mg/archive/94

そんなことを大人たちが知ることから、エイズの知識が社会に広まっていくこと
と思います。それが、先進国に中でエイズ患者が増加している唯一の国・日本に
貢献することだと考えています。そこに私たちが考えている、大きな「ありがと
う」の世界があると信じています。

廣瀬勝也WEB 愛を感じるサプライズ 女子大生が薦めるクリスマスデートプラン
   http://xmas.surprisee.org
チーム3ミニッツ コンドーム付きありがとうのはがき 
        http://www.t3m.jp/con_arigatou.html
チーム3ミニッツ http://www.t3m.jp

Posted by チーム3ミニッツ at 15:51 | チーム3ミニッツ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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