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明大商学部 廣瀬勝也くんの「二十歳、広告をかたる。」応援記事。 [2008年07月06日(Sun)]


明大・久米信行講師の「ベンチャー起業論」の中で、廣瀬勝也くんの「広告批評ブログ」の批評をしたのだが、そのとき、「若いのだから、もっと暴れる記事を書くべきだ」と話した。

そのときは詳しく話す時間があまりなかったので、具体論を語っていなかった。ここに、私なりの「二十歳、広告をかたる」を掲載することで、応援記事にしたいと思う。

そのときの広告批評のテーマは、花王エッセンシャル「カワイイはつくれる」だったが、若い女の子を対象としたCM批評は苦手なので、今回はソフトバンクCMについて、暴れる記事を書いてみたい。

ソフトバンクの広告は、廣瀬くんのブログでも取り上げられている。

その中で廣瀬くんは、「今日のクリエイティブ広告論」でこう書いている。

ぶっとんだ設定は、話題性を呼ぶ。
「なんで○○なんだろうね?(笑)」という話題を生み出せ。
これ、例えば文化祭で出店とかやるときの店のネーミングとか、商売やるときに心得ておくとあちこちで役立つかもしれない。


「ぶっとんだ設定は、話題性を呼ぶ」と廣瀬くんの言葉を受けて、私もぶっとんだ(?) 記事を書いてみたい。

ソフトバンクのCMには、白戸家の人々が登場している。

私・・・上戸彩 ソフトバンクショップで働くOL

お父さん・・・姿は犬だが、胸にあついロマンを持つ熱血教師。お母さんの電話一本で帰ってくる甘えん坊な父。

お母さん・・・樋口加奈子。少し変わった家族を、いつも変わらぬ笑顔で温かく見守っている校長先生。

お兄さん・・・黒人俳優。家でも会社でもシャイで弱気で「スミマセンデシタ」と謝っている。

この家族設定、めちゃめちゃぶっ飛んでいる。なぜ、お父さんは白い犬なのか。なぜ、お兄さんは、背の高い黒人さんなのか。

私なりに、この設定の裏読みをするとこうなる。

白い犬のお父さん・・・犬の犬種は分からないが、日本犬で毛の色は白い。昔話の「桃太郎」の犬に代表されるように、日本犬は、飼い主に対して忠誠心が高いことはよく知られている。

この犬は、家族を大切にする(誠実な)お父さん像を表しているのではないか。毛の色が白いのは、「白旗」をあげた現代の家長・お父さんをイメージしているのではないか、と想像することは不謹慎だろうか?

お兄さん・・・彼は、家でも会社でもシャイで弱気で、いつも「スミマセンデシタ」と謝っているが、彼を日本の歴史に当てはめてみると、織田信長の側近の「与介」の生まれ変わりであると想像できる。

与介とは、織田信長に謁見したヴァリアーノ神父がつれていた黒人で、後に、信長の側近になった人物だ。当時、船の水夫として、アフリカの黒人奴隷を連れてくる事は珍しくはなかった。この黒人を気に入った信長は、ヴァリアーノ神父から彼を譲り受けるが、側近として従者の列に加えるほど可愛がった。

その黒人は、アフリカ・モザンビークの出身で、身長182cmの大きな体格。力も強く、相当頭も良かったらしい。

だから、信長は、森進一 …… じゃなくて、森欄丸と共に、彼を寵愛したという。

この犬と黒人俳優くんがCMに登場する男役である。皆さんはそろそろお気づきだろうが、日本男児がこのCMに出ていないのである。

お父さんは白旗を揚げた犬で、お兄さんは黒人さんであることに、日本男児はなぜ怒らないのか。私たちだって、日本に暮らしていますと、日本男児はなぜ声高にいわないのか!

それとも、あなたの現状がこのCMによく現れているので、納得しまくっているのだろうか。日本の虚弱男子社会を風刺しているこの映像は、最高のパロディCMであることに気がついていないのだろうか。


ある日、白い犬のお父さんは旅に出る。そのバックグラウンドに流れているのは、谷村新司の「いい日旅立ち」だ。この音楽と映像のバランスがとってもよいのだが、CMの最後に、お母さんから「いまどこにいるの」と携帯で怒られたお父さんは「スイマセン」と謝る。

まだ見ぬソフトバンク仲間を訪ねる旅の中でも、お母さんの電話一本でシュンとしてしまうお父さんなのだ。

アー、日本男児よ・・・ボーイズ ビー アンビシャスである。

ソフトバンクのCMをこんな角度で見ていくと、とてもおもしろく見えてくる。だからこの広告には、星5つの価値がある。

立ち上がれ、日本男児よ。白旗を揚げずに、旅に出よ。
日本のどこかに、あなたを待っている人がいる〜
Posted by チーム3ミニッツ at 07:25 | チーム3ミニッツ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(1)
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