
と、言う理由は子どもじみていますが、どうぞお許しください

転勤など、ご家庭の事情がない限り、みんな頑張って少年部の
「卒業式」を迎えてくれるようになりました

このプロジェクトの最大の目標は、「生活のなかに生きる武道」
の実践です。小さい頃に身に付けた感覚は生活習慣として身に付
くものです。(らしいです。)
日本の伝統文化である剣道を通じて、武道的な礼儀作法、挨拶や
靴を揃えるなど、まわりの人を気持ちよくさせる所作を剣道を楽
しみながら身につけてもらえるように考えています。
保護者のみなさんは、「厳しい」ものを剣道に求めているかも知
れません。しかし、幼年部の子ども達は、道場に通うだけで十分
しんどい事をしていると思います。「しっかり持ちなさい」と小
さな手に自分の手を添えてみるとどれだけ非力なのかが良くわか
ります。

でも、続けて行くうちに、少しずつ筋力もついて、少しずつ集中
力もついて昨日までできなかったことが、出来るようになる日が
来ます。「達成感」というご褒美をいただいて、子ども達は、ま
た次のステップにチャレンジします。

修武館では、通常稽古時間の1時間、基本技の稽古で終わります。
希望者は、「のこり」稽古に参加します。テーマを決めて1000本
素振りや試合稽古、なわとびなどをします。
そのあとの「のこりのこり」稽古では、青年部の先生方に掛かり
ます。
休まずに最後まで稽古している子どもで、休憩を取りながら2時間
程度の稽古を週3回という稽古量です。到底、強豪チームに勝てる
稽古量ではありません。しかも、子ども達の力に差があっても全員
一緒に稽古します



この度、大学生の大会に広告を掲載することになりました。目的は、
次の通りです。
1 社会人になっても剣道を続けることが出来るように、修武館の存
在を学生のみなさんに知っていただくこと。
2 修武館出身の子ども達の応援。
3 大会の様子を報告することで、保護者のみなさんには子ども達の
10年後の活躍を思い描いていただくこと。(一番の応援者になっ
ていただくために)
4 子ども達に夢と希望を与えること。

中四国の学生大会は、剣道の素晴らしさを再確認できた大会でした。
力強く、気迫あふれる一本は、中学生、高校生にはなかなか出せるも
のではありません。迫力のあるツキ、逆胴などで一本をとる学生さん
も多く、おもわず身を乗り出す試合も多くありました。
修武館の子ども達は、少年部を卒業したらどのように剣道と関わって
行くのだろう・・・。
もっと、自分の技を磨くために剣道強豪校への進学を考える人もいる
だろうし、勉強と剣道にバランスよく取り組もうと考えている人もい
るだろうし、一度、まったく剣道から遠ざかる人もいるかも知れませ
ん。
どの場合でも、「基本」をきっちり稽古しておけば、あとは自分の努
力次第

まずは、幼年部で、保護者のみなさん、子ども達、ともに剣道が好き
になってくださいね。

好きこそ物の上手なれ
はぁ〜、やっと言えた

