ぱれっとチーム パンフレット納品完了! [2012年05月09日(Wed)]
ぱれっとチーム アカウントディレクターの大西です。 GWに突入した快晴の4月29日、プロジェクト最後のイベント「納品会」を、東京・恵比寿のおかし屋ぱれっとにて行いました。 昨年の10月末にチームを組成、11月初旬にNPO法人ぱれっとさん (以下、ぱれっと)とのキックオフをして、それからほぼ半年。 みんなの笑顔とともに、この日を迎えることが出来ました。 【これまで】 プロジェクトの立上げ(スコープ設定やチーム編成)時は、初顔合わせのメンバーが集まっての初プロボノ活動で、個人的には、クライアントがNPOということも初体験。 「どうなるのかな」というドキドキと「どうにかなるだろう」というワクワクが、相半ば交錯していたのが、当時の心境でした。 しかし、サービスグラントの進行ガイドに沿って進めながら、マーケティングフェーズの中間提案まで来る頃には、「良いものが出来そうかな」という確信に徐々に変化。 その後の、プランニング・制作各フェーズとも、思いのほか、スケジュール通りに進捗したのでした。 もっとも、全てが順風満帆とはいかず、多少の紆余曲折はあり。 ヒアリングのアポに時間がかかったり、メールだけでは上手くニュアンスが伝わらなかったり、これはという写真が使えなかったり・・・ 仕事や家庭などで超多忙なチームメンバーは、メーリングリストや週末のオフミーティングを通して、進捗状況・課題・解決策や、一人ひとりの想いを共有。 ぱれっと主催イベント(ビジュアルブック出版記念パーティ、多国籍習字、見学会、バザー等)に参加したり、NPOのマーケティングやファンドレイジングに関するセミナーに参加したり、友人・知人に個別ヒアリングをしたりと、みんな積極的。 相互にバックアップをしながら、着々と、プロジェクトは進んでいきました。 また、ぱれっと側も、日々の様々な業務・イベントを回しながら、何とか時間をやりくりいただき、積極的にミーティングに参加&依頼の期日通りにフィードバック。 毎月の会報誌に、このプロジェクトの状況を掲載いただくなど、相互のコミットメントと協働・共創の結果、今回の最終成果物へ結びついたというのが実感です。 【納品日】 「納品会」では、メディアの納品と合わせ、グラフィックデザイナーの波木さんから、印刷会社への発注の仕方を実際のWebsiteを使って丁寧に手順を説明。 これで、5月27日に予定されている、ぱれっと定期総会までに、何とか間に合うことでしょう。総会の場で配布された時の、パンフレットを手にした方々の反応が気になりますね。 ここまでが、サービスグラントとしての活動で、その後、個人的に、コピーライター不破さんから、渾身のキャッチコピーを。更に、マーケッター小川さんから、今後の事業方針・計画策定に向けた熱い提案(メッセージ)を【おまけ】でお伝えして、「納品会」は終了。 【これから】 この後、ぱれっとの皆さんと、さらに、プロボノのメンバーでの打ち上げがあり、お互いの労をねぎらう場を予定しています。 また、今回参加したプロボノメンバーは、これからも、1サポーターとして、1チェンジメーカーとして(?)、それぞれが出来る形で、ぱれっとさんと「つながっていく」ことになりそうです。 この半年は、サービスグラント代表・嵯峨さんの著書『プロボノ』のサブタイトル「新しい社会貢献 新しい働き方」を文字通り、体感した日々でした。 ちょうど、この時期、『社会貢献』『ソーシャル』『プロボノ』といったキーワードが、各種メディアでよく取り上げられ、目にする機会が多くあった。(自己意識によるカラーバス効果かもしれないですが) そのような中、仕事とプライベートに加えた、第3のコミュニティで、ピーター・ドラッガーが提唱している「パラレルキャリア」にチャレンジ。 過去経験したことがない貴重な時間を、素晴らしい仲間と過ごしたことで、新鮮な刺激を受け、社会セクターへの理解が深まり、マインドセットが少し変化する等、多くの気づきや学びがあった半年でした。 今回の成果物が、今年で30周年を迎えられるぱれっとのサポーターを増やす有効なツールとなり、組織の課題解決の一助となることを願っております。 最後に、本プロジェクトにご協力頂いた全ての関係者にのみなさまに、心より御礼を申し上げます。 【文責】 ぱれっとチーム アカウントディレクター 大西 純 |