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結実の日−6.16−Fineウェブリニューアル [2011年06月12日(Sun)]

「不妊」に関わる様々な環境の改善を目指して活動するNPO法人Fineさんのウェブリニューアルプロジェクトが無事に完了を迎え、納品ミーティングとお疲れ様会が行われました。
誰も引かない、妥協しない高いテンションの中で進められたプロジェクトの納品後、メンバーから送られたメールが物語るFineチームとは。

「ファミリーのみなさま

昨日は1年間ご一緒したプロジェクトの納品で、再びキャラ炸裂の楽しい会合となり、本当にありがとうございました。
それは勿論ハイライトには間違いないのですが、これまでいくつもの忘れがたい瞬間があり、その継続性と、その密着性(?)とがあいまって、一晩明けてもひと段落した気がしません。この感覚は、16日のリリースの後も変わらない気がします。たいせつなものを共有できたこと、とても貴重な経験をさせていただけたこと、感謝をしています。

仕事に取り組むときに、オーナーシップを取る、という言い方をすることがあります。
この場合、自らのこととして係る、という意味で、必ずしも出資するということではありません。
Fineチームのメンバー全員が、ボランティアをする、というよりも、オーナーシップを取ったゆえに、この結果が出たのだと思います。
この場を借りて、チームのみんなのプロフェッショナリズムとコミットメントをたたえたいと思います。
・・・
松本さんをはじめ、Fineみなさんの意志の強さや、粘り強く進めていく力が、Fineチームを前に動かしていたのではないかと思います。
その魅力を今後のサイト運営にも生かしていっていただければ嬉しく思います。活動ずっと見ていきますよー!
松本さんがおっしゃったように、立場が違っても深くつながることができ、わたしたちは仲間、ファミリーとなりました。ほんとうに豊かなことですね。こう書きながら涙腺が緩みそうです(泣笑)。」




■6月16日の10:00が本番サイトへの切替日に決定。
  Fineの松本さん、高柳さん、PMロイヤル土屋さん、デザイナー高橋名人、コーディングの助っ人として途中参戦して下さったたかこさんに、ヒアリングなどマーケティングフェーズを走りきったアッキーと記念写真第一弾。


■Fineのメンバーの皆様と、コピーライトを担当しボリューミーなリライトも、「いい気分転換になったのですよ」とマイペースなプロ わでぃーさんも合流してお疲れ様!の乾杯。
ちなみに、この日、われらが佐竹パパはご都合が悪く、結果あっきーにとっては華麗なる女性陣に囲まれる図とあいなりました。


 「テストサイトを見て、おぉ、形になってると嬉しい反面、高橋名人のメールの文中に「・・・」「。。。」が多くなると心配してたんだよ」

 「マーケティングチームの集中力は半端なかったね。きみーの資料作り、おしゃれ」

 「数多いやり取りの中でも、土屋さんのスーパーキャッチがとにかくすごいから。。。漏れてるところ全部拾ってくれてたよね」

 「Fineさんに初めてお会いしたのは講演会の参加でしたが、その内容に思わず泣いてしまったんです(とまた、ほろり?!)」

 「私にとってはセミナーに来て下さること自体がびっくりだった。みんな当事者でもないし、いえば赤の他人というか外の方がわざわざ足を運んで、ちゃんとFineことを理解しようとして下さっているんだな、ということが本当に嬉しかったんです。」

 「たしか、最初のミーティングが20時からだったけど、松本さんの手作りのおにぎりが嬉しかった」

 「制作プランの提案の時、みんなががぁーとブレストするのを、佐竹パパがパワポにその場でがしがし反映してくれて本当に助かったよね、あれはすごかった」

 「もともとメールのやり取りの量は多いとは聞いていましたが、そのテンションの高さというかにびっくりしました、正直(笑)」

 「サービスグラントは流れの中で主役が変わって全速力でやっていくけど、Fineさんはずっとでしょ。長距離でもエネルギーが変わらないってやっぱりすごい」

と、もう本当に途切れることのない思い出話に大盛り上がり。

また、「プロジェクトを通じて思ったのですが、これからの情報発信では、「ダイジェストにまとめる!」というのが大事です。活動の量も質も十分にあるから後は要約する!ということを意識したらもっとよくなる。。」と、このお疲れ様会の中でもなお、自分の気づきを伝えるメンバー&「うん、仰る通りなの!」と応えるFineさん。
10か月前には全く見ず知らずの両者がいい意味で遠慮をせずにお互いが「よりよい活動に向けて」話が出来る関係になっているところは本当に素敵だなと思います。

 

■話の盛り上がる中、突然松本さんからサプライズのプレゼントタイムが!!!
女子にはおしゃれアイテム、男子にはネクタイという予期せぬご褒美に全員のテンションはMAX。「なぜここまで一生懸命にしてくれるんだろう・・・と感謝の気持ちでいっぱいです」


■お店でデコレーションしてもらったケーキが登場すると、またまたテンションMAXを迎える全員。一通りの記念写真としてそれぞれの携帯に画像が収められた後には、全員で記念の「ふーっ」。


この日、佐竹パパは残念ながらこの日ご都合つかずだったのですが、メンバーひとりひとりから、「サービスグラントのプロジェクトが終わりを迎えて、今の心にあること」をシェアしました。

「体力のない自分には、身体を使うボランティアに向いていないな、という感覚があって、サービスグラントの内容だったら無理がなくてサステイナブルかな、と思ってた自分の見立て通りではあったかな。局所的に時間をかけないといけない所もあるので、やるなら1年に1回くらいのペースかも」

「マーケチームと名人が作ってくれた超力作のワイヤーフレームは本当に勉強になったの。それを参考にこうしたらいいと分かったし、自分でもウェブサイトを作りたいなと思ったよ」

「意外に自分は忍耐強いんだ、ってことが分かった。自分の新たな面の発見」

「今後は、ウェブサイトを提供した後の運用チームって作った方がいいのかも。今のウェブ業界は本当に流れが速くてしかもこの3年くらいは過渡期にあると思う。あくまでウェブサイトを持つのはスタートだから、大事なサイトをこれから育ててくださいませ」

「これだけ色々な人と何かをするっていうのは、社会性のトレーニングになるのかも。」

「既に3回目。いつも楽しいからやっているんだけど、人との出会い、それが一番の楽しみですよね」

「FineもFacebookページOpenしたんです。みなさん、繋がりましょう(と、その場でFacebookを検索して繋がっていく会場)」


お疲れ様の場が、思いの共有、そして今後の継続的な繋がり(Net上ではありますが!)の布石にもなったり、またアイランドフリークによる小笠原旅行計画にみんなが食いつく!など、プロジェクトが一旦完了した後も、Fineさんのファンとして緩やかに良好な関係が続いていきそう・・・という予感です。

Fineさん、そして、メンバーの皆様、最後の最後まで、素敵なオーナーシップに心から感謝しています。

(文:お)




Posted by サービスグラント at 11:21 | 2010年度第2期 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
断酒会・ウェブサイトリニューアルしました! [2011年02月28日(Mon)]
2月26日(土)、いよいよNPO法人東京断酒新生会のウェブサイト・リリース作業、打ち上げが両国にて行われました。

リニューアルしたウェブサイトはこちら















リリース作業は順調。30分程で終了しました。
リリース作業が無事終了し、新しいウェブサイトと一緒に全員で記念撮影。
この日は断酒会チーム全員がそろいました!




作業の後は、皆で打ち上げへ。おいしいお料理をいただきながら、改めてプロジェクトを振り返ります。

 


約半年間にわたる「ウェブサイト・サービスグラント」プロジェクト、皆様本当にお疲れ様でした!

(文: shima)
Posted by サービスグラント at 15:08 | 2010年度第2期 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「青い空」サイトリニューアル完了! [2011年02月23日(Wed)]
2010年7月に始まった、NPO法人「青い空-子ども・人権・非暴力」のプロジェクトが今月無事完了し、ウェブサイトリニューアルが完了しました。



名前通りの「青い空」をメインビジュアルに、明るく優しい印象を受けるデザインです。
さまざまな工夫ポイントのうち、いくつかを紹介します。

▼「CAPワークショップ」のページでは、青い空の中心事業である子どもの暴力防止プログラム『CAP』を導入したい方々に向けて、タイムスケジュールと料金を明示し、「利用者の声」にもリンクさせて、どんなプログラムを行うのか、とても具体的にイメージできるようになりました。各ページで使われている写真は、途中から参加したフォトグラファー今井さんによるものが多く使われています。



▼「CAP活用のメリット」は、ターゲットそれぞれに対して、CAPの効果を伝え、プログラム詳細ページに案内しています。どんな立場の人にCAPが価値を持つのか、明快に整理されました。



▼トップページには、Exciteブログと連動させた新着情報を表示し、青い空の活動がより見え易くなりました。NPO側でもかなり頻繁に更新いただいていて、「動いている感」のあるサイトになっています。



▼「子ども向けページ」は、NPO側から「ぜひ作りたい!」という要望がとても強く、作業量が増えすぎないよう、特に慎重に議論を重ねてきたページです。最終的には、CAPを受講した小学生を想定ターゲットに、5ページでCAPのメッセージを端的に伝えるコンテンツになりました。背景の模様は、デザイナー永井さんが、ダンボールを写真に撮って素材にしたそうです。



このサイトを作る過程の打合せでは、青い空チームのプロジェクトメンバーはもちろん、NPO側からも、代表・高柳さん、担当・浜さんを中心に、いつも5〜7名ほどの方にご参加をいただき、最終確認や更新手順の引き継ぎなど、綿密に議論を重ねてきました。特に担当窓口の浜さんは、テキスト素材や提案へのフィードバックなどを、いつも期日をきっちり守って対応してくださり、プロジェクトの推進力となっていただきました。こうしたNPOの方々の積極的な参加も、プロジェクト成功の大きな要因だったように思います。

打ち上げの数日後、代表・高柳さんからは、こんなお礼メールをいただきました(一部抜粋)。


すぎてみると、リニューアルするためのプロセスが、貴重な青い空の振り返りの時間でもあり、新たな学びの場でもありました。
何よりもこの機会がなければ出会うことがなかったサービスグラントの方々と、1つのことに向かって歩むことの素晴らしさの体験は何物にも代えがたいものでした。


青い空のウェブサイトは、全国でCAPプログラムを展開する他のグループにとっても、どのようにメッセージを整理して伝えていいのか、ひとつの手本となるサイトに仕上がったと思います。これからの青い空の活躍に期待です!

(文:入谷)
Posted by サービスグラント at 15:35 | 2010年度第2期 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「日本せきずい基金」チーム、プレゼン資料の納品 [2011年02月10日(Thu)]
昨年7月にキックオフした、「日本せきずい基金」のプレゼンテーション資料作成プロジェクトが、ついに納品の日を迎えました。



「日本せきずい基金」の依頼内容は、基金の活動をわかりやすく整理し、企業などへのプレゼンテーションを通じて、主に資金面での支援を獲得することでした。これに対し、チームは基金の事業を「脊損者(脊髄損傷者の略)の『現在』のQOL向上のための事業」と、「脊損者の『将来』のQOL向上のための事業」の二本柱に整理。理事の体験談や多くの実績を盛り込んで、信頼感のある資料に仕上げました。

また、NPOの方が実際にプレゼンテーションをする際にポイントが押さえられるよう、PowerPointの「ノート機能」を使って、説明用のメモをシートごとに残しました。


2/7(日)に、目黒区の「心身障害者センター あいアイ館」で行われた最後の打合せでは、PM藤本さんからひと通りの資料の説明があった後、NPO側とメンバーとで議論しながら、最後の確認が行われました。



プレゼンテーション用の資料は、情報量を絞り込むため、細かい説明は口頭で補うことになります。質疑応答を進めていく中で、おもむろに理事の白井さんが一言――

「今のその言葉がすごくいいので、そのまま入れられないですか?」

この言葉を呼び込んだのは、「これほど『情報』というものが人生を左右するとは思っていなかった」という、藤本さんの発言でした。日本せきずい基金チームは、iPS細胞研究の最前線に立つ教授の方や、病院、協力団体、脊髄損傷当事者の方など、10名を超える個別ヒアリングをこなし、基金の活動と脊髄損傷を取り巻く状況について、理解を深めてきました。それを踏まえて、実感のこもった言葉が、打合せの中で出てきて、プレゼンテーション資料は最後のブラッシュアップを行ったのでした。

PowerPointで作られたプレゼンテーション資料は、比較的NPO側での編集・アレンジがしやすいのが特徴です。本プロジェクトでも、「体験談」の部分は追加・差し替えができたり、相手に合わせてメインのスローガンを何パターンかに変更できたりと、ある程度自由度を残した状態での納品となりました。日本せきずい基金が、これからプレゼンテーションを通じて、支援の輪を広げていけるよう、期待しています!

(文: 入谷)
Posted by サービスグラント at 16:08 | 2010年度第2期 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
鼻の奥がつんと。。。完全燃焼&達成感のFine詳細クリエイティブ提案 [2011年01月25日(Tue)]
後日のおたよりには。。。

もう、びっくりしました。
決して、途中であきらめることなく、そして妥協することなく
熱心に、ガチで、皆さんが、一生懸命
あれこれ考えてくださり、提案してくださることに、です。

・・・鼻の奥がつんとしました。

人間っていいなぁ、と、人って、あったかいなぁ、とやっぱり、毎回、感動してしまう


NPOの方からこんな言葉が聞かれるFineチームの詳細クリエイティブ提案。
さて、一体どんなものだったのか。。。

この日のミーティングの目的

前回ミーティングでは、チーム・NPO双方が合意した”想定ターゲットに伝わるウェブサイト”を作る為には、どんなメニュー構成、要素が必要か? をテーマに、おもにTOPと2階層目までのページの内容をFineさんとも確認しました。それに続くこの日は、残りの、サイトリニューアル後の全ページのワイヤーフレームを提示し、この後の制作フェーズで手戻りがないように各ページを確認し、固めることが目的です。



各ページの確認に入る前の冒頭は、高橋名人から、まずデザインに関する確認。
TOPのメインビジュアルにもなり、中間提案でFineさんの心を掴んで離さなかったハートのモチーフを写真にするか、イラストにするかなどを検討。


箱に萌える



デザインの方向性が決まったその頃、PMの土屋さんが手土産持参で到着されたのですが、そのお菓子箱のかわいさに思わずテンションがあがる、チームとFineの女子。中でもコピーライター和田さんは、大の「箱好き」というゆるぎない事実により、評価高き御箱は和田さんのバッグの中へスライディングしたのでした。

Fineなチームワーク



前回のミーティングでは海外にいらして参加が叶わなかった佐竹パパですが、このミーティングでは無事に復帰され、目前でがんがん下されていく各ページの決定事項、各タスクの割振りや留意ポイントをその場でワイヤーフレームに反映していきます。この1アクションのお陰で、この後の作業もぐっと効率的に!
デザインや導線、システムとの連動では高橋さん、コピーやテキストでは和田さん、全体の進行と意見集約は土屋さん、そして次の一手への効率的な情報伝達は佐竹さん、と本当にそれぞれが仕事きっちり、精一杯のFineなチーム連携が発揮されたのでした。


一緒に作り上げる;お互い大変なこともあるけど、同じゴールを共有する



サービスグラントのプロジェクトは、「プロボノワーカーに作ってもらう」 というよりは、「プロボノワーカーとNPOが一緒に作り上げていく」もので、テキスト素材などは原則的にはNPOが作成する事になっています。だから、チームがイメージする成果物の完成系をNPOの皆さんとも十分共有する必要があり、中でも出版編集が本業の和田先生からは、
・読み手の視点に立った書き方の重要性
・ワンセンテンスは短めに
・タイトルに対する答えは早めに出してあげること、
といった基礎力伝授。1ページ毎にFineさんもきちんとチームとイメージを共有できたか確認し、
また、チームとしても判断しきれていない所は、Fineさんとしてどの情報を一番伝えたいのかお伺いして、それを実現するにはこういう構造の方がいいか、、、など、その場でも調整を図りながら各ページを決めていきます。
一方、Fineさんに取ってみると、リニューアルの全容への理解が深まれば深まるほど、自分たちの宿題(新たなテキストの準備など)が明確に見えてきたということで、「まだまだやることあるわー!ひゃぁー」と思わず笑いが漏れてしまうFine松本さんの図。

ゾーン



そうやって、Fineさんへの意見をくみ取り&よりよくする為の最善の方法は?表現は?と誰も手を抜かないスキないやり取りの内に、あっという間に時間は経過。
途中に新聞の取材が入った事もありながらも、気づけば時刻は23:30!!!
お腹が減った、疲れたなんて言葉が出ないほど、プロボノワーカーもNPOも一緒に”ゾーン”に入っていた、そんな印象のミーティングとなりました。

後日のメールでも「2時間くらいだった気がするけど、、、。完全燃焼&達成感」という感想からも、サービスグラントはボランティア、なんだけれど、プロの仕事であるという事を感じずにはいられませんでした。
いやはや、本当にチームの皆さん、そして、Fineの皆さんも投げ出さずに議論を深めて頂いてありがとうございました!

いよいよ、形にする最終コーナー、制作に向けてもうひと踏ん張り、頑張りましょう!

文:お
Posted by サービスグラント at 19:14 | 2010年度第2期 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
最終確認も和やかな雰囲気で [2011年01月15日(Sat)]
昨年7月からスタートした青い空チーム。子どもの暴力防止プログラム「CAP」を運営するNPO法人青い空のウェブサイトリニューアルを支援しています。
プロジェクトマネジャー山田さんを筆頭に、これまで順調にプロジェクトを進めていただき、先日12日(水)、いよいよ大詰めの最終確認ミーティングが行われました。

コピー侍(!?)、バッサリきりました!

ご用意いただいたサンドイッチで腹ごしらえを済ませ、早速最終確認を開始。
コピーライター高橋さんを中心に、1ページ1ページ丁寧に確認していきました。NPOのみなさんからは1ページごとに感想が。「実際に形になったものをみると楽しいね」「細かいご要望に答えてもらって嬉しい」と、自然と和やかな雰囲気になっていきました。

そんな中でも、内容や細かい言葉の確認をしっかりと行っていきました。
NPOから頂いていたテキストを、コピーライターの高橋さんが分かりやすく読みやすく編集。バッサリと内容を削ったところもあり、内心ではどのように受け入れられるかという不安もあったようですが、「コピー侍(ちょっと懐かしい!?)がバッサリ切りました」発言の効果もあってか、和やかな雰囲気も変わることなく、ひと安心。

確認の途中、NPOのみなさんの関心は、青い空のキャラクターである「ライトちゃん」(代表・高柳さん画)へ。プロボノメンバーが誰も気がつかなかった、初代ライトちゃんと現在のライトちゃんの違いについて盛り上がるNPOのみなさん。なんでも、足の長さが違うのだとか。(笑)また、写真一つとっても、青い空の活動の現場を表すのに適しているかというチェックが入ります。「ちょっと雑然としている?」「動きがあってリアリティが伝わるんじゃない?」と、みなさんが伝えたいことを共有し確認ながらの作業でした。みなさんが、ウェブサイトの素材ひとつひとつに思いを込めて作られたことが伝わってきました。

ブログの更新について、しっかりシュミレーション

確認の後半では、新着情報や活動報告の更新とブログの使い方が焦点になりました。

まずは、ブログを更新するとウェブサイト上にはどういう風に見えるようになっているかを説明。納品後には、NPOのみなさんが更新していくのはブログが中心となるため、どれくらいの頻度で更新できるか、誰が更新するのかは、構造を決めるうえでは重要なポイント。

当初は、更新する内容を分け2つのブログを併設するという提案でしたが、青い空のみなさんの議論の結果、まずは1つのブログからスタートしていくことに。背伸びをしないところからスタートし、今後、NPOのみなさんに合った形でよりよいサイト作りをしていくことにしました。とはいえ、早速、ブログに書くネタが飛び交っていた青い空のみなさん。ブログの内容も盛り上がっていきそうで、実際にどんな内容が更新されていくのか、楽しみです。

この後は、青い空のみなさんに細かい確認をしてもらいます。同時に、チームでは、ミーティングで決まった修正作業を進めていきます。
残すところは、打ち合わせ1回。納品目前、ラストスパートの青い空チームです。

(文: 吉原)
Posted by サービスグラント at 11:47 | 2010年度第2期 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「我々の発想には出てこないよね」 [2010年12月09日(Thu)]

断酒新生会のWEBサイトリニューアル!だんだんと形が見えてきました!


12月は鍋の季節。数ある鍋でも最高に体力がつきそうな鍋といえば、ちゃんこ鍋。そのメッカである両国にて、12月4日土曜日の午前中は、断酒新生会チームのクリエイティブ提案日でした。

PM山根さん、コピーライター土居さん、コーダー島野さんの断酒会チームの男闘呼組(もう一人はマーケッター菊池さん)が今日の提案に向けて用意された充実の提案書がこちら。



デザインイメージも含めた提案書、サイトマップ、各ページの構造の詳細が記載されたワイヤーフレームなどなど。




既存のページのコンテンツも活かしながら構成された各ページの説明を行いつつ、断酒会の方からは、都度都度正しい情報をインプットも受けながら、ミーティングは進んでいきます。

今回の提案では、グローバルナビは目的別に設定し、対象とする人に向けた導線はフッターにという内容で情報が整理されており、これは、イマドキのWEBサイトづくりの主流になりつつある構造だとか。外部の専門家が入ることで、NPOのWEBサイトも現代のスタンダードに乗って伝わりやすく変貌していくエッセンスが、このミーティングには詰まっています。


断酒会のIT部会のメンバーの方々からは、

デザイン案を見て、
「ぱっと見、断酒会じゃないみたいだ」

会の柱である、例会とは何か、というテキスト案、コピー案を見て、
「新しい会員に来てほしい、来てほしいと思ってはいるが、自分たちが何者なんかはちゃんといえていないんだよね。。。なるほどね」

詳細に書き込まれたワイヤーフレームを見て、
「我々の発想には出てこないよね」

と納得のご様子。


言葉の表現、言い回しの部分で断酒会の皆さまからご意見も頂きつつ、チームの提案についての大筋の合意に達する結果となりました。

メンバーのみなさま、本当にいつもありがとうございます。

いよいよこの先は、具体的なWEB構築に向けたデザイン&コーディング作業へと移り、デザイナー山下さん、コーダー島野さんにご活躍頂くフェーズになります!


文:お

Posted by サービスグラント at 13:45 | 2010年度第2期 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)
青い空チーム近況:プラン提案〜クリエイティブ提案 [2010年12月07日(Tue)]
板橋・大山を拠点に、都内の学校などで、子どもの暴力防止プログラム「CAP」を運営する、NPO法人青い空。プロジェクトチームは、平日20時スタートの打合せをコンスタントに重ねながら、デザイン提案まで着々と進んできています。プロジェクトの近況を簡単にご紹介します。




●渾身のサイトマップ提案

青い空のメイン事業である「CAP」の魅力と、事業三本柱のあと二つ「セルフ・ディフェンス」と「デートDV(次年度実施計画中)」、それぞれの活動をどのように整理して見せていくかが、構造を決める上での一大論点でした。最終的には、「CAPワークショップ」「CAPの活用方法について」の2つのメニューを軸にしつつ、青い空全体の取り組みについてもわかるような構成になりました。

●テキストは締め切り通りの到着

青い空の担当・浜さんの差配のもと、青い空のスタッフの皆さんで分担して進めていただいているテキスト素材の準備は、1次納品・2次納品に分けた締切日に、両方ばっちり間に合わせていただきました。コピーライター高橋さんによるリライト作業も進んでいます。

●デザインもどんどん具体的に

12/1(水)のクリエイティブ提案では、デザイナー永井さんから、素敵なデザイン案が出てきました。青い空のキャラクターである「ライトちゃん」(代表・高柳さん画)をワンポイントで使い、その名のとおり青を基調としたクリエイティブになっています。どんなサイトになるのか、お楽しみに…。現在、NPO側で細かい要望を含めた意思決定をしてもらい、フィードバックを待っているところです。



●新メンバー今井さんの参画

クリエイティブ提案事前MTGの段階から、フォトグラファーの今井さんが、新メンバーとしてチームに加わりました。写真のプロである今井さんの役割は、ワークショップのようすをうまく伝えたり、青い空に関わるメンバーのを魅力的に見せるような、写真素材を撮影すること。早速今月、撮影が予定されています。

●朝日新聞に載りました。

11/20の朝日新聞「人生デザイン」コーナーに、青い空チームの打合せの様子が、カラー写真入りで紹介されました。取材当日も、ミーティング後に1時間ばかりの座談会形式で、参加動機やプロボノの魅力など、熱っぽく語っていただきました。

» 記事はこちらです。



ここからはいよいよコーディングにも着手し、年明けの完成を目指して突き進んでいきます。完成をお楽しみに!

(文:入谷)
Posted by サービスグラント at 17:25 | 2010年度第2期 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
フィリピンからのナビゲーション付、プラン提案 [2010年11月04日(Thu)]
毎回、話題満載、冷静と情熱と笑顔(笑い)の間、絶妙なバランスを保っているFineチーム。
WEBリニューアルに向けて、盛り込むべき情報と、その配置についての提案となった”プラン提案ミーティング”も、次につながる充実したものとなりました。


■フィリピンからのナビゲーション
前回の9月中旬の中間提案以降、より具体的にFineさんのWEBリニューアルに向けてコンテンツ案などの相談を重ね提案に臨んだFineチームの面々。

サービスグラントのガイドライン上では、支援先のNPOとチームメンバーが顔を合わせる機会は、<キックオフ顔合わせ><中間提案><プラン提案><納品>と4回程度で、ミーティング場所は大体支援先のNPO事務所にお伺いするパターンがほとんど。今回も約1ヶ月半ぶりの訪問に、メンバー内から「どの駅が最寄りだったっけ?!」というお尋ねメールが発せられたところ、なんとそこに最速回答を寄せてくれたのは、現在海を越えフィリピンにお仕事で滞在中のマーケッター佐竹パパ(笑) 出国前からネット環境が安定しない、という声が聞こえていたのですが、こんなところでも、チームへの高いコミットメントを見せて頂きました♪感謝。
そして、その後すかさず地図を送ってくれたあっきーも相変わらずのジェントルぶりです♪

■ミーティングは雅な雰囲気で
さてさて、そんなフィリピンからのナイスナビにより、無事に事務所に到着したメンバーを、Fineさんの「おぉぉぉぉ」という感嘆の声が迎えました。その訳とは。。。




ちょうど提案当日は11月3日は「文化の日」。その祝日の名にふさわしく、お茶会出席後、直行でミーティング参加となったPM土屋嬢、本日のお衣装=お着物。その大和撫子ファッションがFineさんの驚きを誘ったのでした!
素敵なお着物が醸し出す雅な雰囲気が漂いつつスタートとなったプラン提案、その大きな目標は、TOPの構成要素の確認、および、2階層目、3階層目の項目の分類確認とそれに紐づくコンテンツ確認など。
事前に、チームが作成した情報設計表を順番になぞりながら、「ユーザーがほしい情報は?」「Fineさんとして見せたい情報は何?」とすり合わせを行っていきます。
たとえば、Fineさんの大きな強みでもある色々な属性の協力者との友好的な関係をサイトでも表現するのに「みんなの声」というナビゲーションをチーム側が設けたものの、「みんなの声といってしまうと、不妊治療を行っている当事者、Fineさんの会員の声と思ってしまうかも、、、よりしっくりする表現は?」といったやり取りや、「ファーストビューで一番目立つところには、今Fineとして協力をお願いしたいアンケートとか署名を入れたいと思いますが、」という要望に、「そこはサイドのバナーで解決できるかもしれないし、こういうことも考えらます。。。」といった具合に、デザイナーの高橋さんが代替案を出すと、「そんなこともできちゃうの?ほー!」とご感心のFineメンバー。


・小枝 さくら味で糖分の補給を行いながらミーティングは続きます。


そんな感じで、チームから提案した内容をベースにしながら、FineさんがWEBで実現したい要望もくみ取り、全体として整合性が図れる様に一つ一つの要素を固めていきます。


そしていよいよ、この先はNPOの皆さんも一緒に手を動かしていく時期に入ります。
サービスグラントはチームとNPOとの協働作業であり、決定されたコンテンツのテキスト作成や写真の手配などはNPO側で行うことが原則になっています。Fineさん曰く「宿題がたくさん出ました!頑張らなきゃ」という様に、こんな情報がサイト上にあるといい、とヒアリング結果から出されたアイディアの内、Fineさんも同意した内容のテキスト作成などを中心に取り掛かっていきます。秋休みの宿題というには、結構その量が多めなんですが、とにかく常にエネルギー充満!というFineさんなので、やり遂げて頂けるはず!

多方面にわたるFineさんの活動がより分かりやすく伝わりやすいものになる様に、引き続き、Fineチームの活動は続きます。。。

=参考News=
不妊についての最近のメディアでの報道
■NHK 首都圏ネットワーク 
「”もし授からなかったら”不妊治療のゴールが見えない」


文:お
Posted by サービスグラント at 14:39 | 2010年度第2期 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
メンバーの本気が伝わる、中間提案。 [2010年11月03日(Wed)]
「正直ここまで踏み込んでもらえるとは思わなかった」――。
セクハラ・パワハラ被害者へのカウンセリングや、女性向けのコミュニケーション講座を行うNPO「サポートハウスじょむ」の高山直子さんは、サービスグラントのプロボノチームからWebサイトの改善提案を受けて、感激のあまり、少し涙ぐむようにこうコメントを残しました。
チームからの提案は、Webのコンセプトにとどまらず、サービスの価格改訂など、NPO運営の根幹に関わる内容まで、大きく踏み込んだものでした。チームの皆さんが提案に込めた大きなエネルギーが、高山さんの心を動かした瞬間でした。



毎週土曜日の「ヒアリング・デー」と、講座への参加

6名編成のじょむチームは、どなたも平日夜が忙しいので、土曜丸一日を「ヒアリング・デー」とし、1時間刻みで連続して話を聞くというアイデアで、機会を集約しました。8/21(土)には立場の異なる5名、9/5(土)に運営メンバー3名、9/12(土)に利用者の方3名の方からお話を伺いました。

これに加えて、メンバーが分担して、じょむが主催する講座を実際に受講し、感想とともに詳細な議事録を起こして共有しています。マーケッター三池さんは「相談員トレーニング」に、コピーライター千葉さんは「自己尊重・コミュニケーショントレーニング講座」に。もうひとりのマーケッター下村さん・プロジェクトマネジャー中谷さんも、女性が大半の中に混じって講座に参加しました。かなりの量のインプットですが、主に中間提案を担うこの4人が、肌感覚としてじょむのことを理解してきたことは、説得力のある中間提案の要であったように感じます。


事前ミーティング - ただWebを作っても意味がない!

ヒアリングと講座体験で得たインプットをまとめるため、10/3には、品川にある千葉さんのマンションに集まって、中間提案事前ミーティングがもたれました。



様々な情報を突き合わせて出てきた結論は、「このまま活動全体を広報したら、赤字が膨らむだけ」という事実でした。そこでチームは、類似サービスの市場相場をリサーチして講座ごとの新しい料金体系を提案したり、会員制度の見直し案を作ったり、企業提携の方向性を模索したりと、経営全体にインパクトのある内容に力を入れてきました。このような内容は、本来Webリニューアルを行うサービスグラントでは、プロジェクトのスコープ(対応範囲)外です。それでも、メンバーの誰もが本気でじょむのことを考え、経営改善に向けた提案をまとめていきました。

また、唯一の専属カウンセラーである高山さんが、カウンセリングに加えてさまざまな講座を担当している現状では、キャパシティがほぼ限界に達していました。そこで、高山さん以外の人を講師として育てる可能性をもつ「ファシリテーター養成講座」を訴求の軸に据えた、Web刷新提案を組み立てていきました。それに加えて、WordPressを導入することで「更新作業の効率化」が実現することも、重要なコンセプトの一つになりました。


中間提案、そして総会議案書への反映

こうして詰められたチームからの提案は10/17(日)15時の「中間提案」の場で、満を持して披露されました。提案内容については、サービスグラントのチームメンバーとじょむの担当者との間で頻繁に合意をとりながら進められていたので、「大筋OK」ではありましたが、それでも時間を目一杯使って、細かいところまで質疑応答が繰り返されました。特に、Webサイト上のメインターゲットではないものの、じょむの大切なステークホルダーである、性差別・性暴力被害者の方々にも、安心して見てもらえるようなバランスを確保するための工夫については、妥協のない議論がなされました。

もちろん、会員制度や料金体系については、組織の意思決定が必要なことなので、急に変えることはできません。しかしながら、「位置づけをはっきりさせ、1年かけて検討していくことは、来月開かれる総会の議案書に盛り込みたい」と高山さんから言っていただきました。事実、総会議案書の作成期限は目前だったにもかかわらず、提案内容のいくつかを、議案書に盛りこんでいただくことができました。

打合せの最後に飛び出した、冒頭の高山さんからの言葉と、チームへの労いと感謝。メンバーの中でも特に多くの時間を割いて活動してきた中谷さん本人は、「やりかかったらとことんやるだけ。あとはもう、はやく作っちゃいたい」と淡々としていましたが、全力で関わったメンバーの思いは、しっかりとNPOに届いたようです。

(文: 入谷)
Posted by サービスグラント at 13:02 | 2010年度第2期 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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