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今年最後のLOUNGE開催! [2011年11月17日(Thu)]
11月になっても夏日の日があったり急に寒くなったりと、例年になく寒暖の差が激しい秋を迎えておりますが、皆さま風邪などひいていらっしゃいませんか?

事務局でもストーブを出したりと大急ぎで冬支度をしました。
暖かくしてお過ごしくださいね。

今回は11月12日に開催しました、今年最後のプロボノワーカーLOUNGEのレポートです。

ギリギリの告知にも関わらず、20名弱の方にお集まりいただきました!



LOUNGEのメインイベントとして、”現在進行中のプロボノワーカーさんによるプロジェクト紹介”を行っておりますが、今回は「アカウントディレクター」としてチームをまとめて下さっているお二人にご報告いただきました。

昨年までのプロジェクトに参加された方にとっては“??”なアカウントディレクターというポジション。
実は昨年までは事務局スタッフが担当し、プロボノワーカーさんにお願いするようになったのは、今年に入ってからなんです。

このアカウントディレクターとしてご活躍のプロボノワーカーさんは、企業でもマネジメントのプロとしてご活躍される精鋭揃い!

そんなアカウントディレクターから見た“プロボノ”の話は大変興味深く、聞きごたえ十分。
スピーチ後も、他のご参加者から質問攻めにあっていました。


■宮下健一 さん(SONTチーム/アカウントディレクター)



宮下さんは、事前に原稿(!)まで作成いただき、プレゼンしていただきました。

SONTはスペシャルオリンピックス日本・東京の略称です。
「パラリンピック」は4年に1回オリンピック終了後に行われていますが、「スペシャルオリンピック」は知的障害を持った方が日常的にスポーツをする場やプログラムで、SONTはそのプログラムの企画・運営やメンバーの管理などを行っています。

もっと若い人達が活動に賛同し、会員になって欲しいとのことで、中間提案では会員増加のための方向性についてプレゼンされたとのことで、当日のスライドもお見せしながらご報告いただきました!

ちなみに、宮下さんはサービスグラント以外でもボランティアでNPOの基盤構築のサポートやコンサルティング活動など、幅広くご活躍されています。


■大西純 さん(ぱれっとチーム/アカウントディレクター)



今年10月に立ちあがったぱれっとチームを担当されている大西さん。
今回はぱれっとの団体紹介やチームでの活動についてご紹介いただきました。

ぱれっとは、知的障害者の方に向けたイベントの開催や、お菓子屋工場やシェアハウスの運営など、知的障害者の方が社会と共存し自立していく応援をしている団体さんです。

大西さんは、ぱれっとの理事長が出された著書を読まれたり、ファンドレイジングについてご自身で勉強された資料をメンバーに共有したりと、非常に高いモチベーションでチームを引っ張って下さっています!
どんな制作物になるか、今から楽しみです。


今回は他のLOUNGEに比べると少し人数が少なく、いつものワイワイとした感じとは少し違った雰囲気だったのですが、その分一人ひとりの自己紹介タイムが作れたり、プロジェクトに参加されている方の悩みを打ち明けたり(途中からアカウントディレクターによるお悩み相談室が開催されていました!)と非常に濃い内容のLOUNGEとなりました!



来年も年明けすぐのLOUNGEを計画中。
詳細はまたご案内します。

(文:岩渕)
Posted by サービスグラント at 17:19 | ラウンジレポート | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(0)
真夏のランチタイムにプロボノワーカーが集合★ [2011年08月16日(Tue)]
海に行きたくなるような真夏日となった8月7日(日)、太陽が一番高くなる時刻に、プロボノワーカーLOUNGEを開催しました。

これまで、平日の夜を中心に行ってきたラウンジですが、今回は、日曜日のお昼の時間帯での初開催。場所は、渋谷桜丘町のBaliCafe Monkey Forest、というバリ料理のお店です。ランチプレートとドリンクがセットになったランチ代が参加費というスタイルにしました。

お仕事、プロボノ、プライベートと忙しいみなさんに、どれくらい参加いただけるか、、、と不安な気持ちもありましたが、当日はなんと37名のプロボノワーカーのみなさんにお集まりいただきました!

今回のラウンジのメインは、プロジェクトに参加中のプロボノワーカーによるプロジェクト紹介!これまでの活動を通して感じたこと、大変だったことなどリアルな声を4名のプロボノワーカーに発表していただきました!


岩渕さん(JCCAチーム/マーケッター)

「日本ケア・カウンセリング協会」(JCCA)のパンフレットを制作するプロジェクトチームで、マーケッターとして参加中の岩渕さん。ちょうど2週間前に、マーケッターが大活躍する中間提案が終わったばかり。
マーケッターとして中間提案までを引っ張っていく役割として難しかったことは、NPOとの限られたコミュニケーションの中で、NPOのニーズを汲み取り、それに対してチームからの提案をまとめていかなくてはいけないこと。
しかし、中間提案では、提案内容に納得してもらっただけでなく、NPOのみなさんから、「プロボノワーカーとして協会の活動を応援してくれる人がいることが、とっても嬉しい」という言葉をもらったそうです!


岸さん(エンパワメントかながわチーム/マーケッター)

岸さんは、CAPという子どもへの暴力防止プログラムや、デートDV防止プログラムなどを提供しているNPO、「エンパワメントかながわ」のウェブサイト・リニューアルを行っているチームのマーケッターを担当しています。こちらのチームも中間提案が終了し、次の制作プラン提案に向け準備中です。
中間提案直前には、2週間の間になんと、約20件のヒアリング調査を実施したとか。にも拘らず、ヒアリングが楽しかったという岸さん。ヒアリングでNPOに関わる方々のお話を聞くことで、これまで知らなかった世界で、真剣に社会課題の解決に取り組んでいる人を知ることで、自分も元気をもらえた、とおっしゃっていました。


湯川さん(「知ろう!小児医療 守ろう!子ども達」の会チーム/アシスタントマネジャー)

湯川さんは、今年1月から新しくスタートしたサービスグラントのプログラム「プログラム運営マニュアル」のプロジェクトに参加中です。まもなくプロジェクト完了を迎える予定です。

プロジェクトで大変だったことはは、チーム内のコミュニケーション。顔を合わせる機会が少なくメールベースでのやりとりでは、意見のすれ違いなどもあったそうです。参加者からの「工夫したことは?」という質問に対しては、「仕事では当たり前と思っていることでも、細かく確認するようにした。」と、湯川さん。限られた時間のなかで、バックグラウンドの違うメンバーとの上手くコミュニケーションしていくには、細かいことでも丁寧に伝えていくことが、円滑なプロジェクト進行の一つのカギになるようです。


田立さん(ふるさとプロボノ 兵庫県豊岡市チーム/コピーライター)

4月からスタートしたふるさとプロボノ豊岡チームは、ウェブサイトの構成について、提案を終えたところです。プロジェクト参加前には全く知らなかった地域についてのプロジェクトですが、今は「ふるさとが2つできたという感じ」と田立さん。支援先について愛着を持つようになったし、地域活性化について考えるようになったことが、ご本人にとっての変化だそうです。

NPOのウェブサイト・リニューアルのプロジェクトにも参加したことのある田立さんですが、NPOとの違いは想像以上だったそう。一つの政策に関するウェブサイトでも、様々な部署が関っているがゆえに、提案をまとめるのが大変だった、、、とのこと。「ただ、チームはモチベーションの高いメンバーばかりで楽しくやってます」ということで、これからのご活躍に期待です!


プロジェクト紹介の後は、参加者同士の自由な交流タイム。申込フォームにご記入いただいた「こんなプロボノやってみたいです」という項目から、みなさんの関心の高いテーマを選び、それらの含む3つのテーマに分かれての交流タイムとしてみました。
 1.震災復興×プロボノ
 2.地域活性化×プロボノ
 3.サービスグラントのプロジェクトについて参加中のメンバーを交えてじっくり話を聞く

異なるチームの同じポジションのプロボノワーカー同士での会話や、これから参加したい思っているプロボノワーカーそれぞれの活動へのヒントや刺激を得る時間になっていたようです。



「プロボノ」という言葉は、ソーシャルなことに関心のあるビジネスパーソンの間では、かなり認知度があがってきたようですが、「プロボノ」をテーマにディスカッションできる機会は多くないのではないでしょうか。プロボノワーカーラウンジは、プロジェクトに関する実践的なことから、これからのプロボノについて考える場として活用してもらい、プロボノワーカーのネットワークがどんどん拡がっていくきっかけになれば嬉しいです!

当日は、参加者同士の交流の時間があまり多くとれず、もっと話したい!という方も大勢いたかと思います。次回は、たっぷりお話の時間がとれるようなプログラムにしようと思いますので、参加した方も参加できなかった方も次回をお楽しみに!

来週は、第2回目のLOUNGE@大阪が開催されるので、関西地区の方、お時間がありましたら是非参加してください♪
詳しくはこちら→関西プロボノワーカーLOUNGE 8月27日(土) 17:00〜開催!
Posted by サービスグラント at 17:59 | ラウンジレポート | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
関西プロボノワーカーLOUNGE開催! [2011年06月02日(Thu)]
5月28日(土)17時〜@阿波座事務所にて、関西プロボノワーカーラウンジを開催しました。
当日は雨がひどく、お足もとが悪い中、プロボノワーカーを中心に31名の方々にご参加いただきました。ご来場のみなさま、ありがとうございました!



参加者の方々が集まったところで、まずは関西で始動している
・日常生活支援ネットワーク
・病児保育のノーベル
・チャイルドリソース
・花と緑とよなか
・バラタナゴ高安研究会

の各プロジェクト代表者の5名に、それぞれ5分程度で活動報告をしていただきました。
(現在、箕面市国際交流チームを含め全6チームなのですが、当日にヒアリングが重なりご参加いただけませんでした) 


事前に「5〜6分で活動報告をしてください」とだけ伝えていたのですが、
皆さまきっちりと準備してくださっていて、他チームにとって参考になる発表だったように思います。

活動報告の後の質問タイムでは

・ヒアリングで苦労したことは何か?
・NPO側とのコミュニケーションで難しいところは?

といった質問が飛び交いました。
「ヒアリングで得た大量でバラバラな情報をいかに整理するか、把握するかが大変」
「熱い想いを持ったNPOの代表の方のペースにどうしても引っ張られてしまう」

といった、具体的かつ他チームにとっても身近に感じられる回答をいただきました。

 


5チームの発表と質問タイムが終わった後、サービスグラント代表の嵯峨さんと東北大震災の支援プロジェクトを実施している、鈴木さんから、大船渡の漁師さん復興のに向けた事業再生プランを支援するプロボノプロジェクトの紹介がありました。


10分程度の休憩の後、参加者にはランダムに5チームに分かれていただいて、NPOやサービスグラントに関する○×ゲームを行いました。



内閣府認証のNPO法人の団体数1位は東京都ですが、2位は神奈川県である。○×どっち?


・・・→× 1位東京6861 2位大阪 2907 3位神奈川2675
(内閣府NPOホームページより 2011年現在)  


「保険・福祉・医療」に関するNPO法人数は「環境保全」よりも多い。○×どっち?


・・・→○ 「保険・福祉・医療」2909法人、「環境保全」859法人
(NPOヒロバより 2005年データ)


嵯峨さんは怒ったときに口癖で自分のことを・・(オフレコ)・・と呼ぶ。○×どっち?


・・・→○(笑)

このようなクイズを10問出題し、2チームはなんと全問正解でした。

2チームの代表者には箕面市国際交流協会からいただいた景品をかけて、代表お二人の真剣じゃんけんが行われました。
大人の全力じゃんけんが見られました(笑)


その後は、箕面市国際交流協会様がご用意してくださった豪華な各国料理を参加者全員で堪能しました。
韓国の海苔巻キムパプ、乾豆腐と野菜の和えもの、レンズ豆のスープ、タイ風焼き鳥・・ etc
どの料理も本格的でとってもとっても美味しかったです。
箕面市国際交流協会の方々、ありがとうございました!


ワインやビールを飲みながらじっくりと同じ人と話す方、色んな人と交流する方、様々でしたが楽しそうにご歓談していただけていたように思います。

楽しんでいただけたのか、20時終了の予定が実際に終わったのは22時頃でした^^


また次回機会がありましたら、今回参加できなかったプロボノの方々、プロボノやサービスグラントの取り組みにご興味を持たれている方々も、ちょっと楽しそうだな〜と思った方も、皆さんお越しくださいね。

(文:小島)
Posted by サービスグラント at 02:31 | ラウンジレポート | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
関西でも今週の28日(土)17:00〜 関西プロボノワーカーLOUNGE開催 [2011年05月24日(Tue)]
東京のプロボノワーカーLOUNGEに続き、いよいよ今週の28日(土)17:00〜阿波座にて関西プロボノワーカーLOUNGEを開催します。

気になっている方もいらっしゃると思います、箕面市国際交流協会様から提供して頂く料理のメニューが決定しました。全て紹介しますと当日の楽しみがなくなりますので、少しだけご紹介します。

まずは、【前菜】から、
・乾豆腐と野菜の和えもの(中華風)
・レンズ豆のスープ(トルコ風)

そして、【メイン】は、
・ガイ・ヤーン(タイ風焼き鳥)
・厚揚げのトマト煮(ベトナム風)

最後の【デザート】は、
アロエのヨーグルトサラダ

*イメージ図です

すごい、本格的なフルコースですね。
あくまで、一部ご紹介しただけですので、残りのメニューは当日のお楽しみです。
当日は、美味しいご飯を食べながら、たくさんの方と交流できればと考えています。

少しでも、ご興味ある方は、ぜひ参加してみて下さい。
お待ちしております。
LOUNGEの詳細はこちら、そして、参加申し込みは、申し込みフォームからお願い致します。

文貴:小寺
Posted by サービスグラント at 23:26 | ラウンジレポート | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
プロボノワーカーLOUNGE 5.22 雨ニモマケズ開催! [2011年05月24日(Tue)]
5月22日(日)、プロボノワーカーLOUNGEを開催いたしました!

当日は、午前までの夏のような天気が嘘のように、突然降り始めた雨により、
申込みいただいたみなさまのお足も遠のいてしまうのでは、、、と心配していたのですが、
そんな心配をよそに、30名の方にご参加いただきました!

会場は、渋谷駅新南口直結のPUBLIC HOUSE。
ビールを片手に、お仕事やプロボノ参加中とはまた違ったプロボノワーカーのみなさんの横顔をみることができました。


予定していたお席がほぼ埋まった段階で、事務局から簡単に2011年度進行中のプロジェクトについてのご紹介をいたしました。

現在進行中のプロジェクトは、関東・関西をあわせると24プロジェクト!さらに、ふるさとプロボノ2つのプロジェクトを進めております。 興味深くスライドの数字や写真を見てくださっているのが伝わってきました。


当日のパワポの進行は、代表の息子さんが担当!タイミングばっちりのナイスアシストっぷりを発揮してくれました。

代表嵯峨より、復興支援×プロボノとして、まもなく試験的にスタートするプロジェクトのご説明。
3週間で被災地の事業者の事業計画書を作成するというプロジェクトにはみなさんも興味津々。






続いて、プロジェクト経験者の2人から経験談について共有の時間をいただきました。


2010年の「芸術家と子どもたち」チームでマーケッターを担当した藤田孝広さん。
マーケッターとしての専門スキルを活かしていただきながらも、普段のお仕事では出会わないような様々な方へのヒアリングを通して、「聴く力」をさらにスキルアップできたとのことです。


2人目は、現在プロジェクト参加中の児島直樹さん。「救急医療の質向上協議会」チームでウェブデザイナーを担当しています。
先週、無事OKをもらったばかりの中間提案資料を使いながら、これまでの進め方についてご紹介いただきました。マーケティングの専門の人と一緒に作業することで、勉強になったとおっしゃっていました。

ついでに当日も販売をしていた代表嵯峨執筆の書籍『プロボノ』についても、「勉強になりますよ」と、宣伝いただくというありがたいコメントも!
事務局からではなく、プロボノワーカーの方からの言葉にみなさんも共感していただけたのではないでしょうか??

その後は、自由に交流していただくお時間に。

今回のラウンジには、スキル登録をしているけどまだプロジェクトに参加されていない方や、たまたまホームページでイベント情報を知ったという方にも多く参加いただいていたので、「参加中大変だったことは?」などの質問も多く聞かれました。
参加中・経験者の方同士のお話では、「コミュニケーションが難しいよね」「やっぱり、うちのチームもそうだった!」といった会話も。
お話もお聞いていてチームの進め方や人それぞれの感じ方の違いも、また新しい刺激のひとつになるのではと感じました。



初めてラウンジに参加された方から、参加中の方へ「バックグラウンドやお仕事の専門の全く違う人でのチームでプロジェクト進めていくのは大変なんじゃないか」という質問がありました。
それに対して、「ボランティアとして前向きに参加している方ばかりなので、その点の苦労はあまりないですね。」という参加者の答えに「なるほど〜」という声が。

プロジェクトに参加してみないとわからないことは多いと思いますが、お酒を楽しみつつリラックスした雰囲気の中で、少しでも「プロボノ」の輪が広がり社会の仕組みを変えるネットワークが生まれればと思っています!

まだ、参加されていない方は、ぜひ次回のご参加をお待ちしております!

(文責:よしわら)
Posted by サービスグラント at 11:19 | ラウンジレポート | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
Pro bono worker Lounge 2.1 [2011年02月01日(Tue)]




2011年初 プロボノワーカーラウンジ @空き地  


今回も色々な刺激と出会いがありました!
ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。


この日冒頭は、サービスグラントから、最近のプロジェクトの様子や、4月から開始する新たな取組み 地域交流型プログラムである”ふるさとプロボノ”の説明、そして、ついに定まりました、サービスグラント 関西エリアの事務所の写真などを大公開。




また、目下ただいまプロジェクト進行中!のNPO法人FineチームのPM土屋さんから、取組の様子などについてレポート。スーパーハイパーチームが取り組む、リニューアル後の総ボリュームが60ページ を越えるホームページ完成に向けての意気込みを語って頂きました。

また、もう一方、監獄人権センターのパンフレットチームでコピーライターを担当頂いた浅岡さんからも、当時の様子や実際のプロボノ体験についてシェアの時間。


リアルな体験に基づくエピソードに、「ほぉー!」「うぅー」と様々な素直な反応が返り、職種・業界は違えど、”プロボノ”をキーワードに色々な所で話の花が咲き乱れる、素敵オトナミーティング@空き地でございました。






これにてプロボノワーカーラウンジ、無事に終了の図は、今回のラウンジを取り仕切ったインターン生の吉原さんと、ただ今、アカウントディレクターとして活躍頂いている田端さん。

また今後も定期的に実施をしてまいります!
また素敵な出会いを楽しみにしています☆




最後に今回の場所の提供を頂いた空き地さんのご紹介・・・


※空き地について (空き地.jp
 空き地は、自由な発想で利用できるスペースです。
 空き地にいる猫はTwitterもやっています。
 ワークショップに、勉強会に、上映会に、会議に、イベントに、撮影スタジオに。
 時間や料金、予約の仕方などについてはウェブサイトをご確認ください。
 今回の会場提供へのご協力、ありがとうございました!
Posted by サービスグラント at 15:17 | ラウンジレポート | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
プロボノワーカーLOUNGE@CoZMo's Cafe [2010年07月29日(Thu)]
7/28(水)、スキル登録者向けの集い「プロボノワーカーLOUNGE」(旧称:サービスグラントLOUNGE)が開催されました。今回は2組のNPOの方をゲストに招き、サービスグラントのプロジェクトに関するエピソードや成果、苦労話などを伺いました。

お一人目のゲストは、バリアフリー映画会を推進する「ABC-net」の平塚千穂子さん。ABC-netのプロジェクトでは、当初平塚さんが描いていた「バリアフリー映画会開催のためのリソースを集めたサイト」というコンセプトから、最終的に落ち着いた今のサイトに方向転換するまでの苦労が語られました。平塚さんの中でイメージが明確だったがゆえに、プロジェクトは進めやすかった一方で、コンセプトの合意には時間がかかったということです。質疑応答では、米国の状況との比較や、プロジェクトが期待以上に「マーケティング」に踏み込んでいたことなどが指摘されました。

P1010930

お二人目のゲストは、DV被害者を支援する「エープラス」の吉祥眞佐緒さん。エープラスのプロジェクトでは、年間800件を越える相談を受ける本業のほうが忙しくなってしまい、プロジェクトが滞りがちだったこと、途中のモチベーション低下を、事務局ボランティア田端さんが叱咤激励して前に進めたことなどが語られました。新サイト公開後は、相談者を適切な窓口に誘導したり、メディア向けの基本情報を提供したりすることで、細かな業務が大きく減る効果があったそうです。また、よかったこととして「仲間が増えたこと」も挙げられました。今日の参加者でも、加害者更生を含む新たな課題に取り組む団体「SEDA」のメンバーほか、多くのお仲間が駆けつけてくれていました。

P1010966<

プロボノワーカーLOUNGEは、今後も支援先NPOの方をはじめ、さまざまなゲストをご招待して、継続的に開催していきたいと思っています。機会がありましたら、ぜひご参加くださいませ!

*twitterのまとめはこちら。
http://togetter.com/li/38498
Posted by サービスグラント at 10:05 | ラウンジレポート | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
西からの風にアテンションプリーズ☆ サービスグラントラウンジ0306 [2010年03月23日(Tue)]
サービスグラントが主催する交流会;サービスグラントラウンジが去る3月6日に開催されました。

あいにくの雨の中でしたが、会場を席を埋め尽くす多数のご参加をいただきました。

今回のテーマは、

プロボノを知ろう、
プロボノについて考えよう、
プロボノを広めよう

ということで、テーブルフォーツーさんなどと協力をして、
プロボノ活動にチャレンジ中のコンパスポイントさんとの共催でした。

コンパスポイントの代表の小沼さんとは縁あって、アメリカでの研修中に、サービスグラントのルーツであるTaproot Foundationの取材をして映像を届けてくださった経緯などもあり、帰国に合わせたタイミングで、【西海岸 プロボノの風に吹かれて】ということでプロボノにフォーカスしたラウンジとなりました。


参加者の一人でもあり、サービスグラントプロジェクトにも参加経験のある林田さんのレポートから当日の様子をお伝えいたします。


<サービスグラント代表 嵯峨さんのプレゼン>
●なぜプロボノ、なぜサービスグラントか?
サービスグラントとは別に、2001年の活動開始から9年目を迎える
アースデイマネーアソシエーションというNPOの代表をやっていて、ここで感じてきたことがサービスグラントにつながった。

・アースデイマネーについて
そもそもボランティアは得するためにやるわけではないが、地域通貨というツールが「参加の背中を押すインセンティブになる」のではないかと思った。

立ち上がりはとんとん拍子で見た目も華々しいNPOだったけれど、運営となると心細い面が多かった。

●NPO運営にまつわるぼやき
@とかくボランティアの対応は難しい
・話だけ聞いて二度と来ない人も多い。
・参加することには積極的だが運営はしたがらない。
・頼りすぎると逆にその人がいないと活動が回らないボトルネックにもなりえる。

ANPO支援の多くが中途半端
・アイデアを出すだけで満足している。
・助成金なども小額のお金でも作業の手間は大きい。
・NPOの気持ちが全然分かってない。


●タップルートとの出会い
実際のNPOの立場に自分もたってみて、支援の難しさを実感してもうちょっと気の利いたものがないかな、と思っていた。
シンクタンクの仕事でサンフランシスコに訪問したことをきっかけにタップルートファウンデーションの存在を知りかなり目から鱗が出た。
スローガンは「ボランティアすることを再定義する」

半年、週五時間、スキルをコミットする、という手法。
しかもチームで取り組む、というシステム。

かれこれ10年弱の活動の中で、これまで1000のプロジェクト実績。
年間200本以上のプロジェクトを運営している。

タップルートから学んだことは、
ボランティアもやりようによっては、
すごく効果を出すことができるということと
善意をいい形でシステマチックに引き出すには、
テクニックが必要だということ。



<コンパスポイント代表 小沼大地さんのプレゼン>
タップルートファンデーション訪問記を説明。

●コンパスポイントについて
若手の社会人を集めて月イチ飲み会や、
第一線の人を呼んで話を聞いて
やる気を維持し続ける「情熱の魔法瓶」。
NPOの悩みについてアドバイスや実際支援をし始めていた。


●タップルート訪問記
会社の方針で半年間、渡米しておりその過程でタップルートを知った

スキル登録してプロボノコンサルタントとして働いた人は7200人。
換算すると70万時間、58億円。


タップルート代表のアーロンハーストさん。
アメリカの青年海外協力隊を祖父がつくった人。
そこにビジネスの視点やスキルを入れたのがタップルート。
在米中にアポをとろうとしたらサービスグラントに問い合わせろと言われた
→嵯峨さんにメールしたところ、プロボノフォーラムの資料を用意してくれと依頼され、昨年末のプロボノフォーラムで流した映像を準備した。


●タップルートの特徴

1.集まる人のスキルの高さ
オリエンテーションに参加してみたがマネージャーレベルの人材しかとらないとのこと(2、3割)。
月二回のオリエンテーションは毎回満員。


2.プロジェクトデザインの秀逸さ
ミーティングの進め方がしっかりしていた。
タップルート内にプログラムオフィサーが存在し、詳細で膨大なブループリントがNPOにも
プロボノにも配布される。
ex.最初のミーティングはピザパーティを!だったり、このミーティングではこれを聞くように、
といったメモが書かれている。


3.高いモチベーション
スキルを社会にも還元したい、
チームワークで取り組みたい・・などなど

具体的には、
・24歳女性:
人事体系を変えるプログラムに参加
他のプロボノやプログラムからスキルを学びたい

・男性SE:
ドナーマネジメントシステムを提供。
いろんな会社の人と会えて楽しい。
いい情報がもらえたり人脈がみつかるなど、
自分に還ってくることが大きい。

・女性:
プロジェクトオフィサー。
マネージャークラスの人だったが現在失業中。
失業中にスキルをキープするためにプロボノ参加。
「もどってくるものがある、という確信を持って参加している」


●タップルートが抱える4.4%の弱み
NPOが満足した割合・・・96%

満足度は高いけれども・・
インターンしていたNPO(かつて支援を受けていた)に聞いてみたところ、
「もうその団体名は聞きたくない」とのこと。
半年間の間に3回マネージャーが変わり、「時間の無駄」だったそうです。

参加するプロボノはみな忙しい人ばかりなので、ミーティングのスケジューリングが
うまくいかなかったとのこと。


<サービスグラント事務局 岡本さん、田島さんから>

田島さんの大学卒業旅行に合わせ、タップルート事務局のあるサンフランシスコへ。

●ボードマッチを見学
ボードマッチは、理事を探しているNPOと、理事になりたいビジネスマンをつなぐ一大イベント。
NPOが盛んな西海岸の象徴的なイベントとのこと。

理事とは・・金脈・人脈・分野のコミットのいずれかを持っている人材。

NPO120団体、ビジネスマン1000人が参加。
会社からも「行って来い」と好意的。


●タップルート事務所訪問
人材開発、施設デザイン、マーケティング、戦略策定など多種多様なNPOのためのサービスメニューが用意されている。

スキル登録者は一ヶ月で300名で増加し続けている。

アカウントディレクター研修について。
社会人経験10年以上のビジネスマンがプロジェクトを成功に導くリーダーとして品質管理を担当。
→プログラムのクオリティを担保している。
サービスグラントではグランドマネージャー的な役割。

サービスグラントに参加しながら、いろいろなNPOをみつつ、自分の興味ある分野の中でどこかのNPOには理事としてかかわっていくというステップをぜひ皆さんも検討してみてはいかがでしょうか?!


第二部では、”貧困” ”教育” ”地域” ”仕事” ”フリー”の5つの社会的テーマに対してどんなプロボノが考えられるかをグループ毎に話し合うワークを行いました。

ビッグイシューの方々のファッションを劇的Before After するプロボノ など
様々な意見が飛び出しました!


2010年はプロボノ元年!
ますます盛り上げていける様、いろいろな人にプロボノについて知っていただける様これからもがんばります。

文:お
Posted by サービスグラント at 13:29 | ラウンジレポート | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
LOUNGE Report Vol.2<後編> [2009年09月17日(Thu)]


■SERVICEGRANT LOUNGE Report Vol.2 <後編>
■NPO法人 病気の子ども支援ネット
  遊びのボランティア理事長  坂上和子さん










3.サービスグラントとの出会い

 目の前にいる子どもを助けたいという思いからはじまり、病院現場の要請もあって段々と組織化、法人化していく中で、自分達で定款をつくって登記をするところまでは出来ても、その後の認知拡大や助成金の獲得など継続的な活動をするのに苦労しました。
だから、サービスグラントのようなサポートには助けられました。どうやらプロの人たちが集まって無料でWebを作ってくれるらしい、、、という認識はあったものの、当初はサービスグラントがいったいどんな成果を出してくれるものなのか半信半疑でした。いざプロジェクトが始まって改めて「活動の目的は?」「遊びを通じてどんな効果があるのか?」「どこにニーズがあるのか?」などなど色々な角度から繰り返される徹底的なヒアリングでは、「自分たちの活動が社会的な意義があること」に自分たち自身が自覚していきました。ホームページはやわらかいイメージを出していただいて、やはりプロが集まって本気になって活動して頂くとこんなにも違うのかと思いました。
サービスグラントはリニューアルサイトを提供した後は手を引くので、活動がどんどんと動く中で今は自分たちで管理するようになっています。
また、サービスグラントからは営業戦略となるセールスシートの提供も受けました。セールスシートは活動概要をはじめ、応援してくださっている大学の先生の推薦の言葉、会計、活動の広がりなどを書いたものですが、助成金申請のときなどにこの営業資料を出すと評価が上がります。何年も活動をやっていると情報がたくさん蓄積されていくわけですが、それをコンパクトに分かりやすくまとめたものがあるということで非常に評価のポイントが上がっていることを感じました。
Web、セールスシートいずれのサービスグラントを通じて思ったのは、自分達は長く活動をやっているのでついつい、“そんなことも分からないんだ”という一般の意識レベルに気づけないものだ、ということです。NPOと普段接点がある遊びのボランティアではなく、第三者が私たちの願いをカタチにしていくのにどうすれば一番いいのかを一緒に考えていただいたサービスグラントというのは、NPOの仲間内だけの言葉から、社会との関係性の中での言葉にしていく非常に大きなステップアップになりました。

4.NPOの財務管理面について

 NPOを立ち上げてからは石の上にも3年で辛抱してがんばるつもりでしたが、内2年間はまったくお金が生み出せませんでした。このままだと「NPOに殺されちゃうんじゃないか」と思いながらも活動の実績を示し、サービスグラントのWebサイトもできてやっと3年目で製薬会社から寄付が入り、スタッフに給料が出るようになりました。
現在サービスグラントが提供しているメニューとしては、対外的な情報発信に繋がるWebやパンフレット、セールスシートといった内容になりますが、広報・PRの他にも、税金などの会計処理についても人手、ノウハウともに不足しているのが現状です。
病気の子ども支援ネットは、最初の15年は無償ボランティアとして手弁当でやってきて、NPO法人化をしたとはいえ、急にお金が発生するわけもなく、ホームページや、営業資料ができて企業を回ってお金が入ってくるようになってやっと事務局費をつけようか、と段々と成長してきました。初年度の50万、60万の規模ではいいですが、助成金を得てくると、とにかく会計報告や事業報告などは非常に事細かな分類などが必要で、処理に時間がかかりました。100万、200万単位の助成金で特に国に報告する場合には、そのレシートのコピーをとるためだけになんと1日かかったこともあります!! 項目ごとに貼り付けて、事業ごとにファイルを作って全事業のレシートのコピーをつける。。。 そういうときに専門的な知恵を持っている人がそばにいればどんなに楽だったかなぁと思いますが、今ではそれを作りたてのNPOに対して、ノウハウを教えてあげることができるくらいの力がついたと思っています。
また、団体が提供するサービス(いつどういう形で子どもを支援してきたかの個人的な統計集計など)をどれくらいの市場価値として換算したらいいのか、ソーシャルワーカー時代の月給に変えてみるなど事業内容の見直しを行いながらお金の管理をしていきました。ただ、病院の場合には、その年度や時期によって患者の数もまちまちでとにかく予算が立てづらい。さらに、高度医療を行う病院にはその地域だけでなく遠方からも患者さんが集まってきたりして、特定の地域のためといった言い方で行政からのお金の集め方が難しいという課題があります。初年度はとにかく大変だったことを苦々しく思い出し、NPOはとことん泣かないといけないだなと思いました。常に事業は綱渡りでしたが、不思議とここぞ!のときは必ず誰かが助けてくれました。


5.提供側の視点の変化 目から鱗の活動内容

■サービスグラント事務局 嵯峨から
 坂上さん、貴重なお話、ありがとうございます。
サービスグラントの事務局からも一言コメントさせてください。
正直申しますと、病気の子ども支援ネットからエントリーをいただいた当初、事務局側では、その団体名から子どもと遊ぶのが好きなおじいちゃん、おばあちゃんの集まりかなという先入観があったぐらい。“遊び”が病気と闘う子どもたちにとってどんな効果があるのか、見識があったわけではありませんでした。しかし、病気の子ども支援ネットの活動を理解していく内に、まさに目から鱗で、難病の子どもたちに対して、単発的なサポートではなく、現場で求められる継続的なサポートを確実に提供している実績を目の当たりにしたのです。
医療の専門家は、病気に対する治療とその結果における責任を担うことが中心にあり、精神的な成長に責任は持たない、持てないのが現状です。お医者さんも病気の治療で一生懸命、親も一生懸命、誰も悪いとはいえない状況で更によい方向に向かわせるソリューションとして、“市民が病院を支える”ことを実践している重要性は非常に高く、これまでの実績と共に採択のポイントにもなりました。

■セールスシート制作プロジェクト グラントマネジャー武田さんから
 サービスグラントの中では特殊なプロジェクトで、企業から支援を引き出すための企画提案資料を制作しました。私が普通に企業の中でやっていることを材料が違うものを扱って手を入れさせていただいただけで特段何かを努力したということはなかったです。
お金が最終的に得られるという達成があがって初めて貢献できたということなので引き続き、活用いただければと思っています。
普段の生活をしていたら絶対お知り合いにできなかった方々と出会って、色々なお話がきけて考えさせられることが多かったのがよかったです。



6.まとめ

 病気の子ども支援ネットの活動を一言で表すならば“入院児の子育て支援”。
遊びのボランティアを通じて、市民の立場から病院に入っていって、子どもたちとその家族のために今の医療制度と病院を変える活動を行っています。
2007年度の活動は、小児病棟へのボランティア派遣延べ127回、307時間、子どもの数は延べ506人ボランティアの総数は573人に上りました。活動の場も、1996年東京・中央区の国立がんセンターに、さらに、1998年東京・文京区の順天堂大学付属順天堂医院に、翌1999年東京医科歯科大学医学部付属病院に、2001年には千葉県の東京歯科大学市川総合病院にも広がっています。

“遊びのボランティア”には、子どもの年齢にあわせた遊びのマニュアル化がされており初めての人でも参加できるようになっています。また、子どもとボランティアさんの間にはコーディネーターがいて、ボランティアさんに子どもの状況を教えてきちんと共有をしていくわけです。例えば、闘病中に親御さんが親族のお葬式があり、いかなければならない、ボランティアさん一日一回でもいいから子どもそばにを付き添ってもらえないか?という要望があり、応えたこともあります。その間、「お子さんは元気で大丈夫だ」という内容を家族に報告する。たったそれだけ、子どもの横にいてくれる人がいるという安心感だけで、家族もずいぶんと救われます。

一言で“遊ぶ”といっても、子どもとその家族にどれほどの効果をもたらしているのか、その重要性を感じていただければ幸いです。

<<後編 終わり>>



日本の病院ボランティアのロールモデルとして奮闘する病気の子ども支援ネットでは、一口1000円からNPO会員を募集中です。
詳しくはこちら
 


文責:お


Posted by サービスグラント at 14:54 | ラウンジレポート | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
LOUNGE Report Vol.2<前編> [2009年09月17日(Thu)]
■SERVICEGRANT LOUNGE Report Vol.2 <前編>
■NPO法人 病気の子ども支援ネット
  遊びのボランティア理事長  坂上和子さん









= Message =

「繰り返し訊かれることが活動の社会的意義の自覚を生む」
「サービスグラントとは、仲間内の言葉を社会の言葉に変えていくプロセス」
 By:NPO法人病気の子ども支援ネット遊びのボランティア理事長 坂上和子


1.はじめに

 子どもが正常に発達するためにはコミュニケーションが不可欠ですが、小児がん(15歳以下の子どもに発生する悪性腫瘍)などの高度医療を必要とする病気の場合、たとえばクリーンルームにいると兄弟も親も近寄れない状況にならざるを得ず、発達段階において大きな問題を抱えることになります。更に子どもを支える家族も、その病状によっては数年間病院に拘束されるなどその負担は計り知れません。現在、小児がんだけでも毎年3000人が新たに患者として登録されており、病気治療とコミュニケーションの不足による発育弊害という、2つの課題を抱えています。そうした問題に対して新宿区にある国立国際医療センターを中心に、子どもとの“遊び”を通じて、医療と子どものケアを切り離さず、市民の側から考えて患者に寄り添った活動で一緒に支えていくような、日本の病院ボランティアのモデルになるような展開ができたら、と活動しているのが私たち病気の子ども支援ネットです。
設立は1991年“遊びのボランティア”として立ち上がりましたが、2006年に、法人として“社会化”することで活動を広げられたらという目的でNPO法人化しました。
サービスグラントとは、06年〜07年にかけてWebサイトとセールスシートと呼ばれる団体の設立背景、活動内容についてまとめた営業資料作成の2つの提供を受けました。

2.病気の子ども支援ネットの立ち上がり

 病気の子ども支援ネットとして団体が立ち上がる以前は、新宿区にある保育所で保育士をした後、非常勤で障害児の通院施設に勤務し、そこでは在宅訪問指導員として家で人工呼吸器をつけていたりする子どもの発達や育児のアドバイスなどを行っていました。それとともに病院に長く入院していて在宅に移行できない子どもに対しても、ぜひ病院の中でもアドバイスをして欲しい、というソーシャルワーカーからの依頼により新宿区内の病院を回る仕事を始めました。個室でひっそりと闘病している1歳半から3歳までの子どもを担当していましたが、外科的な原因による病気の子どもが中心だったので、病院内のプレイルームで大勢の子どもとも一緒に遊ぶようになりました。
私は病院の職員ではないので担当のお子さんが退院するともう病院には行かなくなるわけですが、それは困る、と親御さんなどが新宿区長宛に病院につづけて欲しいと紙を書いてくれました。結局、区からは「住民ではないから」と断られましたが、手紙を書いて下さった親御さん達というのは白血病など病状の厳しい親たちで、その頼みはどうしても断れない。さらに病院からも頭を下げられて、特にこちらからボランティアをさせてくれという経緯ではなく病院に入るようになりました。
そのとき病棟師長から、「ボランティアは来たり来なかったりして無責任。それが病院にボランティアを入れたくない第一の理由だ。患者の期待を裏切らないで、やるのであれば続けてくれ」と言われました。あぁ、これは一人でできる範囲のものではない、というので最初は6人の仲間を呼び掛けて保育士らが立ち上がりました。
週一日から始めました。あるとき、目の見えない小児がんの子どもがいて、子どもは不安で壁をたたいて「クリーンルームから出せ」と言い、親は片時も子どもから目が離せず買い物にすら行けない、治療にも弊害が出ていたことがありました。主治医からボランティアにも治療に協力してほしいという要請もあり、平日にも遊びのボランティアが入るようになりました。すると、子どもは毎日来てくれ!という。それにも応えているうちに子どもに笑顔が戻り、クリーンルームやICUに入っているときも呼ばれて通うようになりました。残念ながらその子は亡くなってしまいました。普通は子どもの死後は、遺族と病院との関係は切れてしまいます。しかし親にとっては子どもが一番つらい時に支えてくれたボランティアは、子どもの心の友達になります。命日にお花を持っていったり、遺族との関係性は緩やかに続いて、それは結果的には難しい言葉でブリーフケアといいますが、子どもだけでなくその家族の支えあいの部分においてもボランティアにできることがあるということがわかりました。
従来、子どもの死のケアは、牧師さんだったり心理士さんといった専門家ではないかと思われていますが、実は大学生のお姉さんだったり保育士、絵画ができるおばさんだったりするわけです。子どもの成長には多様な刺激をもたらす人が必要で、たった一人の専門家では限界があるわけです。医療を市民側から考える、医療と入院児のケアを切り離さないで市民と一緒にやっていくことが大事です。アメリカやカナダではすでに出来ていることが日本ではできていません。病気の子ども支援ネットは病院を取り巻く環境の変革に挑んでいます。

<<前編 終わり>>



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文責:お
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