あまりにタイムリーな船出 〜 12番目のプロジェクトがキックオフ [2007年07月20日(Fri)]
![]() 7月16日に中越沖地震が起きたちょうど前日の7月15日に「地震と原発」をテーマとする報告会を行ったNPOがありました。 それが、サービスグラント12番目のプロジェクトとなる、NPO法人「高木仁三郎市民科学基金」です。 高木仁三郎、と聞いて、ピンと来た人がいらっしゃるとしたら、原子力やエネルギーの問題、環境の問題にお詳しい人かもしれません。 高木氏のプロフィールや業績については下記のサイトに詳しく紹介されていますが、大学で原子力を研究したというバックグラウンドを持ちながら、脱原発の社会をめざすために生涯にわたって活動をし続けてきた研究者であり活動家でもある人物です。 http://cnic.jp/takagi/index.html 原子力の賛否については、このWEBをご覧の皆さんの中にもいろいろな議論がありうると思いますが、高木仁三郎氏は、より一般的な議論として、科学や科学者のあり方について、以下のように述べています。 「巨大な予算を使って研究をおこなう大学や国立研究所ばかりが科学の主要な担い手と思われていた時代から,これまでマージナルとされ,科学者や専門家として扱われてこなかったような研究者や活動家,さらには非専門の市民が,この転換に大きな役割を果たしている.」 ※全文はこちらにあります (↑ とても共感が持てる文章。ぜひご一読を!) ダイオキシンの問題、地球温暖化の問題、産業廃棄物の問題など、身の回りには数々の問題が転がっていながら、いわゆる専門家としての科学者が、そうした市民の不安に応えることができていない、というような問題が多々あると指摘しています。 まさにこの「市民の不安」を出発点とした科学のあり方をめざす、それが、高木仁三郎市民科学基金(以下、高木基金。)が目指そうとしていることのようです。 このような、市民が主体となった科学研究の成果として、この、あまりにタイムリーすぎるタイミングに開かれた「地震と原発」をテーマとした報告会があるわけです。 こうした草の根の、市民の視点に立った研究活動とその成果とが、もっと社会に広く知られていくべきであるということは、いまや明らかとなった形です。 今回のサービスグラントでは、非常に重要な仕事をしていながら、まだ一部の人にしか知られていない高木基金の活動を、より多くの人に伝えることを目的として、WEBサイトのリニューアルに取り組みます。 キックオフミーティングにはチームメンバー5人が集合。 事務局からの簡単な説明に続いて、グラントマネジャーの宮本さんはじめ自己紹介。その後、高木基金の現状などをめぐって情報共有を行いました。 一同、その活動内容の充実ぶりに唸りつつ、とはいえ依然として「知る人ぞ知る」的な存在となっている高木基金が、もっと脚光を浴びるようにするにはどうすればいいか。さっそく、みなさんの頭の中にはいろいろなアイデアが浮かんできたのではないかと思います。 次のアクションは、高木基金を訪問しての初回ヒアリングです。 ということで、チームのみなさん、どうぞよろしくお願いします! |




