事始め [2015年01月21日(Wed)]
年始に新しいことを始める人は多いと思うが、自分自身が40歳を迎えた、こととは特に関係はないものの、どういうわけか、今年は、小さな事ばかりではあるが、事始めの多い年始となった。
事務所に弁当を持参するようになった。 実は、これは、自分が社会人になって一度もやったことがないことだった。 どういう風の吹き回しだろう。 生活防衛? それも否定しないが、それだけでもない。 昼に食べ過ぎなくて済むのがいい。 油をたくさん使った、胃にもたれるものを食べないことで、健康にもいい感じがする。 ちなみに、これは、前日の夜におかずが余ったときだけのこと。無理はしない。 往復の電車の中で、文庫本を読み始めた。 最近、本というものからだいぶ遠ざかっていた。 小説のようなものは、特に。 でも、こうして読んでみると、引き込まれるものがある。 初めて、子どもと二人でスキーに行った。 自分自身は30年ぶりぐらいのスキーだったが、意外と滑れたのには驚いた。 サービスグラントも事始めだ。 この前のブログで紹介したように、事務所の壁に、サービスグラントの考え方のようなものを貼り出したのも一つ。他にもある。 クレジットカードのシステムを新しくすることにした。 賛助会費を受け取るための決済システム。 これまで、月額いくらという固定の利用料を支払い続けてきたが、これからは、固定の費用がかからない新しいサービスに移行する。 小さな変化だが、重石が一つ外れたような身軽な気持ちだ。 先日、プロボノの経験が深い人たち何人かに集まってもらい、コアメンバー会議を開いた。 これまで、事務局のスタッフが、プロジェクト運営全般をサポートしてきたという従来の方式から、プロボノワーカーの中からコアな人たちがプロジェクトを運営していけるような形へと、新たに舵を切った。 そして、いま、サービスグラントのマニュアルを書き直している。 現状のマニュアルが、まるで中身がないものだったかのように思えるほど、充実したものを書いていきたい。10年間蓄積してきたものを、しっかりと形にする時が来ているのだ。 他にも、まだいまは発表できないが、新しいことが動いている。 今年はいろんなことが始まりそうだ。 人は変化し、組織も変化している。 2015年のいまに見合う形を、常に模索しているのだ、と思う。 |